あなたは、普段の洗顔に泡立て器を使っていますか? お肌を傷つけない洗顔のためには、泡立て器で作った濃密な泡で、お肌を包み込むことが効果的です。
泡立て器の使い方から洗顔の正しいやり方まで、この機会に見直してみて!
洗顔フォームやせっけんは、お肌をきれいにするためのものだと認識している人は多いのではないでしょうか。しかし、実は少なからず、お肌へダメージを与えています。
ダメージにつながってしまう原因に、濃度の高い洗顔フォームをべったりお肌へつけてしまうことや、手が直接お肌に触れ、摩擦を起こしてしまうことが挙げられます。
そこで、泡立て器を使ってしっかりとボリュームのある泡を作れば、お肌へのダメージを最小限に抑えられます。そして、すっぴんでもきれいなお肌の実現につながるのです。
最近、メディアなどで話題になっているのが10~30秒の短時間で、濃密な泡が作れる「泡立て器」です。
泡立て器は、ドラッグストアや100円ショップで手に入ります。色んなブランドから展開されているので、使いやすい泡立て器を手に入れてくださいね。
泡立て器は、カップ部分とスティック付きの蓋部分からなる、洗顔フォームやせっけんの泡立て専用アイテムです。蓋部分には、でこぼこと穴が空いています。
泡立て器を使うときは、まずカップ部分に少量の水やぬるま湯を注ぎます。次に、蓋のでこぼこ面に洗顔フォームやせっけんをすりつけ、カップにセットします。
その後、カップをしっかり押さえた状態で、スティックを10~30秒程度上下に動かします。少しずつ、スティックが重く感じられるようになってくるので、満足なボリュームになるまで泡を作りましょう。
蓋を外すと、カップの中にふっくらと濃密な泡が出来あがっています。まるで生クリームのように、弾力とボリュームのある泡を簡単に作れるのが泡立て器の魅力。これまで、手や泡立てネットを使って泡立てていた人なら、手軽さに驚いてしまうのではないでしょうか。
それでは、洗顔のやり方もチェックしてみましょう。
まず、あらかじめ手をしっかり洗ってから、泡立て器を使って濃密な泡を作っていきます。泡ができたら指先にすくい、おでこから洗っていきましょう。
続いて鼻筋、小鼻周り、顎、頬と、くるくると指先を回すように泡を馴染ませます。このとき、指が直接お肌に触れないよう気をつけましょう。
顔全体を十分に洗ったら、最後にぬるま湯でしっかりすすぎます。シャワーを使うときは、ぬるま湯を直接顔に当てないようにしてください。手でぬるま湯をすくって、20~30回を目安に洗い流していきます。
顔の中心部分だけでなく、すみずみまですすぎ残しがないように気をつけましょう。特に、生え際やもみあげのあたりには、泡が残りやすいので気をつけてください。
最後に、清潔なタオルでぽんぽんと水気をふき取っていきます。ゴシゴシこすらないよう、軽くタオルを当てる程度にタオルドライをしてください。
正しい洗顔を心がけることで、肌トラブルが起こりにくくなったり、毛穴が開きにくくなったり、乾燥しづらくなったり……と、うれしい効果が期待できます。
これまで、泡立て器を使ったことがない人も、美しいお肌づくりのために試してみてはいかがでしょうか?
Written by ちあり