この記事では、自力で鼻を高くしたいと思っている人に向けた、自宅でできる「鼻を高くする方法」について紹介しています。鼻を高くするマッサージやツボ押しなどの6つの方法について、すぐに実践できるように具体的なやり方を解説します。
アジア人は欧米人に比べて鼻が低い傾向にあります。日本でも鼻に対してコンプレックスを抱き「少しでも鼻を高くしたい」と悩んでいる方は多くいるでしょう。
鼻を高くする確実な方法といえば美容整形手術ですが、メスや注射針を使うことに強い抵抗を感じる方が多いのが現状です。できれば「自力でコンプレックスを解消したい」と感じている方は少なくないでしょう。
整形はできないけど、どうしても諦めたくないという方に向けて、この記事では鼻を高くする6つの方法についてご紹介します。
鼻は顔の中心にあり、美しさや第一印象を左右する大切なパーツです。長さや大きさなど人によって様々ですが、一般的に美しいと言われるのは、高くて鼻筋が通っているシュッとした形でしょう。鼻の形がキレイだと相手にも好印象を与えやすいというメリットがあります。
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鼻はほとんど「軟骨」でできており、軟骨は時間をかけてクセをつけることで、ある程度変化する可能性があります。
ただ、自力で鼻を高くすることは不可能ではないですが、絶対に高くなるという保証もありません。加えて、ある程度の年月をかけて正しい方法で行う必要があるので、注意しましょう。
自力で鼻を高くする6つの方法をご紹介します。たとえば、自宅でできるマッサージやツボ押しなどの方法がおすすめです。
今回紹介する方法は、どれもすぐに効果が出るといったものではありません。根気よく続けていくことで、徐々に理想の鼻の形に近づけていくことが大切です。
鼻を自力で高くする方法の中で、もっともよく知られているものは、この「鼻叩き」ではないでしょうか。「ますます鼻がつぶれて低くなってしまうのでは」と思う方もいるかもしれませんが、力いっぱい鼻を痛めつけるようなことはありませんのでご安心ください。
この方法では、鼻筋に沿って指で軟骨に刺激を与えることで、骨の成長を促します。
①石鹸や洗顔料で鼻と手を洗います。汚い手で何百回も鼻を叩くとニキビなどの原因になる場合もあるので、鼻と手は清潔にしておきましょう。
②指の腹を使い、眉間の方から鼻先へ向かってトントンと鼻を刺激します。このとき、早く効果を得ようとして痛みを感じるほど強く鼻を叩いたり、皮膚をこすったりしないように注意しましょう。
③鼻先まで叩いたら、また眉間の方から鼻を叩いていきます。回数としては、1回につき400~500回ほど叩くとよいとされています。
小鼻が横に張り出している人は、相対的に鼻が低く見えてしまう傾向があります。俗に「団子鼻」と呼ばれる状態です。根気強くマッサージを継続することで小鼻をすっきりさせ、少しでも鼻を高く見せることができるでしょう。
団子鼻に悩んでいる方は、お風呂上がりなど皮膚や軟骨が柔らかくなっているタイミングでマッサージを行いましょう。
①鼻叩き同様、手と鼻を清潔な状態にします。
②両手の人差し指を軽く曲げ、第二関節を使って鼻の両脇部分の頬を軽く叩きます。
③②で叩いた部分を、人差し指と中指の腹を使って軽く押します。
④③の位置から少し上の部分へと指をずらし、同様に指の腹で押します。
⑤そろえた人差し指と中指で鼻先をはさみ、くるくると回すようにマッサージします。
顔全体のマッサージをおこなうことで、顔立ちがくっきりし鼻筋もスッと通った印象になるでしょう。
①化粧水、乳液またはクリームを塗って、肌への摩擦を少なくします。
②首筋から鎖骨に向かって、下に流すイメージでマッサージします。
③人差し指の第二関節を使って、小鼻の脇から少しずつ横にズラすようにプッシュします。左右3点ずつ×3回ほど繰り返します。
④あご下に親指をかけ、人差し指の側面で頬全体を持ち上げるようにマッサージします。小鼻の脇から耳に向かって、老廃物を流すイメージで×3回ほど行います。
⑤人差し指と中指で耳をはさんで、前後に5~7回ほどぐるぐると回します。
⑥口を閉じた状態で、こめかみを手で押さえながらもう片方の手でフェースライン+頬を顔の中心から斜め上に向かって引き上げます。
眉間にある「印堂」は鼻づまりや鼻炎などの鼻のトラブルにかかわるツボで、鼻を高くするツボとしても知られています。特に道具も必要なく、押したりつまんだりするだけでよいので、いつでも手軽に取り組めます。
①手と眉間を清潔にします。
②眉間の真ん中を人差し指と親指でつまみ、やさしく刺激します。力が強すぎると肌が傷ついてしまうおそれがあるので、やさしく行いましょう。
③同じ箇所を軽く押して刺激し、尾骨の発達を促進します。
メイクで鼻に陰影をつけてあげることで、鼻を立体的に見せることができます。鼻を高くするメイクでは、シェーディングとハイライトを使います。
まず眉頭〜目頭のくぼみにアーチ状のシェーディングを入れ、小鼻まで伸ばします。加えて、鼻先を指でつまんだときにへこむ箇所と、鼻柱(鼻先と鼻の穴の中間)のでこぼこに沿って、斜めにシェーディングを入れると、より立体的になります。
ハイライトは鼻筋に入れましょう。
ポイントは、メイク全体のバランスを考え主張し過ぎないようにすることです。
鼻は軟骨で出来ているため、鼻クリップを使って加圧することで「だんご鼻」や「ブタ鼻」を徐々に改善できる可能性があります。鼻クリップはAmazonや楽天などでも購入することができます。
装着時間は商品によって変わってくるので、決められた時間を守って使用するようにしましょう。素材やサイズ感など、自分に合ったものを使用することで効果が得られる可能性も高まります。
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鼻を高くする方法として、「引っぱる」というやり方も聞いたことがあると思いますが、この方法はあまり推奨されていません。なぜなら、指の形によって軟骨に歪みが生じ左右差がでる可能性があるからです。
一度歪んでしまうと元に戻すのは大変なので、引っぱって高くするのはやめましょう。
「自力で鼻を高くしたい」と思っている方は、ある程度の時間をかけてゆっくり矯正していくことが大切です。鼻は大部分が軟骨で出来ているので、自力で高くすることも不可能ではありません。
顔や小鼻のマッサージ、ツボ押し、鼻メイクなど、自分にぴったりの方法を無理なく続けていくことで、理想の鼻に近づけていきましょう。
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Written by 六海うい