35歳オーバーの女性の中には、「婚活中に35歳を超えたら、もう結婚は無理? まだ諦めなくてもいい?」と悩む女性がいます。もちろん、35歳を超えたからといって結婚を諦める必要はないでしょう。
とは言え、婚活を成功させるためには、35歳未満の頃とは違う心がけが必要です。今回は、35歳オーバーの女性が結婚をするために心がけなければいけないことを考えてみましょう。
35歳オーバーの女性が婚活で選ばれなくなる理由の中で1番大きな理由は、出産へのリスクです。出産のタイムリミットは、40代の前半だと言われています。
高齢出産の定義は、WHOで決められていて「35歳以上の初産、2人目以降であれば40歳以上」
引用元:All About
実は、私もこの記事を書くまでは「不妊症でなければ40歳を超えても自然に妊娠できるだろう」と思っていました。ですが、どうやら30歳を過ぎると卵子の劣化が始まるようです。32歳までは37~38%ほどあった妊娠率も35歳を過ぎるとだんだん下がっていき、40歳になると20%を下回るとのこと。
また、高齢出産のリスクとして有名なのが染色体異常の病気です。30歳で952分の1だった確率は、35歳で378分の1にまで上がってしまいます。
このような具体的な数字を知っている男性は少ないでしょう。ですが、「出産へのリスクが低いのは若い女性」と男性はなぜか知っています。これは、一種の生殖本能です。
35歳オーバーの女性が結婚をするためには、どんな心がけが必要なのでしょうか。今回は、3つの心がけをご紹介します。
「結婚できないかも……」そう思うのは、今ここで終わりにしましょう。大事なのは結婚できるかできないかではない、と気づいてください。
「絶対に結婚する!!」
そう強く願うことが大切です。夢は、願わなければ叶いません。そして、強く願えば願うほど叶いやすくなります。
できないかも……なんて考える暇があるなら、結婚するためにはどうすれば良いかを考える方がよっぽど有意義な時間の使い方です。ひと休みすることはあっても、後ろ向きになったり婚活をやめてしまったりしてはいけませんよ。
35歳を過ぎたら、結婚したいと考える理想の相手や出会いを探す場所を変えてみてください。
婚活がうまくいかないのは、方法が間違っているからかもしれません。間違った方法を続けていたら、うまくいくものもうまくいかないですよね。そこで、物事がうまくいかないときは、続けるかやめるかだけでなく方法を変えることも視野に入れてみると良いでしょう。
例えば、
・「自分より年収が低い人はイヤ」と考えていた人は、いったん年収と婚活を離して考えてみる
・「40代の男性は却下」と思っていた人は、あえて40代の人とばかり出会ってみる
などです。
場所を変える場合は、これまでに行ったことのない場所に挑戦してみるのがオススメ。
例えば、ひとりで婚活パーティーに行くのが不安でマッチングアプリしか使ったことがないなら、婚活パーティーに行ってみるのも良いでしょう。実際に、ひとり参加しかできないタイプの婚活パーティーもあります。
反対に、婚活パーティーなどのマッチングイベントにばかり参加している人は、趣味や職場、地域のイベントも視野に入れてみてください。
35歳を過ぎたら、結婚相手のことばかりでなく自分にも目を向けることが大切です。
あなたがもし男性なら、今のあなたと結婚したいですか?「今の自分とは結婚したくない」と思ったなら、その理由は何ですか?
本当に結婚を望むなら、どうやったらその部分を変えられるかを自分で考えてみる必要があります。自分で自分を認めることができなければ、他人にも認めてもらえませんよ。
結婚は、ゴールではありません。幸せな夫婦生活を送るためには、本当の夫婦になれるようにお互いが努力することも必要です。35歳を超えたら、自分に何かを与えてくれる相手ではなく、お互いにお互いを必要として支え合える相手を探しましょう。
Written by 永瀬なみ