好きな女の子から振られた男性の心理ってどうなってるのか、考えてみたことはありますか? 失恋が悲しいのは男女共通ですが、男性ならではの問題もあるみたい。
振られた男性の心理と、それを恋愛に活かすテクニックを学びましょう♪
すでにつき合っていた場合にしろ、片思いの場合にしろ、失恋って受け止めるのに時間がかかります。
つき合いの長い恋人同士だったり、ずっと仲の良い友達だった場合などは、その衝撃も計り知れないですよね。
振られた男性には振られた事実をなかなか受け止められず、現実逃避してしまうケースが少なくありません。結果、無気力になったり自暴自棄になったりします。
失恋がショックなのは男も女も同じですが、女の子ってストレスを発散する方法が色々あるんですよね。
大声で泣いたり女友達に愚痴ったり。いくつかの発散方法を繰り返すうちにいつの間にか辛さが薄らいで、また新しい恋へと旅立っていきます。
でも男性の場合男性同士で愚痴や恋愛話をする機会は少ないです。それにおおっぴらに泣くのは恥ずかしいと思ってしまいます。
一人のときに泣いているのかといえば「男は強くなきゃダメ!」みたいな社会的イメージのせいでそうもいきません。
「失恋くらいで泣くなんてかっこ悪い」と、一人でいても強がってしまいます。
結果、ストレスや悲しい気持ちを上手に発散できません。時間が解決してくれるのをゆっくりと待つしかないので、すぐに立ち直れないことが多いです。
すごく仲が良かったり、結婚を意識するほど深いおつき合いをしていた彼女から振られた男性の場合、そう簡単に諦められません。すると振られた男性としては、
・悪いところがあれば直すから
・いつまでも待ってるから
などと言って別れを認めようせず、彼女の気持ちを繋ぎとめようとします。だいたい、これって叶わないばかりか、かえって悪い印象を与えてしまうだけなんですけどね……。
タチが悪いと、振られた自分に否があったわけではない! と思い込みます。自分に都合のいいように彼女のワガママや、一時的な気の迷いのせいにするんです。
「彼女は本当はまだ俺のことが好きなんだ」
と思い込んでいるので、つき合っていた頃と変わらずにLINEをばんばん送ってきたりします。
自分の気持ちが受け入れてもらえないことにショックを受け、悲しんでいるうちはまだかわいいもの。
ひどい場合は悲しみが憎しみに変わり、振った張本人である彼女自身や、まわりの人間への悪意となって表れます。
嫌がらせの電話やメールを送ってみたり、周囲の人に悪口を触れ回ってみたり……といった行動が一般的です。
一般的に男性はプライドが高く、自尊心を傷つけられることを嫌います。自分を振るなんてとんでもない女だ! という歪んだ考えが相手を傷つける方向に向かってしまうと、もう手がつけられません。
こうなった男性に近づくのは危険です。
もし気になっている男性が好きな女の子に振られてしょんぼりしていたらどうしましょうか。そんなときこそ、アタックのチャンスですよ!
心が弱っているとき、優しくされるとクラっときちゃいます。女の子だけじゃなく男性も同じです。
彼の長所を褒めたり、逆に気にしているところをフォローしたり。落ち込んでいるのを理由にして遊びに誘って元気づける作戦もいいですね。
関係を深めていくにつれ、男性にとっていつの間にか特別な存在になっていきます。
好きな子から振られた男性の心理状態と、それを利用したアプローチ方法をご紹介しました。
好きな子から振られて悲しいのは、女の子だけじゃありません。普段は強く見せている男性も意外とデリケートだったりするものです。
筆者の好きな漫画に「『悲しい』と泣けない分、男の人は辛いのかもしれない」というセリフがあったのを覚えていますが、まさにそうなのかもしれません。
男性は気持ちを表現したり発散したりするのが女の子に比べて下手なのでしょうね。
気になる彼の繊細な心に触れて、グッと親密度をアップさせちゃいましょう!
Written by 七尾なお