「脈なし」なのに、脈ありと勘違いする、女子にとっては少々迷惑な男の言動のまとめと、なぜ勘違いするのか、についてお届けします。
●「ひと口ちょうだい」
飲み会で女子が「ね、そのウーロンハイ、ひと口ちょうだい」と言ったことに「脈あり」と勘違いする男子……。
●「ごちそうさま」メール
友だちの男子と飲みに行って、彼がお会計を少し多めに払ってくれた場合、帰りの電車の中などで彼に、「今日は楽しかったね。ごちそうさま」と、礼儀正しいメールを送る女子もいるかと思います。このメールをしげしげと眺めつつ「彼女はおれに気があるな」と勘違いする男子もいるそうです。
●ボディタッチ
会話の流れ、というか勢いで、男子にボディタッチする女子もいるかと思いますが、それを脈ありと勘違いする男子……王道をゆく男の勘違いでしょう。
●「その本、貸して」
「その本、おもしろそうだから、読み終わったら貸してよ」と言う女子のひと言に勘違いする男子……いるそうです。
●肩からブラの紐が……
肩からブラの紐が偶然見えた……彼女はおれのために、わざわざブラ紐を見せているのだろうか……こういう勘違いも報告されています。
●伸び~
ブラ紐のアレンジパターンです。会社で、男子の前で「伸び~」ってする女子。「あ~今日も疲れた……伸び~」ってやると、カラダのラインがあらわになりますよね? 「そんなにおれのこと、誘いたいの?」と勘違いする男子。
●いつも笑顔
いつも笑顔の後輩女子に対して「会うたびに笑顔ってことは、もしかして、彼女、おれのことが好きなのかな」と思って、口説いたら、彼女に泣かれて、その事実が上司にバレて、丸坊主になった男子社員(27歳)。
●笑顔で「また来てね」
キャバクラで、キャバ嬢が笑顔で「また来てね!」と言えば、なけなしのお金をかき集めて、ホントにふたたびお店にやってくる男子(28歳)。
などなど、キリがないくらい、男子の勘違いってあります。
女子として、男子の気を引くために、あえて勘違いさせる、というのであれば、どんどん勘違いさせちゃうといいと思います。これくらいの恋の駆け引きがないと、生きていてつまらないですもんね。
でも、勘違いしてほしくないのに、男子が勝手に勘違いしちゃえば、女子として迷惑ですよね? でも、男子って、「勘違いしないと生きていくのが困難」なのかもしれません。
勘違い、つまり男子からすれば「淡い期待を抱く」わけですが、淡い期待をつねに発見して胸に収めておかないと、男子はきっと正気を保っていられないのです。
男ばかりの職場にいて、仕事が終わっても女子がいるお店に飲みに行かない男子は、ホントに生涯カタブツか(たとえばホントに動物の研究が好きすぎる学者とか)、やがて正気を保てなくなって性的なことで人生を失敗するかのいずれかです。歴史がこう証明してくれています。
つまり、小さな勘違いをすることで(小さな「淡い恋の期待」をすることで)、男は「まともに」生きてゆけるのです。それはきっと、女に比べて男は、生まれもって淋しさをたくさん抱えている生き物だからではないかと思います。
つまり「男をやり続けること」の、一服の清涼剤として、勘違いしているってことです。女子にとっては迷惑千万な話かもしれませんが。
Written by ひとみしょう