女子は女子で、片思いの彼にどんなふうに告白をすればいいのか、悩んでいたりするでしょう。それ、男子も同じなんです。でも男女で同じようなことを悩んでいても、話が始まらなかったりしますよね。
今回は、男子がどんなふうに片思いの告白の仕方について悩んでいるのか、についてご紹介しつつ、それを女子がどんなふうに逆手にとるとモテるのか、について見ていこうと思います。
男子が、片思いの女子に告白するとき、すごくストレスを感じているのが「恥ずかしくてストレートに好きと言えない」ということです(これ、女子も同じですよね)。そして、女子は、こんな煮え切らない男子を前に「男なら、男らしく好きと言えよ」なんて思ったりもしていますよね。
◆対策
これは、男子を「もう好きと言わずにはいられない状況」に追い込むしかないですよね。それはたとえばどういった状況なのか?
「彼女いる?」と聞くとか。「いない」と彼が答えたら「わたしのような彼女ってどう?」と聞くとか。「君のような彼女ができたらうれしいです」と彼が答えたら「じゃあ、つきあおっか」と言って、彼が「はい、つきあってください」と思わず口走ってしまうとか……。
こういうテンポのいい会話ができない女子は、ボディタッチを繰り返すとか、露出多めの洋服を着るかと……まぁ、ありふれた「押し」のテクってことですよね。
とくに若い男子にありがちなのが、お酒の力を借りないと「好き」と言えないということです。こういう男子に対して「お酒が入ったから好きと言っているだけで、シラフならわたしのこと、好きじゃないでしょ?」と言う女子が多いですよね。
◆対策
酔っぱらっている男子が言う「好き」を頭から信用しない女子のみなさんは、もう少し「遊び心」を持ってみては? 遊び心というのは、なにもこういう男子とエッチ目的で遊びましょうということではありません。
男子の本質である「幼い男の子のような恥じらい」と、あなたの「子どものように楽しく遊ぶ気持ち」が混ざり合えば、「酔っている男子からの告白であっても、まぁ少しくらいは彼の話を聞いてあげようかな」と思ってみてはいかがでしょうか、ということです。
わりと女子とコミュニケーションをとるのがうまい男子(ごく一部の限られた男子)は、女子のことをそれとなく褒める天才です。
「今日もきれいなワンピース着てるね」とか……そうやってさりげなく女子のことを褒めて、少しずつ仲良くなって、告白してつきあいます。が、大多数の男子は、好きな女子を前に素直になれません。
だからたとえば……女子の前でわざと強がってしまうとか、自慢話ばかりしてしまうとか、極端に子どもな男子だと、好きな女子にいじわるするとか……こういうことになってしまっています。そしてそういう男子たちは、家に帰ってから、人知れず後悔しているのです。
◆対策
「ホントはわたしのことが好きなくせに」というセリフを言ってみるといいです。漫画やドラマでわりとよく使われるセリフだと思います。そして、わりと恋愛上級者向けの発言かもしれません。
でも、このセリフを言う「タイミング」が大切なんですね。タイミングさえつかめたら、このセリフがもとでつきあえたりもします。
いかがでしょうか。
女子が片思いの告白の仕方に悩むくらいなら、女子から告白しやすい状況を、女子みずからが作り出して、告白したほうがはやいということです。つまり告白するのに、勇気など必要ではなく、「告白しやすい状況をいかに作るか」という「知恵」が必要なのです。
「告白は男子から」なんて発想は「女子はおとなしく専業主婦をすればいい」という考えとおなじで、古臭く、性差別的な言葉なわけです、今の時代は。
幼いころから恋愛のことなど度外視して、たとえば戦闘ものの漫画やキャラクターと遊んできた男子から、恋愛にかんする知恵、とくに「男から告白する知恵」が出てくるのを期待して待っているほうが、まちがっているといえば、まちがっているのです。
Written by ひとみしょう