彼氏と長く続いている人は、いったいなにを妥協しているのか? について、今回は見ていきたいと思います。
さっそくご紹介しましょう!
「自分のことが好きとか嫌いとか……わたしの後輩女子は、酔うといつもこんなことを言います。でも、好きであろうと嫌いであろうと、自分のことなんか適当に放置しておくといいんです! だって、自分って、第三者がいるから自分なわけでしょ? だから自分のことにこだわるのではなく、他人と積極的にかかわっているうちに、自分のことがまあまあ好きになってくるのです」(27歳・受付)
自分とは、他人が輝かせてくれたり曇らせてくれたりする、ただの生き物……たとえば「自分」ってそういうものです。
つまり、自分が嫌いと言っている人って、学歴や今の仕事や親との関係にこだわりすぎている……こういう見方もあるということです。
もっといい加減に、つまり良い加減に、自分との「間合い」をおいてあげると、彼のことが見えてきて、交際が長持ちするということです。なんでも「こだわりすぎ」たら、自分も相手も疲れるだけですよね。
「彼の欠点なんて、長くつきあっていたら、たくさん目につきます。でもそこに目をつむります。妥協しているわけではなく、誰だって欠点の2つや3つ、持っていますよね?」(28歳・キャビン・アテンダント)
自分欠点とうまくつきあえている人は、彼との交際が長持ちする……こういう名言もあります。
「彼とのデート代は、そのときお金があるほうが払っています。だって、お金って、なくなればまた稼ぐといいものでしょ?」(25歳・生保)
結婚までに*百万円貯金しよう! と思って、自分のお金をいっさい払わない女子もいますよね。
でもカップルにおける「風通しの良さ」を得ようと思えば、「お金って、なくなればまた稼ぐといいし~」と、牧歌的に考えておくことも大切なのでしょう。
「わたしの彼はフリーターです。でも、彼の能力や人間性を見ていると、そのうち定職を持つだろうと思って、わたしは気にしていません」(28歳・医療事務)
彼の「これからやろうとしていること」や、潜在能力に期待を寄せてあげることができる人って、彼女しかいませんよね。
いかがでしたか?
妥協って、わりとネガティブなニュアンスを持っている言葉ですが、未来の自分や、未来の彼に期待をして、ちょっとばかり問題を先送りすることができる能力のことを妥協というのかもしれません。
つまり、「うまく妥協できている人」って、「オトナな態度」を彼に表明している、と言えると思います。
オトナな態度で彼に接しようと思えば、きっとそこには彼に対してではなく、自分に対する期待や希望をまっすぐに持てる能力が求められるのでしょう。
もっと簡単に言えば、ひとりで生きていても、希望を見出すことができる人は、きっと交際が長持ちする立派なオトナの人格を持っているのでしょう。
Written by ひとみしょう