もう使い古されまくった表現ですけど、恋愛って寿命がありますよね。
付き合う直前から付き合った直後ぐらいが一番お互いにドキドキしていて、そこからは段々とそのときめきも時間をかけて右肩下がりになってしまうものです。
そしてこの気持ちの移り変わりのせいで、失恋という結末に至っちゃう人がいるんですよねぇ。これはもう、ある程度しょうがないことなのかもしれません。
いくらこの理屈に抗おうとしても、やっぱり冷めるものは冷めるわけです。永遠の愛なんて実際にはありえないというか、あったとしても万人がそれを実感できるわけではありません。
ただ、だからと言って毎度同じような理由と展開のせいで気持ちが冷めていては非生産的。
ここはひとつ、どうすれば恋愛中に冷めてしまうという事態を回避できるのか。これについてぜひ一緒に考えてみましょう。
1. 失恋理由が「冷めた」という場合、それが自分の欠点である可能性を認めよう
人間は、失敗から学ぶことのできる生き物です。しかし、失敗を生かすも殺すも当人次第というのが実情で、毎度同じ失敗を繰り返す、という人だって少なくありませんよね。
恋愛でいえば、毎回「運命の出会いをした」と浮かれて、それこそ周囲にも触れ回り、いかに素敵な彼氏と素晴らしいデートをしたかをSNSに必死に投稿している女性って大勢います。「今の彼氏、マジで最高。もう何をしてても楽しい!」みたいな、いわゆるノロケですね。
そのノロケの数が多い人って、熱しやすく冷めやすいタイプの典型ではないでしょうか?
で、そういう恋愛的な“主語”がいちいち大きい人に限って、恋人とのちょっとした言い合いがあっただけで気持ちが冷めてしまう傾向が顕著に見てとれますし、相手のちょっとした癖や言動のせいで、急激に熱が沈静化してしまう場合が多いように見受けられます。
これって、必ずしも建設的で前向きな恋愛観ではないですよね。
人には欠点があります。その欠点を補いつつも仲良くしていってこその人間関係です。同僚、友人、そして恋人同士だって、この枠組みの中で成り立っています。
恋愛をしているうちに些細なことで冷めてしまう自分を自覚するというのも、当人の今後にとってはかなり重要なことで、そういう欠点が自分にあるということをしっかり認知することは、今後恋愛をする上では欠かせない努力と考えていいでしょう。
2. 失恋の直接原因と「冷めた」は同時に来る!
さて。前項ではちょっと偉そうな口調で「多少の欠点に対してその都度冷めては同じことの繰り返しだ」みたいに言いましたが、なんでもかんでも「あなたが冷めるのが悪い!」と言うつもりは、もちろんありません。
愛情が冷めるというのは男女間の永遠の命題です。いずれかならず愛は冷め、目は覚めるときが訪れます。
実際、冷めたとしても仕方がない原因は確実にみなさんの周りにも転がっていますよね。
たとえば相手に浮気をされた。他に好きな人ができた。結婚願望があるのに、相手にはそれがなかった、などなど。恋愛の機運が下がっても仕方のない原因というものは、世間に山ほど存在しています。
そしてそれらにぶつかったとき、恐らく人は(特に女性は)スッと冷める傾向があるんでしょう(男性の場合は割と、冷めても惰性で付き合いを続ける傾向にあります)。
つまるところ、相手に対して「う~ん」と思うに至ったその瞬間、同時にその恋愛関係には冷めが生じるというわけですね。
理由もなく冷めたから別れる原因を探すという人もたまにいますけど、大半は原因ありきで、そのせいで冷めたという形になるんじゃないでしょうか。
3. 冷めやすい性格は短所? それってなおせる?
さっきも触れましたが、やたらと「運命の出会いが~」みたいなことばかり言ってる女性ほど、さっさと冷めて破局するものです。
そして同じことを何度も何度も繰り返し、その結果恋愛適齢期を過ぎて焦っちゃう、みたいな光景を筆者は何人も見てきました。
でも、これってなかなか自力ではなおせないものみたいです。
傍から見れば「その熱しやすく冷めやすい性格を自覚するだけでいいのに」ってな話なんですけど、指摘するのは簡単でも、理解させるのって難しいんです。
恐らくいま、このコラムを御覧の方の中にも、ズバリそういう女性がいることでしょう。失恋の原因は数々ありますが、やっぱり結局のところ冷めたから別れるという男女は多くいるのです。
で、これをなおすための方法って、極論ですけど我慢に尽きるんですよね。
「あれだけ燃え上がって付き合ったんだから、ちょっとやそっとで別れるというのもいかがなものか」と考える。それを当人が努力してモノにする他ないような気がします。
でも、これ性格的な問題なんですよね、結局。冷めやすい人の抱える冷めやすさって、性格、人格によるところも多くて、言ってしまえばその人の個性です。
その個性が、円満で長く続く恋愛を邪魔していると考えても、あながち間違いではないでしょう。癖は矯正できても、性格となると難しいでしょうね。
「では救いはないのか!」と問われると、そんなこともないと言うか。
一つは割り切ることです。自分は冷めやすい人間だ、と理解し、パートナーにも事前に伝えておくのがいいでしょう。そうすれば相手もあなたを冷めさせないように努力をしますし。ある程度は。
もう一つは、極論になるけど、我慢です。そもそも論で、生まれも育ちも異なる男女が、相手に失望もせず何年も仲良くできるなんてのは幻想。おとぎ話です。
食事の際の振る舞いが気に食わないとか、会話の癖が妙にイライラしたりとか、生活の中でのちょっとしただらしない部分とか、そういうところを嫌だと感じるのは当然のこと。
さらにはお互いに刺激を受けるような時期も過ぎ去ってしまうと、余計にそのリスクは高くなってしまいます。誰だってそうなのです。冷めやすい人だけが問題なのではなく、いつかは誰もがそうなるのです。
だから、そういう事態がいずれ訪れるということを、毎度の恋愛がスタートする際にちゃんと意識しておくことですね。
「あ~運命の人! 最高の恋愛ができてる!」とノロケたあとに「でもこれもあっという間に過ぎ去って、いつもの倦怠期が来るのは間違いない」と、備えておくこと。
それが大事ですし、それこそが失恋を重ねて人が成長するという表現の、根本にある原資でしょう。
4. おわりに
恋愛って、みんなが当たり前にできることです。特別なことではありません。だから、そうそう運命とか、奇跡とか、そういう言葉で飾らないほうがいいんですよね。
みんな最初は少なからずそういう幻想を抱いて、そうして「やっぱり気のせいか」を繰り返して、いつしかおじさんおばさんになっていくわけなのですから。
そう考えると、多かれ少なかれ恋愛をしていて冷めるという現象は、私たち全員に共通した欠点とも言えるでしょう。
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