「どうしてあなたはそう女心が分からないの」。
周りにいる女性や付き合っている彼女からこう言われてしまい、ワケが分からず途方に暮れる男性は多いですよね。
女心が分かってないと言われがちな男性の言動を具体的に紹介するので、自分に当てはまるかどうかチェックしてみてください。
1. 相談されたら結論を出さなきゃいけないと思っている
男性は何か問題が持ち上がると、うやむやにせず、きちんと解決しなくてはならないと考えます。
そのため、女性から相談を持ちかけられると張り切ってアドバイスしてしまい、役に立ったつもりが、うんざりした顔で「もういい」と言われてしまうのです。
これはなぜかというと、女性はただ話を聞いてほしいだけであり、具体的な解決策を求めているわけではないから。
女性同士が会話しているところを観察するとよく分かるのですが、相槌は打ちながらも「うん、うん」「分かるよ」とただ同調しているだけの場合が多いです。
愚痴や悩みを聞いてもらってストレスを発散するのが目的なので、女性のほうから「アドバイスをしてほしい」と言われたのでもない限り、相談事はひたすら聞くだけに徹しましょう。
2. デリカシーがない
「最近太った?」などと、女性が気にしていることを平気で口にする。
ヒール靴を履いていて歩きにくいのに、こっちを気遣わずスタスタ歩いていってしまう。
このようなデリカシーのない男性も、女性から「女心が分かってない!」と嫌われがちです。
容姿に関しては「別に少しぐらい太ったっていいじゃん」と思ってるからこそ言えるのかもしれませんが、女性は見た目の変化に敏感なので、はっきり指摘されるとかなり傷つきます。
また、喜んでほしくておしゃれしていったのに、歩きにくさなどを一切考慮せずマイペースに行動されてしまうと「私の努力って一体なに?」「私のこと、大事じゃないの?」とむなしくなるものです。
男性にしてみれば「なんでそんなこと気にするの?」「だったら歩きやすい靴で来ればいいじゃん」と理解し難いことかもしれませんが、好きな人にかわいいと思われたいという女心なので、分かってあげてください。
3. 自分の話ばかりする
俺様やナルシストタイプの男性は、女性といても自分の話ばかりする傾向があります。
こっちの話はほとんど聞いてもらえない上、口を開けば自慢話や他人を見下す発言ばかりというのでは、女性がうんざりしてしまうのも当然。
さらにもっと最悪なのは、女性の言うことにいちいち「それは違うんじゃないかな」とダメ出ししてしまう男性です。
本人は「何も分かってないこの子に正しいことを教えてやっている親切な俺」というスタンスかもしれませんが、それをやられる側は、相手からバカにされているようでたまったものではありません。
女性は、上から目線で知らなかったことを教えてくれる男性よりも、気持ちを尊重しながら楽しく会話をしてくれる男性のほうが好きです。
自分の言動にえらそうな部分があると自覚している男性は、女性を傷つけないためにも少しずつ改める努力をしてみましょう。
4. 本音と建て前が分からない
女性は、男性から気にしてほしくて本音と建て前を使い分けることがあります。
たとえば、やきもちを焼いてほしくて「同じ職場の人から食事に誘われちゃった」と彼氏に報告する時。
てっきり「行かないでほしい」と止めてくれると思っていたのに、ニコニコしながら「楽しんできなよ」と言われてしまったら立場がありません。
他にも、かまってほしくて拗ねたふりをしているのに完全スルーとか、重いと思われたくなくて必死に我慢しているのに女友達と遊びに行ってしまうとか、女性が心の中で「もうっ、どうして!?」とはがゆく思っていることはたくさんあります。
男性は「そんなのはっきり言ってくれなきゃ分からない」と思うかもしれませんが、女性は彼氏にちゃんと察してほしいのです。
「なんか無理してる?」「笑顔が引きつってるなぁ」なんて思う場面があったら、彼女の言葉をそのまま受け止めるのではなく、本当はどうしてほしいのかを考えてみましょう。
5. 必要な時しか連絡をとろうとしない
男性には電話やLINE(ライン)をめんどくさがる人が多いですが、女性はそうしたやり取りで彼氏との愛情を確認したいものです。
特に用事がなくても声を聞くだけで嬉しいし、たわいのない会話やスタンプでLINEの画面が埋まっていくのを見ているのが幸せ!
なのに、「用もないのにいちいち電話かけてくるな」と冷たく言われてしまったり、LINEを送っても反応してくれなかったりすると、「あんまり私に興味ないのかな」と寂しくなってしまいます。
もちろん限度はありますが、彼女が電話やLINE好きなタイプなら、できる範囲で付き合ってあげてください。
また、彼氏が予定を教えてくれないことに不安を感じる女性も多いので、休日の予定や飲み会のメンバーなどはできるだけマメに伝えてあげましょう。
6. おわりに
女心には男性が理解できないものも多いですが、女性の言動をそのまま受け止めず、「本当はどうしたいんだろう?」と考える癖をつけることで、少しずつ本音の部分が見えてきます。
よく女きょうだいのいる男性は女性の扱いがうまいと言われますが、これも幼い頃からの訓練の賜物なのですね。
楽しく付き合ったり、円満な家庭を築いたりするのには彼女や妻の女心を正しく理解することが不可欠なので、失敗も重ねつつ、少しずつ理解する努力をしてみてください。
こちら側が精一杯の誠意や愛情を見せれば、きっと女性もそれに応えてくれますよ!