お付き合いをしている彼から「結婚したい!」と言われたら、どうしたらいいのでしょうか。
はじめは戸惑ってしまう人が大半だと思いますが、プロポーズを受けたらいよいよ結婚に向けての準備を進めましょう。
プロポーズを受けた女性がするべき準備についてご紹介します。
1. 結婚資金の準備
十分に資金を用意すると安心
結婚式をする、しないにかかわらず、結婚をするということはとてもお金のかかることです。
新居を構えたり、家具を揃えたりすることはもちろん、結婚指輪や婚約指輪、新婚旅行などをする人もいるでしょう。
さほど贅沢をしなくても、数十万円から数百万円単位でお金がポンポン飛んでいくので、それに備えておくことができるように資金を十分に用意しておくことが大切です。
ちなみに、結婚式の費用は、首都圏で200万円代から300万円代が相場。最近はご祝儀をそのまま結婚式費用に充てるカップルも多くいますが、すべてをまかなえる人は少なく、結局自己負担額も大金になります。
結婚後は、新婚生活が始まるので、そのための生活資金も残しておかなくてはいけません。
授かり婚の人は、産休の間収入が下がったり、無収入になったりすることもあります。
結婚生活は「愛が大切」なんてきれいごとばかりは言っていられません。資金を十分に用意しておくことは、心の安定にもつながります。
2. 仕事をどうするか考える
彼と話し合いの場を持つこと
結婚を機に、寿退社をするか仕事を続けるかを考えましょう。
最近は、結婚後も夫婦共働きをするという考え方が当たり前ですが、たとえば、彼の実家が自営業で彼が2代目として跡を継ぐ場合、奥様であるあなたも事業を手伝わないといけないのであれば、会社を辞めなくてはいけないでしょう。
また、彼が転勤の多い会社で働いているとか、結婚後にすでに海外赴任が決まっているなどするなら、退職せざるを得ない状況に追い込まれるかもしれません。
プロポーズを受けたら早い段階で、自分の仕事を続けるかどうかということについて二人で話し合ってください。
3. 家事ができるようになっておく
料理に慣れておくと◎
一人暮らし経験のある人は、掃除や洗濯、食事の支度などの家事はお手の物だと思います。
しかし、今まで実家暮らしで、1度も家を出たことがないという人は要注意。
「いつも家の手伝いをしているからできる」なんて自負のある人も、実際に自分ですべての家事をするとなると、戸惑ってしまう人は多いようです。
最も難関となりやすいのが料理。自分一人分のごはん支度はできても、人に食べさせるための料理は作ったことがないという人は、何を作ったらいいかわからず、自分の料理に自信を持つこともできません。
そこで、彼との同棲を始める前に料理することに慣れておくことが大切。友達や家族などに自分の作った料理を試食してもらうのもいいでしょう。
4. 二人で進める準備
①まずは、両家へのあいさつから
「結婚したい」と言われたら、まずは、両家へのあいさつを済ませましょう。
お互いの親に「結婚したい人がいる」と伝え、二人揃って親に顔を見せ、結婚の承諾を得ます。
新郎家、新婦家のどちらを先に訪れてもかまわないのですが、両家を訪れる日程はなるべく近い方がいいでしょう。
結婚は二人だけのことではなく、家と家の付き合いが始まる大切な節目でもあります。
すべての結婚準備は、まず両家へのあいさつを済ませてからというのが筋です。
② 両家顔合わせ
結婚の承諾を得たら、両家が集まって顔合わせをします。結納や食事会といった名目で親や兄弟、祖父母(2親等くらいまでが多い)などが集まります。
結納は、略式のものを行う人が大半で、最近では結納自体を省く家も。結納とその後の食事会が一緒になったプランを用意しているホテルなどもあります。
両家の都合に配慮し、なるべく早めに日程を調整しておきましょう。遠方から来てもらう場合は、主要駅に近いところなど、交通の便がいいところを選ぶといいですよ。
③結婚式場と日取りを決める
結婚式をするのなら、結婚式場を探し始めましょう。人気の会場は、1年前に予約をしようとしても取れないことがあるので、気になる会場がある場合は早めに訪れてください。
中には2~3か月前など直前に決める人もいますが、結婚式準備に2~3か月というのはとても短く、打ち合わせやドレス選びなどのスケジュールがぎゅうぎゅう詰めになり、満足いく準備をすることが難しいでしょう。
結婚式場選びは、少なくとも半年くらい前までに始めることをおすすめします。
5. まとめ
「結婚したい」と言われたら、あまりの喜びに誰もが舞い上がってしまいますが、浮かれているばかりではいられません。冷静に現実を見て、結婚のための準備を始めましょう。
結婚準備は気ぜわしく、切羽詰まった気持ちで行うものではなく、心の余裕をもって進めるのがベスト。ですから、早い時期から時間をかけて行いましょう。
やることが多かったり、初めてのことに戸惑ったりして疲れてしまう人もいると思いますが、そういった時は休息を取りながら、マイペースに進めてくださいね。