好きな彼が振り向いてくれない……。
仲はいいけど女友達としか思われていない……。
「仕方ない。わたし、色気がないもん」
なんて諦めていませんか?
どうしてあなたには色気がないって思うんですか?
「だって童顔だし、胸も小さいし」
もしかしたらそれ思い込みかもしれません。
女の子が思う色気と男性が感じる色気って少し違っていたりするんです。
今回は、女友達を卒業したいアナタのために、
“男性が色気があると感じる女性とは?”を、男性の言葉を参考に様々な角度からさぐってみたいと思います。
1. 僕たちが色気があると感じる女性
見た目
Aさん:30才/男性/会社員
Bさん:28才/男性/公務員
Cさん:25才/男性/プログラマー
Aさん
「露出とかはあんまりしてなくて、でもスタイルいいんだろうなあって想像させられる女性。おしゃれだけど、もろに流行りみたいなかっこうはしてなくて。で、うなじとか足とかチラッとみえただけで女っぽくてぞくぞくする感じ。雰囲気のある人ってことかも。」
Bさん
「僕が思うのはヒールが似合う女性。ちょっと筋肉がある足で背筋を伸ばして歩く。シンプルな格好だけど、化粧も行き届いていて品がある女性に色気を感じます。」
Cさん
「足は結構重要ですよね。色気の象徴というか(笑)。あとは、黒を上手に着ていて、身体のラインがきれいな人かな。知的だけど笑うと可愛い女性。」
Bさん
「ギャップが大事」
Cさん
「そうなんです。いつも可愛いでしょ? みたいな雰囲気の女性って子どもっぽいし疲れるじゃないですか。時々可愛くて、少し思わせぶりな雰囲気なんだけど、それがいやらしくない人がいい。色気がある。」
Aさん
「いやらしいのは、ただの男好きみたいだし」
Cさん
「ですよね。品がないです」
色気を出すと考えたとき、女性はつい胸やくびれを強調した服装や、シナを作って男性にアピールするようなことを想像しがち。
でも男性の意見は少し違うようで……どうやら雰囲気がある、品がある、というのがキーワードのようです。
性格
Aさん
「とにかく男に媚びない。自分に自信があって女の弱さをアピールしない。こっちが頼りたくなるような強い女性に色気を感じる。」
Bさん
「甘えさせてくれるような?」
Aさん
「そう。でも時として壊れそうな所があったりして」
Cさん
「さっきも話したギャップですね」
Aさん
「女の子女の子してない女性が急に頼ってきたり、甘えるのはグッとくる」
Bさん
「それって色気かな。グッとくるのはわかるけど。」
Cさん
「ちょっとした隙があるってことじゃないですか。すごくしっかりしているのに、どこか隙を見せられると手を出したくなります。それが色気を感じるってことですよね。全く寄せつけないのは色気も感じない」
Bさん
「なるほど。自分が1番思うのは、謎の多い女性。楽しく話したりも出来るけど、どこか全部見せてないというか」
Cさん
「ミステリアス」
Bさん
「そう。自分のこと何もかも語られると冷めますね」
Cさん
「過去の男性遍歴とか」
Bさん
「そういうの聞きたくない。」
Aさん
「想像したいよね。」
女性が思う『色気のある女性」は男性に媚びを売るのが上手なイメージがありませんか?
男性からするとそれは『いやらしい』ということになるようで……強さと弱さのバランスがよく、見せない部分、わからない部分を持っている女性に色気を感じるようです。
仕草
・髪
Aさん
「髪をかきあげる仕草が断然そそられる。ふわっといい匂いがしたりしたらもう……。」
Cさん
「僕は髪を耳にかける仕草が好き。白い耳が見えるとワッて思う。」
Bさん
「女の子が髪を触る仕草って鉄板だよね。綺麗な指先だとさらにいいけど……。」
・ボディタッチ
Cさん
「身体に触れられるとドキドキしますね。でも何気ない感じがいいです。そっと膝に手を置くとか、ねぇって感じで肩をたたくとか。」
Bさん
「わかる。あんまりカジュアルに触られると、その子のクセなのかなって感じで冷めるし、露骨なのは色気丸出しみたいで下品だから苦手。」
・タバコ
Aさん
「俺はタバコの似合う女性は色っぽいと思う。ただ吸い方。端を噛んだり、煙を人に向かって吐いたり下品なのは腹が立つだけ。品よく格好良く吸って欲しい。」
Cさん
「自分が吸わないので、ちょっと抵抗あるんですけど、でも前に『吸ってもいい?』って聞いてくれた女性がいて、その人は吸い方も何だか色気がありました。」
・声
Bさん
「甲高い声は色気ない。落ち着いたトーンで、ゆったり話して欲しい。」
Aさん
「ハスキーボイスが結構色っぽいって思う。あんまりお喋りじゃなくて、ふと、みたいな調子で。」
Cさん
「酒焼けっぽくないですか?」
Aさん
「それはいやだけど、がさがさしたハスキーじゃなくて低くて柔らかいというか」
Bさん
「耳に心地いいってことですかね。声って色気に結構関係ありますよね。」
・足を組む
Bさん
「あと、足を組むのは普通は態度悪く感じるけど、それが堂に入っていて品悪く見えない女性は色気を感じる。」
Cさん
「個人的に女の人が足を組みかえる仕草がそそられます。」
男性は、意外に、何気ない、落ち着いた仕草に『色気』を感じているのですね。
ここでも『品』という言葉が目立ちました。
『色気』と『品』。なんだか相反するようですが、男性は品のない女性にはいくらセクシーでも惹かれる色気を感じないようです。
2. 女友達を卒業したい……! アナタの色気の出し方
男性は女性の顔やスタイルだけで色気のあるなしを判断しているわけじゃなさそうです。
女友達を卒業して好きな彼に意識されるために、アナタも男性が惹かれる『色気の出し方』を身につけませんか。
無理して派手な服を着たり、接近したりする必要は全くありません! というより、それは逆効果だってことがわかりましたよね。
あらためるところがあるとすれば……!
いつも高い声や大きな声で話をしていませんか?
下品な話に屈託なく加わり過ぎていませんか?
笑いながら相手を叩いたり、品のない仕草をしていませんか?
何もかもあけすけに見せてしまわないこと。
弱さを見せるのは時々にする。
品を意識して、女らしい仕草を心がける。
それだけでも男性から見た印象はガラリと変わるでしょう。
加えて、姿勢に気をつけたり、今までより大人っぽい服装に挑戦してみるとさらに女度が上がりますよ。
色気の類義語として「色香」という言葉があります。色香とは、色が香る、色気が漂うような雰囲気や様子。
……色気を出すって強烈にごり押しするようなことではなく、漂うような香るようなことなんですね。
そう考えると、イメージしやすくないですか?