どんなにドラマティックな恋愛をしても上手く行かないカップルもいれば、平凡な出会いでも、いつまでも仲が良いカップルも世の中にはいます。つまり、激しい恋愛をしたからといって、長続きするわけではないのです。
実は、長い時間を経ても関係が良好なカップルには、共通点があるということをご存じですか? その共通点とは、「尊敬できる女性かどうか」です。
ここでは、男性が好意を持ち、尊敬できる女性の特徴についてご紹介します。
1. 恋には賞味期限があるけれど、尊敬は永遠
恋には、「ときめき」を感じるのが当たり前だと思っている方も多いことでしょう。この現象は、脳科学の立場から言うと、ドーパミンが脳内で分泌されているせいだと言われています。
ドーパミンはワクワクしたり、感情を高ぶらせたりなどの快楽をつかさどる物質。恋をするとドーパミンが大量に分泌するがゆえに、相手と居るだけでドキドキを感じやすくなるのです。
ところが、ドーパミンには賞味期限があります。そして、ドーパミンが活発に働くのは最長3年程度。つまり、恋愛に特有なドキドキ感は、長くても3年で終わってしまうという衝撃的な事実が分かっているのです。
「そうは言っても、いつまでも仲良しなカップルもいるじゃない!」と反論したくなってしまう女性もいますよね。そうです。確かに、生涯仲の良いカップルもめずらしくありません。
しかし、そういうカップルはお互いに尊敬の感情を持っている場合が多く、恋愛感情が薄れても素敵な関係性を築いているのです。
尊敬は恋とは違い、明確な賞味期限はないとされています。
2. 尊敬とはどんなもの? 男性が尊敬できる女性の特徴
恋も大切だけど、長年大事にされるためには、男性から尊敬される女性でいることが重要です。男性が尊敬できる女性の主な特徴には、どのようなものがあるのでしょうか?
精神的に自立している
守ってあげたくなる女性がモテると思われがちですが、それは恋愛初期のことが多いよう。男性が結婚を考えるほど尊敬できるのは、精神的に自立している女性です。
自分のことをしっかりと理解していて、他人に頼るべき部分は頼っても、依存は決してしない女性は、とても魅力的に映ることでしょう。
つまり、自分の力で解決できないことには素直に協力を仰ぎますが、手取り足取りしてもらうことを期待しているのではなく、あくまでもアドバイスとして捉えて、物事を解決に導いていく努力ができる女性だと言えます。
相手の立場を配慮できる
ジェンダーレスになりつつある現代では、女性も男性と同じく仕事をバリバリする人がめずらしくなくなりました。仕事をしていると、それなりに責任の重さも出てきますし、プライベートよりも仕事の比重が高くなってしまう時期もあるでしょう。
しかし、女性は、仕事も恋愛も両立できるマルチタスクタイプの人が多いので、仕事が忙しくて会えないという男性の気持ちが理解できない場合も少なくありません。
ただ、そうなってしまうと、相手の立場を配慮する余裕がなくなってしまうのも事実です。このようなズレから、恋に亀裂が入ることも多いと言われています。
男性が尊敬できるのは、このような状況下になっても、相手と自分の違いを理解し、「そういうときもあるよね」と納得できる女性です。きちんと物事を客観的に捉えられるからこそ、お互いにストレスを感じずに、付き合って行くことができるのでしょう。
自分の意見をしっかりと伝える強さを持っている
何かの意見を求められたときに、「わからない」「どっちでもいい」などとばかり答える女性を、男性は尊敬しにくいものです。どうしても、自分の意見が曖昧な女性には好意を抱きにくいですし、何を考えているのか理解ができないと、今後の関係も築きにくいですよね。
ワガママで自己中心的な意見ばかりを言う女性はいただけませんが、「私はこう思う」「○○をした方がいいんじゃないかな」と女性自身の気持ちや考えを伝えるのは、悪いことではありません。
芯のしっかりした女性と一緒にいると、男性も安心感を持つでしょう。良い意味でブレない意見を持つ女性は、末長く対等に付き合っていけるはずです。
3. 尊敬は男性にとって大切な要素になる
男性の中には、ステレオタイプの「女性らしさ」を好む人もいますが、本当に愛される女性は、男性が尊敬できる要素を持っているケースが多いと言えるでしょう。
男性は、恋愛を楽しむことも重要だと思っていますが、それだけではなく親友のように意見を言い合ったり、相手の状況をさりげなく察知したり、精神面で自立している女性とは、真剣に向き合って行きたいと感じるはずですよ。