デートはお付き合いを始めてからするものとは限りません。お付き合いをする前に、相手のことを少しずつ知るためにすることもあるでしょう。
気になる相手だからこそデートにお誘いするわけですが、付き合う前のデートがきっかけで、よりいっそう相手に惹かれていき、「お付き合いしたいな」と思うことも少なくないはずです。
そこで本記事では「付き合う前のデートを成功させる方法」と題し、付き合う前のデートにおすすめな場所や服装など、ご紹介していきます。
1. 付き合う前のデートにはどんな意味があるの?
付き合う前のデートは、相手のことを知る絶好の機会です。お互いに相手のことが気になっているからこそデートをするのだとは思いますが、2人が一緒に過ごすことでどんな雰囲気になるのかは、実際にデートに行ってみないとわかりません。
なので、付き合う前にするはじめてのデートでは「付き合う」「付き合わない」の結論を急ぐ必要はありません。
どちらかというとリラックスして臨み、お互いの警戒心を解いていきたいところ。「付き合う」「付き合わない」の結論を出すとしたら、付き合う前のデートを何回かする仲になったら。
なお、「告白するなら2〜5回目までのデートで」とも耳にしますが、一番重要なのはお互いの気持ちを確認すること。お互いに好意を抱いているのが分かるのであれば、デートの回数にこだわる必要はないと考えています。
ただし、告白するまでの期間を延ばしすぎると、告白するタイミングがわからなくなることはあります。その点では、2〜5回目までのデートで結論を出すことをおすすめします。
2. 付き合う前のデートを成功させる方法
お互いに気になっているのであれば「付き合う」という結論に持っていきたいところ。そこで付き合う前のデートを成功させる方法をご紹介していきます。
どんなデート場所がおすすめ?
まずは避けるべきデート場所をご紹介します。それは「遊園地」と「ドライブ」。
遊園地は楽しいアトラクションなどが豊富。なので一見するとデートコースとして最適にも思えるのですが、お互いのことをあまりよく知らない状態で、アトラクションの待ち時間や混雑の中を過ごすのは気疲れしてしまうもの。
自分や相手が「行列には並びたくない」「歩き回りたくない」と考えていたりすると、遊園地の環境にイライラしてしまうこともあります。長時間一緒にいられる場所ではありますが、付き合う前のデート場所としてはあまりおすすめできません。
ドライブデートも同様です。車内に二人きりの状態が続くので、話題が続かず、気まずくなってしまうことも。付き合う前の最初のデートは無難な場所を選びましょう。
デート場所の候補としては
- 気軽にお茶や食事をする
- 映画館や水族館など、話題が共有できる場所へ行く
などが挙げられます。
カフェやレストランなどでゆっくり過ごすデートなら、比較的リラックスして相手の話を聞くことができ、相手を知ることに専念できます。
映画館や水族館であれば、一緒に同じものを見たり体験したりすることで、話題に困ることもありません。緊張してしまって会話があまりできなくても、一緒にいるだけで楽しさを味わうことができます。
付き合う前のデートに出かける前から、お互いのことを深く知っている場合や、1回目のデートで相手の趣味を知ったりした場合には、音楽フェスに行ったり、ライブに行ったり、美術館や博物館に行ったり、アウトドアを楽しんでみたりと、お互いの趣味に合ったデート場所がおすすめです。
どんな服装がおすすめ?
相手が好む服装などを考えがちですが、TPOに合わせた服を選びましょう。デート場所にそぐわない格好は相手に違和感を与えることになります。
また相手の好みに合わせることは決して悪いことではありませんが、合わせすぎるとあなた自身が窮屈に感じる瞬間があるかもしれません。TPOに合わせた「あなたらしい服装」をおすすめします。
靴も同様です。デート場所に合った靴を選びましょう。カフェやレストランといった場所でデートする場合には、座っている時間が多いのでハイヒールなどを履くのもいいかもしれませんが、一緒に歩き回ることがわかっている場合には歩きやすい靴を選びましょう。
履き慣れていない靴で歩きにくかったり、足を痛めてしまったりすると、せっかくのデートなのに、そっちに気がとられてしまいます。
「デートだから!」と気合を入れて履きたい靴がどうしてもある場合には、事前に複数回履いて、履き慣らしておくことをおすすめします。
映画館や水族館など、施設でデートを楽しむ場合には外の気温や空調も意識して服装を選びましょう。
施設の中には、空調が効きすぎていて極端に暑かったり寒かったりする場所も決して少なくありません。暑さや寒さに対応できず、体調を崩してしまったりすると相手に気を使わせてしまうことになるので、着脱しやすい服や上着などの羽織りを用意しておきましょう。
デート前後の連絡もポイント
付き合う前のデートを成功させたいなら、デート前後の連絡に注意しましょう。
まずデート前の連絡頻度は最小限にしておくのがベター。LINEなどでのやりとりは気軽でとても楽しいものですが、実際のデートで味わうドキドキ感を大事にするためにも、デートの内容を決めたり、デート前日に「明日は楽しみです」などの気持ちを伝える程度に留めておきましょう。
ただ、これは、デートのドキドキ感を大切にしたかったり、話すネタを当日まで取っておきたいタイプの人に言えること。
LINE上でも、デートで顔を合わせても、お互いに話題がつきないようなら気にせずやりとりしてもいいでしょう。
でもデート後は感謝のメッセージを伝えることを忘れずに! デート後に送る内容を難しく考える必要はありません。「今日はありがとう」「楽しかったです」など、感謝の気持ちを伝えるメッセージを送るだけでOKです。
もし付き合う前の1回目のデートで、「もっと知りたい」「次もデートしたいな」と思ったのであれば、次のデートの約束も送りましょう。その日のデートで出た話題をもとに「今度〇〇に行ってみませんか?」と送ってみたり、直球に「今度いつ会えますか?」と送ってみたり……。
3. 付き合う前の脈ありサイン
最後に、付き合う前のデートで見られる脈ありサインをご紹介していきます。ただし、あくまでも、脈ありサインは相手の気持ちを探る「ヒント」でしかありません。実際の気持ちは、相手の口から聞かない限りはっきりとは分からないもの。
本当の気持ちを知りたい人は、自分の気持ちを正直に伝えた上で、素直に告白することをおすすめします。
デート中、頻繁に目が合う
「よく目が合う」のは脈ありサインの一つ。一方、デート中あまり目が合わなかったり、目を逸らされている印象があるときには、あなたにまだ心を開いていない可能性があります。
一緒にいて楽しそう
一緒に時間を過ごす中で、楽しそうなリアクションや「楽しい」「次は〇〇したい」など前向きな言葉が出る場合には、あなたとのデートを心から楽しんでくれているはずです。
よく質問してくる
デート中、相手があなたによく質問してくるのは脈ありサインかも。
あなた自身に置き換えて考えてみてもわかりやすいと思います。好意を抱くと相手のことを「もっと知りたい」と思うものですが、そうではない相手に対して強く興味を抱くことってそこまでありませんよね。
もし相手があなたについてたくさん質問をしてくるようであれば、それはあなたに興味があることの表れかもしれません。あなたの回答に好意的な反応を示し、新たな質問を投げかけてくるようであれば、脈ありサインの可能性は高まります。
ただし、中には、会話が途切れることを恐れたり、会話が続かないことに気を遣って話し続ける人もいるので、100%「よく質問してくる=好意」とは言い切れませんので、その点はご注意を。
4. まとめ
付き合う前のデートにおすすめな場所や服装、付き合う前のデートでチェックしておきたい脈ありサインなどをご紹介してきました。
「付き合う前のデートを成功させる方法」と題しましたが、もっとも大事なのは付き合う前のデートを純粋に楽しむことです。
デートをする前から同じ趣味で意気投合していたり、行きたい場所が一致している場合には、ご紹介した場所や服装にとらわれず、好きなように楽しむのが一番です。付き合う前のデートを楽しんでくださいね!