「恋愛が苦手」「恋に積極的になれない」という奥手女子。彼女たちにはどのような特徴があるのでしょうか。
両想いになりたいのに奥手女子であるがために恋が実らない…… そんな恋愛下手な人たちに向けて、大好きな人と両想いになるためにするべきことやポイントについてアドバイスします。
1. 奥手女子ってどんな女子?
奥手女子とは、さまざまな理由から恋愛に積極的になれない女性のことを言います。奥手女子が恋愛に消極的になってしまう原因には、大まかに2つに分けられます。
パターン1.自分の性格によるもの
奥手女子のパターンとしてひとつ目に挙げられるのが「自分に原因があるタイプ」です。
もともと人と接することが苦手だったり、引っ込み思案でシャイだったり、自分の性格が要因となって、なかなか積極的になることができません。
パターン2.過去のトラウマによるもの
過去に恋愛でひどい目に遭ったなど、心に深い傷を負ったことによるトラウマから恋愛に積極的になれないタイプです。
「またあのひどい経験を繰り返してしまうのじゃないか」とか「私の行動が相手を傷つけてしまうのではないか」など、自分が恋愛をすることで起こるかもしれないハプニングを過度に警戒するため、新たな恋に飛び込むことができません。
2. 奥手女子に多い特徴7つ
恋愛が苦手な奥手女子にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、奥手女子によく見られる特徴について、7つご紹介します。あなたに当てはまるものはありますか?
①自分に自信がない
奥手女子には、自分に自信がない人が多いです。「人」として自信がないのではありません。「女性」として自信がないのです。
これまで男性から告白されたことがないとか、男性に愛されたことがない等、恋愛経験に乏しい人が多いことも特徴です。
恋愛をしたことがあっても片思いであることが多く、両想いという感覚がわからないという人も。実らない恋をの相手を追いかけてばかりとか、ダメンズばかりを愛してしまうという人も当てはまります。
自分が男性から愛されているというイメージがわきにくく、本気で両想いになりたい相手を見つけた時に「私で大丈夫なのかな」と尻込みしてしまいます。
②男性に対する苦手意識が大きい
奥手女子は、「そもそも男性が苦手」という人が多いです。男性が苦手である理由には、たとえば、女子校出身で同世代の男性と交流する機会が極端に少なかったとか、自分より体の大きな男性に威圧的な雰囲気を感じてしまうなど、人それぞれ。
男性を目の前にすると緊張して、何を話していいかわからないという人もいます。男性に苦手意識が大きいと、自然と男性の前で縮こまっておとなしくなってしまいがち。結果、奥手女子となってしまうのです。
③真面目過ぎる
恋愛における駆け引きでは、むやみやたらと好きな人に「好き」と伝えるのではなく、時に焦らしたり、グレーな返答をしたりすることも必要です。
そのもやもやっとした会話の中に、お互いの思惑が交錯し、相手をドキドキさせるのです。
奥手女子には根が真面目な人が多く、相手の発する言葉にいちいち「あれってどういう意味だったの?」ととらわれてしまいがち。
いいことも悪いことも、好きな人の言った一言が気になって頭から離れず、「こんなこと言ったら嫌われるかな」と気にしすぎるために積極的になることができません。
④マイナス思考
ちょっとした失敗をいつまでも引きずるようなマイナス思考タイプの女性は、奥手女子になりがち。
「あの時、目線をそらしたのがまずかったかな」とか「あの日の前髪、最悪だったんだよなぁ」など、些細なことを気にしてしまうがために、どんどん自分に自信を無くしてしまいます。
他人から見ればなんてことないことも、奥手女子には大きな失敗として気に病む原因になってしまうのです。
⑤甘え下手
奥手女子に多いのが、甘え下手さんです。たとえば、好きな人に「これ持ってあげる」といわれても、恥ずかしさや遠慮からついつい「大丈夫です!」と言い切ってしまうため、またとないチャンスを不意にしてしまいます。
責任感が強くて真面目な女性は、奥手女子に多い特徴です。素直に人に「お願いします」といえないことが、恋愛を遠ざける障がいになっているのかもしれません。
⑥LINEの返しがそっけなくなってしまう
奥手女子は、好きな人に返すLINEに慎重になりすぎるがあまり、返事がそっけなくなってしまいがち。
女の子らしいハートやキラキラなどの絵文字を使うことで媚びていると思われたくないために、わざとシンプルなメッセージを送ってしまうのです。
それどころか、「かしこまりました」「何卒よろしくお願いします」など、堅苦しいメッセージを送ってしまうこともあるでしょう。返信はもっとラフでいいはずなのに、その匙加減がわからず、送ってから凹むという人は多いです。
⑦聞き上手
「聞き上手」は、立派な長所です。しかし、「聞き上手」が過ぎると、相手の心をつかむことはできません。
男性は、聞き上手な女性が好きです。自分の話に「うん、うん」と頷いてくれる女性に「自分のことを受け入れてくれている」と感じられるからです。
しかし、あまりにも女性が自分の話を聞き入れるばかりで意見などの返しがなければ、次第につまらなくなってしまいます。それどころか「本当にちゃんと聞いてる?」とさえ思われてしまうでしょう。
3. 奥手女子はぜひ実践! 両想いになるためにしたいこと
好きな人と両想いになるために、奥手女子にぜひ実践してほしいポイントをご紹介します。
①笑顔を心がける
笑顔を心がけることは、簡単なようで実は結構難しい事です。
好きな人を目の前にすると、奥手女子である場合は特に、顔がこわばって無表情になってしまったり、うつむき加減になったり、なかなか笑顔を見せることはできません。
はじめから満面の笑みで相手に向き合うことは難しいので、まずは、できるだけ笑顔でいることを心がけましょう。好きな人に明るい印象を持ってもらうことは、とても大切なことですよ。
②自分から話題を振る
相手から話しかけてもらうことばかりを考えていては、好きな人との関係は先に進みません。自分から相手に話しかけて、会話のキャッチボールを始めるきっかけを作りましょう。
とは言っても、奥手女子には「自分から話しかける」ということ自体が難しいですよね。
そのような時は、近況報告がおすすめです。「この前○○に行ったんだ」とか「●●のメニュー、美味しかったよ」など、些細なことでいいので、何か糸口になるような話題を振ってみましょう。
相手の好きなことを調べて、それに関することを話すのもOK。「アウトドア好きなんですよね? 私も興味あるんです!」というような会話もおすすめです。
③無理しすぎは禁物
奥手女子は、自分の苦手意識を払しょくし、自分の殻を破ることが両想いになるためのコツです。しかし、あまりに無理をしすぎると、かえってボロが出てしまい、うまくいきません。
自身を奥手女子であると自覚しているなら、できることを少しずつ、着実に進めていくことがポイント。
両想いになるまでに時間はかかるかもしれませんが、マイペースである方がかえって近道だということもあります。
4. おわりに
積極的な恋愛になかなか踏み出すことのできない奥手女子ですが、勇気をもって少しでもアクションを起こせば、きっと前に進むことができるでしょう。
恋のチャンスを待っているのではなく、「両想いになりたい!」という気持ちを行動に移すことが大切ですよ。