朝晩冷え込むようになり、そろそろ本格的な秋がやってきました。
秋冬の季節になる時になるのがブーツのおしゃれ。2020年の秋冬は、どんなブーツが流行るのか、さっそくチェックしている人も多いのではないでしょうか。
今回は、2020年の秋冬スタイルにおすすめのトレンドブーツをご紹介します。
1. 2020年秋冬、ブーツのトレンドの傾向は?
2020年の秋冬にはどんなブーツが注目されるのでしょうか。今年のトレンドの傾向についてご紹介します。
ショートブーツ人気は続く
昨年も人気の高かったショートブーツは、今年も人気継続の模様。各ブランドからの新作にも、たくさんのショートブーツがあります。
ここ数年流行したロングスカートやワイドパンツの定番化により、ロング丈ボトムスに合わせるブーツとして、ショート丈ブーツはもはや秋冬のマストアイテム。
足元がすっきりとするので、スタイリッシュな着こなしを目指す人にもおすすめです。
サイドゴアやワークブーツなど、シンプルなデザインのものを中心に、まだまだ注目されるでしょう。
2020年秋冬は「黒」がキテる
有名ブランドのコレクションでは、黒のアイテムを取り入れたファッションが多く発表されました。
中には、全身をブラックで統一した「オールブラックスタイル」を打ち出したブランドもあり、2020年の秋冬は「黒」が注目されています。
黒いブーツを合わせて全身ブラックにするのはもちろん、黒メインのスタイルに差し色として色味のあるブーツをプラスするスタイリングもおしゃれ。
いずれにしてもブーツがファッションの重要なポイントとなりそうです。
ロングブーツ人気が復活!?
2020年秋冬、ぜひ注目してほしいのが、ロングブーツです。一昔前までは、誰もがこぞってロングブーツをはいていましたが、ここ数年のロング丈ボトムスの流行により激減。
近年人気のナチュラル&ゆる感のあるファッションスタイルに、コンサバチックなロングブーツは似合わないと敬遠され、「時代遅れ」とまで言われるようになってしまいました。
しかし今年は、各ブランドからロングブーツが続々登場中。デザインもフォルムも今年らしく進化しており、久々にトレンドになりそうな予感です。
2. 2020年秋冬ブーツ選びのポイント5つ
2020年の秋冬、新しくブーツを買うならどのようなブーツを選ぶといいのでしょうか。
今年新たにブーツを新調する&買い足すという人へ、今年らしいブーツを選ぶためのポイントを5つご紹介します。
①ヒールはペタンコ or 太めが◎
今年のトレンドは、太めのヒールです。
ここ数年、「誰かにアピールする」ファッションよりも、「着心地の良さ」や「自分らしさ」を大切にすることに重点を置く人が増えたことで、安定感のある太めのヒールや低いヒールが支持されるようになりました。
今年もそのトレンドは続く模様で、ハイブランドからも太め&ローヒールのブーツが多く発表されています。頑張りすぎている感じがなく、余裕のある大人の印象を与えてくれます。
②選ぶなら「黒」
前述のように、2020年のトレンドカラーのひとつは「黒」です。黒のブーツは誰もが一足は持っていますよね。
ベーシックなものであれば買い替えは必要ありませんが、たとえばピンヒールだったり、オーバーニーだったり、過去のトレンドを感じさせるようなデザインであれば、買い替えた方がいいかもしれません。
③「差し色ブーツ」もおすすめ
さて、黒が今年のトレンドだとは言っても、黒ばかりを多用したファッションを「つまらない」という人もいると思います。その場合は、ブーツのカラーをファッションの差し色にしてみましょう。
もし差し色にするのであれば、グレーやキャメル、カーキなどの落ち着いたカラーがおすすめです。
④つま先はスクエアが今年っぽい
2020年秋冬のブーツは、つま先の形がスクエアのものを選ぶといいでしょう。
スクエアトゥのブーツは、きれいめでありながら気取った感じがなく、幅広トゥならではの抜け感がオトナの雰囲気。指先が詰まっていないのではき心地がよく、疲れにくいというのもポイントです。
スクエアトゥのブーツは、どんなテイストのファッションにも幅広く合わせられることがメリット。
きれいめパンツにパリッとシャツのような辛口のスタイルから、シフォン素材のフリルスカートのようなフェミニンまで、オールマイティに使えます。
⑤ディテールにこだわったものを選ぼう
2020年秋冬のブーツは、ベルト使いやコンビ素材など、ディテールにこだわったデザインにも要注目です。
たとえば、ブーツのアンクル部分にベルトが施されていたり、スウェードとレザーを組み合わせた配色デザインだったり、細部にこだわったものを選ぶと、今年らしいスタイリングが叶います。
秋冬の定番、アニマル柄も人気ですが、選ぶならワンポイントでアクセントになっている程度のものにすることがおすすめ。
個性を強調するようなインパクトのあるデザインのものよりも、今年は、さりげないアクセントの付いたシンプルなデザインがトレンドです。
3. 今年らしいロングブーツの特徴とは
2020年の秋冬、久々に「流行る!」と噂されているのがロングブーツです。
しかし、今年のロングブーツのトレンドは、過去に流行ったロングブーツとはちょっぴり違うようです。2020年秋冬商品として発表されている、今年らしいロングブーツの特徴をご紹介します。
筒のようなストレートシルエット
2020年の秋冬のロングブーツは、まっすぐな筒型デザインが特徴です。
一昔前までは、脚のラインに沿ってフィットするような細身タイプが多かったのですが、今年はそういったデザインのものはほとんどありません。
脚のラインに沿ってはいるもののぴったりフィットするわけではなく、包み込むように脚のラインをカバーするというのが今年流。ストンとした直線のシルエットがトレンドです。
安定ヒール
今年のロングブーツは、太かったりヒールが低かったり、足元が安定するようなデザインのものがトレンドです。
安定したヒールのブーツは、今年発売されているブーツ全体に共通するポイント。カジュアルにもきれいめにも合わせたいのであれば、ヒールの高さは7センチくらいまでがおすすめですよ。
足首ストン
2020年秋冬のロングブーツは、足首のくびれを「あえて強調しない」ものが多いことも特徴です。
ひざ下部分の筒型シルエットから足の甲にかけて緩やかにつながるようにくびれをつくらないことで、程よいゆとりを感じさせるフォルムになります。
足首のくびれが目立たないロングブーツは、抜け感のある着こなしにピッタリ。また、上品な印象をも与えてくれます。
4. まとめ
ショートブーツ人気は継続、投入するならロングブーツを!
2020年秋冬のブーツのトレンドについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ショートブーツ人気は今年もまだ続く模様。ショートブーツを新調するなら、サイドゴアやワークブーツ、シンプルウエスタンなど、ベーシックなタイプがおすすめです。
そして、ぜひ注目してほしいのがロングブーツ。「筒型デザイン」、「太ヒール」、「足首にくびれのないもの」をポイントに選ぶと、今年らしい足元が叶います。
足元のおしゃれは、全体のファッションの印象に大きく影響します。ぜひトレンドのブーツを取り入れて、秋冬のおしゃれを楽しんでくださいね。