新型コロナウイルスの影響により外出自粛ムードが高まり、以前のように居酒屋で飲み会を開催できなくなっています。そんな中で、リモートワークの拡大とともに自宅で飲み会を開催して楽しむ人達が増えているのをご存知でしょうか？

特に、ビデオ会議システム「Zoom」を利用した飲み会は、その使い勝手の良さからも話題を集めています。
今回は、Zoomを活用して飲み会を開くメリットや開催方法などについて詳しくご紹介します。

気になる方はチェックしてみてくださいね！

1. Zoom飲み会とは？

もともと「Zoom」とは、パソコンやスマートフォンを利用してオンラインミーティングやセミナーなどを開催するために開発されたクラウドサービスです。

主にビジネスシーンでの利用を目的に開発されたサービスで、会議を頻繁に必要とする企業やリモートワークでは早くから導入されていました。

ところが、新型コロナウイルスの影響による外出自粛要請を受け、多くの企業でリモートワークの導入が拡大し、それと同時にZoomの利用者が急激に増加傾向にあります。

リモートワークの普及とともに不要不急の外出自粛によって飲み会が開催できなくなったこともあり、最近はZoom飲み会が流行しています。

参加者が各自でお酒やおつまみを用意し、仕事でWeb会議を開くのと同じ方法でZoomを活用し、会話を楽しむオンライン上の飲み会がZoom飲み会です。

2. Zoom飲み会のメリット

Zoom飲み会に多くの人が注目しているのは、それだけ大きなメリットがあるからです。では、Zoom飲み会を開催する様々なメリットについて、順にご紹介していきましょう。

外出しなくても良い

Zoom飲み会は普通の飲み会とは違い、自宅にいながら大勢の人と飲むことができます。

わざわざ電車に乗って街中まで行かなくて良いので移動の手間もなく、帰りの電車の時間をいちいち気にする必要もありません。
参加者同士が気心知れた仲であれば、部屋着でも問題ないのでリラックスした状態で飲み会を楽しめます。

また、居酒屋で飲み会をする時のように忘れ物の心配をする必要もなく、眠くなったらすぐ退席すれば自室のベッドでくつろげます。

費用があまりかからない

Zoom飲み会では一人ひとりが自分用のお酒やおつまみを用意するため、普通の飲み会に比べて費用が安く済むのもメリットです。

普通の飲み会だと毎月何回も開催していると金欠で参加できない人も出てきますが、Zoom飲み会は費用の負担についてあまり考えなくても良いので安心です。

また、自宅のWi-Fiを利用すれば通信料が余分にかかることもないので、コストの削減になります。

幹事の負担が少ない

普通の飲み会では幹事があらかじめ店探しをして出欠を確認し、予約を入れるといった前準備が多く必要ですよね。

しかし、Zoom飲み会では幹事は店を予約する必要はなく、Zoomのアカウントを作成してミーティングIDとパスワードを参加者に伝達するだけで済みます。
誰でも簡単にできるので、幹事決めで揉めることもありません。

全員とまんべんなく話せる

Zoomはオンライン会議の性質上、画面に参加者全員の顔が表示されます。
ただの通話と違い、顔を見ながらワイワイ話せるのは良い点でしょう。

また、普段の飲み会ではグループ分かれてしまいがちになるため、なかなか全員と話せない人が多いですよね。
Zoom飲み会では画面を介して全員と対面しているようなもので、まんべんなく会話が楽しめるのも特徴です。

自分のペースで飲める

Zoom飲みでは自分で好きなお酒やおつまみを自由に用意できる上に、ペース配分も自由です。
注文のタイミングやメニュー内容を気にしなくて良く、いつもよりまったりと楽しめます。

参加者それぞれのおつまみやお酒をお披露目し合うのも、新鮮で楽しいですよ。

セクハラのリスクがない

普段の飲み会では、酔った勢いで女性の体に触ろうとしてくる人も中にはいます。
しかし、Zoom飲みは全員が別の空間にいるため、物理的に接触される心配はありません。

また、全員参加型の会話形式なので会話内容によるセクハラのリスクも低くなります。
女性でも参加しやすい飲み会と言えるでしょう。

ハプニングも楽しめる

Zoom飲みでは普段とは違い、全員が別の場所にいることで起こるハプニングもあります。

例えば、飼い犬や飼い猫が突然飛び出して来たり、子どもが乱入してきたりなど、居酒屋では起こり得ないハプニングが起こる可能性があります。
そこからペットや子どもの話で盛り上がり、会話が弾むきっかけになりますよ。

お酒が苦手な人でも参加しやすい

居酒屋ではお酒が苦手な人やあまり飲めない人が気を遣って参加しづらい空気もあります。

しかし、Zoom飲みでは自分が好きな飲み物や食べ物を用意でき、他人から強制されることもありません。
普段の飲み会は不参加の人でも参加しやすい飲み会という側面も持っています。

普段の様子が見られる

Zoom飲み会は、部屋着で参加する人も少なくありません。
会社の人とする場合、普段はスーツやフォーマルな服装しか見たことがない場合も多いでしょう。

普段は見られない服装や部屋でくつろいでいる様子を見て、ギャップでさらに仲良くなれる可能性もあります。

3. Zoom飲み会をやる方法

それでは、実際にZoom飲み会を開くための方法をご紹介していきましょう。
Zoom飲み会の主催者と参加者、それぞれの流れをチェックしておくとスムーズに始められますよ。

主催者：Zoomのアカウントを作成する

Zoom飲み会の主催者のみ、アカウントが必要になります。主催者がアカウントをまだ持っていない場合は、アカウント作成から始めましょう。
メールアドレスと名前を入力するだけですぐにできますよ。

主催者：サインインし、「ミーティングを開催する」を選択

Zoomにサインインしたら、「ミーティングを開催する」から「ビデオはオン」を選択します。
するとビデオミーティングが始まった状態になります。

ビデオミーティング画面の上部には9桁の「ミーティングID」と「パスワード」が表示されており、これが部屋の鍵のような役割を果たしています。

主催者：参加者にURLを伝達する

部屋を確保したら、ミーティングIDとパスワードのURLをコピーし、Zoom飲み会参加者に伝達します。参加者が部屋に入ってくると通知が表示されるので、主催者は「許可する」をクリックすれば主な役割は完了です。

参加者

参加者は、アカウント作成の必要がありません。

飲み会に参加する時は、Zoomにアクセスして「ミーティングに参加する」を選択します。
入力欄にミーティングIDを入力し、「参加」をクリックすれば完了です。

スマートフォンから参加したい場合は、Zoomアプリをインストールする必要があるのであらかじめ準備しておきましょう。

Zoom飲み会を盛り上げるために押さえておきたいポイントもご紹介します。

話題やテーマをある程度決めておく

Zoom飲み会は普通の飲み会と違い、参加者全員で会話できるシステムになっています。
開催者は始める前に話題やテーマを決めておき、開始後に質問を振るとスムーズに全体の会話を進行できます。

食事は出前でもOK

料理が苦手な人や食材の調達が面倒だという人は、出前や宅配サービスを利用するのもおすすめです。

最近は宅配サービスも種類が豊富になっており、Zoom飲み会では席を立つタイミングも自由なので出前はぴったりです。

4. ほかにも「Zoom○○」を紹介

リモート会議以外にも飲み会としての活用法が話題になっているZoomですが、飲み会以外にも様々なイベントが開催できます。

Zoomでできる飲み会以外の注目イベントをご紹介しましょう。

Zoom婚活

Zoom婚活とは、名前の通りZoomを利用して行われている婚活です。一般的な婚活パーティーは指定された場所に集まって交流を行いますが、Zoom婚活ではオンライン上で交流を深めるのが特徴です。

メリットとしては、自宅にいながら多くの人と出会えるので、毎回婚活パーティーに参加する手間が省ける点が挙げられます。

Zoom合コン

Zoomを活用して、合コンも開催されています。

Zoom合コンは婚活に比べるとかなりフランクで、独身・恋人がいない人限定が参加するZoom飲み会とも言えるでしょう。
通常の合コンには誘ってもなかなか来てくれないという人でも、自宅から参加できるという気軽さから参加してくれる人も多くいます。

また、食事代や交通費なども特にかけずに出会いを探せるのもメリットです。

Zoom恋活

恋活と婚活の違いは、結婚を前提とした出会いかどうかです。

婚活は結婚相手を探すためどうしても慎重になってしまいますが、恋活ではシンプルに恋人探しが目的です。
そのため、気軽にできるかどうかが大きなポイントになります。

Zoomを使った恋活では、普段の生活ではなかなか出会いがない、仕事と家の往復のみの生活…といった人でもたくさんの人と知り合えるチャンスが生まれます。

マッチングアプリなどとは異なり自分で相手探しをしてマッチングさせる手間もかからないため、出会いを探したい人にはうってつけの方法ですよ。

Zoom友活

Zoomを利用したオンラインビデオ通話では、恋人探し以外にも友達探しができるのも注目のポイントです。

マッチングアプリや婚活アプリなどでは、多くの人が異性と1対1で恋愛関係を前提としたチャットや会話をするため友達探しには向いていません。

しかし、Zoomを利用すると不特定多数の人達と同時にビデオ通話が楽しめるので、その中で気が合いそうな人や話が盛り上がった人と友達になることができます。
恋活と同時に注目されているのが、Zoom友活です。

5. Zoom以外にもオンラインイベントがある、「V BAR」の紹介。

Zoom以外にも、オンラインイベントを定期的に開催している「V BAR」もおすすめです。

V BARとは？

machicon JAPANが提供するビデオチャットサービスがV BARです。
V BARでは「誰でも部屋で参加できるオンライン飲み会」イベントを定期開催しており、全国的に人気が上昇しています。

50人限定のオンライン飲み会や異業種交流会、自宅でできるオンラインヨガ、パジャマ女子会イベント、オンラインカメラ教室など、多種多様な内容のイベントが定期開催されています。

参加条件

基本的に、20歳以上の独身男女が参加対象になります。

参加費はイベント内容によって異なりますが、500～1000円など気軽に参加できるものが多くあります。
V BARはオンラインビデオチャットサービスなので、参加するためにはPCやスマホなどのインターネット環境が必要です。

オンラインイベントへの参加方法

V BARが開催するオンラインイベントに参加する際は、公式サイトから会員登録とチケット購入ができます。
イベント開始時間の10分前から受付が始まり、「チケット詳細」からV BARにアクセス可能になります。

チャットルームに入室後は、自由にルームを移動しながら参加者と会話を楽しめます。

V BARでは1部屋最大4名まで入室可能なシステムになっており、どのイベントでも開催時間内はルームの出入りが自由です。
ルームごとの時間制限はなく退出時間も個人で決められるため、次々に部屋を回る人もいれば、1つの部屋でじっくりと交流を深める人もいます。

イベント終了後はチャット機能から連絡先の交換もでき、イベント後も改めて交流していくことができます。

女性でも安心して参加しやすい

V BARでは女性でも気軽に参加できるように様々な工夫がされています。

実家暮らしなど声を周囲に聞かれたくない人は、テキストチャットのみでも参加可能です。
また、あまり知らない人に顔を見られたくないという人は、カメラをオフにしてもルームに入室できます。

プライバシーを守りつつ新しい出会いを探したい人にぴったりのオンラインイベントです。
参加条件は独身ですが、参加目的も自由になっており恋人探しだけでなく友達探しにも向いているのがV BARです。

6. まとめ

不要不急の外出が忍ばれる今だからこそ、思いっきり楽しめるオンライン飲み会がZoom飲み会です。

Zoom飲み会では、従来の飲み会にはないメリットもたくさんあります。
また、開催の手間やコストも少なく、自宅でくつろぎながら気軽に開催・参加しやすいのが特徴です。

外出自粛で他人との会話や交流の機会が減っている時期だからこそ、オンラインを有効活用して交流を広げるのも良いでしょう。

Zoomでは飲み会以外にも婚活や恋活、友活など様々な活用方法があります。
外出できない時だからこそ、新しい方法で出会いを探してみるのも良いのでは？

また、Zoom以外にもオンラインイベントを開催しているサービスは様々あります。
V BARでは、バリエーション豊富なオンラインイベントが定期的に開催されていますよ。

気軽に友達や恋人探しがしたい方は、ぜひ参加してみてくださいね。