最近は不穏なご時世が続いていますね。
予定がバタバタと変わってしまいスケジュールの調整など、逆に忙しい方も多いと思います。
疲れて集中力がダウンしてしまうと、能率も上がりませんよね。今回は集中力がアップできるヨガポーズをご紹介します!
1. ヨガで集中力がアップできる?
ダイエットやストレス発散など、ヨガには色々な効果があると言われていますが、集中力アップも期待できる効果のひとつです。
さまざまな面でのパフォーマンスアップには欠かせない「集中力」。
ヨガで集中力アップできる理由をご紹介します。
頭をリフレッシュできる
ヨガのレッスンは自分の呼吸と身体に集中しながら行います。
ヨガのポーズは普段はしない動作も多く含まれており、気が散っていては上手くできません。
インストラクターの指示に従いポーズを行うヨガのレッスンは、自然と自分の呼吸と身体だけに集中する事を促します。
そうする事により雑念が消え、頭を空っぽにして脳を休める事につながります。
これには瞑想と同じ効果があり、脳をリフレッシュさせて活性化させる事が期待できるのです。
ポーズで集中力が鍛えられる
ヨガのポーズの中にも集中力アップに適したものがたくさんあります。
その中のひとつはバランスのポーズ。
バランスのポーズは種類が豊富ですが、力任せではできないポーズです。
筋肉が多いからといってできるポーズではなく、力のバランスに焦点を当てながら行わないとバランスを崩してしまいます。
それにより自然と集中が促され、集中力が鍛えられるのです。
逆転のポーズもオススメのポーズのひとつです。
逆転のポーズはその名の通り、普段は上にある頭を下に持ってくるポーズ。
身体の位置が逆転する事で頭の血行が促進され、頭をリフレッシュするのに即効性があるポーズです。
2. 集中力がアップできるヨガポーズ2選
集中力アップが期待できるバランスのポーズと逆転のポーズの中から、初心者向けのポーズをひとつずつご紹介します。
バランスのポーズである「木のポーズ」は、毎日続ける事でバランス感覚が向上し、集中力アップにつながります。
逆転のポーズの「立位の開脚前屈のポーズ」は頭が疲れた時にやる事でリフレッシュ効果が期待できます。
ぜひ挑戦してみましょう!
バランスのポーズで集中力アップ「木のポーズ」
ヨガの代表的な立位のバランスのポーズである木のポーズ。
見た目はシンプルですが、想像以上にバランス感覚が必要になります。
心の安定が、このポーズの安定感に現れるに表れるとも言われています。
体幹トレーニング効果も期待できます。
名前の通りまっすぐ伸びた木をイメージしながら、背筋をスッキリと伸ばして行いましょう。
やり方
1.足をそろえてまっすぐ立ち、右手で右足首をつかんで左足の付け根に持ってきます。
2.右足の裏を左の内ももに押し付けて、手は胸の前で合掌してバランスをとります。
3.そのまま5〜8回ほど呼吸し、終わったら反対側も同じようにやります。
ポイント
足の裏と太ももを押し合ってバランスをコントロールします。
目線はまっすぐ前を見て、どこか一点に焦点を絞るとバランスがとりやすいです。
なかなかバランス感覚がつかめない場合は足のスネに足裏をつけるところから始めるといいでしょう。
慣れるまでは片手を壁について行うとやりやすいです。慣れてきたら徐々に足の位置を高くしてみましょう。
逆転のポーズで頭をスッキリ「立位の開脚前屈のポーズ」
立位の開脚前屈は足を大きく開いて行うため、普通の前屈よりもやりやすいのが特徴です。
普段は上にある頭を下に持ってくる事で、頭の血行が促進されてリフレッシュ効果があると言われています。
太ももやお尻まわり、背中をストレッチして血流を良くしてくれ、冷え性やむくみの改善も期待できるポーズです。
逆転のポーズは内臓の位置も正しく戻してくれると言われており、内臓の活性化も期待できます。
やり方
1.手を横に伸ばして立ち、手のひらの下あたりに足を大きく開いて置きます。足先は顔と同じ前方に向けます。
2.ゆっくりと息を吸いながら両手を上には伸ばし、吐きながら足の付け根から折りたたむイメージで前に上体を倒します。
3.足、手、頭が一列に並ぶのが理想です。そのままゆっくり3〜5回程呼吸します。
ポイント
前屈する前に息を吸う時に、背筋を伸ばしてから上体を倒しましょう。尾てい骨をよく意識して、尾てい骨を天井に向けるようにするのもポイントです。
身体にスペースができ、前屈しやすくなります。足の裏全体をしっかりと床につけて、ポーズを支えましょう。
3. まとめ
ヨガで集中力アップしよう♪ 集中力アップすると色々な効率が上がりますよね。
場所を取らないヨガポーズなので、お部屋でもすぐに挑戦できます。ぜひ試してみてくださいね!