付き合っている彼氏に「親に紹介したい」と言われたら女性として嬉しいでしょう。では、彼氏が彼女を親に紹介しようと思うのはどのようなときなのでしょうか。
本記事では、彼氏が彼女を親に紹介するときの心理やタイミングなどについて詳しく解説します。
1. 彼氏は彼女を親に紹介したい?
付き合っている彼氏から「今度親に紹介したいのだけど」と言われたら、多くの女性が結婚を意識しているのでは……と期待してしまうのではないでしょうか。
親に交際相手を紹介するタイミングは千差万別ですが、男性はどのようなときに彼女を親に紹介したいと思うのでしょうか。本記事では、彼氏が彼女を親に紹介するときの心理やタイミングなどについて解説します。
2. 彼氏が彼女を親に紹介するときの心理6つ
彼氏の親に紹介されるとなると、少し特別な意味合いがあると感じてしまう女性も多いでしょう。いったいどのような気持ちで彼氏が言ったのか気になることでしょう。以下では、彼氏が彼女を親に紹介するときの具体的な6つの心理について解説します。
1:結婚を考えている
1つ目は、彼氏が結婚を考えているときです。「親に紹介する=結婚」と思う女性も多いですが、それは男性も同様ではないでしょうか。
彼女に自分との結婚を意識させたい、結婚を視野に入れた真剣な付き合いだと示したい、または親に将来のパートナーを会わせて心づもりをしてほしいというときに親に紹介するのです。
2:家族ぐるみで付き合いたい
2つ目は、家族ぐるみで付き合いたいときです。親子関係が良好で、隠しごとがない家庭の男性の場合、自分の好きな彼女をいち早く親に紹介したいと思うでしょう。
彼女との関係をオープンにすれば、こそこそせずに実家にも気軽に彼女を連れて遊びに行けます。正々堂々としたお付き合いを好むタイプでしょう。
3:自分のことを深く知ってほしい
3つ目は、自分のことを深く知ってほしいときです。付き合っていても、過去を含めてお互いのことを全て知ることは難しいでしょう。しかし、親に紹介することで、会話を通じて親の人となりや、家族構成、どのような家庭環境で育ってきたのかがわかります。
彼女が彼氏の親とのコミュニケーションを通して、自分がどのような価値観を持っているか深く知ってほしいという気持ちがあるでしょう。
4:彼女を自慢したい
4つ目は、単純に彼女を自慢したいときです。とても可愛いくてスタイルが良かったり、料理上手だったり、仕事ができるなど、彼氏が素敵だと思っているからこそ、親に紹介するのです。
こんなにハイスペックな彼女と付き合っている自分はすごいのだ、と親に自慢することで彼氏は幸せを感じているということもあります。
5:親に彼女の存在を伝えて安心させたい
5つ目は、親に彼女の存在を伝えて安心させたいときです。子供が結婚して幸せになるのを望んでいる親は多くいます。結婚適齢期を迎えている息子の場合だと「彼女はいないのか」「結婚はまだしないのか」と頻繁に聞いてくることもあるでしょう。
この場合、結婚相手として紹介したいというわけではなく、親を安心させることで質問攻めから逃るためにとりあえず彼女を親に紹介しているという可能性もあります。そのため、彼氏がどのような気持ちなのかをよく見極める必要があるでしょう。
6:親と彼女に仲良くなってほしい
6つ目は親と彼女に仲良くなってほしいときです。大好きな彼女だからこそ、自分の家族と仲良くなってほしいと思う男性は多いものです。特に人柄は実際会ってみないとわからないため、紹介したいと思うのでしょう。
親と彼女が仲良くなってくれたら、親も彼女の良さを理解してくれるため、結婚話や結婚後の付き合いも円滑に進むと考えているのではないでしょうか。まさに根回し上手な彼氏だと言えます。
3. 彼氏が彼女を親に紹介するタイミング5つ
彼氏が彼女を親に紹介する際には、さまざまな意図があることがわかりました。では、実際どのようなタイミングで彼氏が彼女を親に紹介するのか事前に知っていると、彼女も心づもりできるでしょう。
以下では、彼氏が彼女を親に紹介するタイミング5つを紹介します。
1:結婚前
1つ目のタイミングは結婚前です。彼女にプロポーズしてOKをもらえたら、いよいよ本格的に結婚へと話が進みだします。そのタイミングで彼氏の親に紹介するパターンです。
このタイミングだと、彼女の紹介と結婚の挨拶を兼ねていることが多いでしょう。直前まで彼が親に紹介しない理由は、早めに彼女を紹介すると「いつ結婚するのか」と聞かれて面倒な場合もあるからです。
しかし、親に無断で話を進めるのは気が引けるという律儀なタイプの彼氏だと言えます。
2:同棲前
2つ目のタイミングは同棲前です。同棲では、結婚前に一緒に住むことでお互いの価値観や生活リズムを確認しあえます。そのため、同棲してみて問題なければ結婚にステップアップするというカップルも多いでしょう。
しかしながら親の世代では、「未婚の男女が結婚前に同居するなんて」と眉をひそめる人も多いです。
親に納得してもらい、結婚を前提にした付き合いであると意思表示するためにも、同棲前にきちんと親に紹介したいと考える男性も多いでしょう。
3:お互いの理解が深まったとき
3つ目のタイミングはお互いの理解が深まったときです。仮に付き合い始めたばかりの頃に親に紹介しても、途中で別れてしまった場合に「もう別れた」と言いづらくなってしまいます。
そのため、数か月などの交際期間を経てお互いに理解が深まり、これから先も長く交際を続けていけそうだと確信したときに、親に紹介したいと思う男性もいるでしょう。
この場合は、独身の息子の心配をしている親を安心させたいという気持ちだけで紹介することもあり、結婚を意識していない可能性があるため早合点しないようにしましょう。
4:付き合う期間が長くなったとき
4つ目のタイミングは付き合う期間が長くなってきたときです。半年以上など付き合い期間が過ぎた際に将来のことを考えて、親に紹介しておきたいと考える男性もいるでしょう。
この場合は、彼氏の結婚への気持ちが少しずつ高まってきていることもあります。自分の中では気持ちは固まってきているものの、親から見て結婚相手として自分にふさわしいかどうかを知るために親に紹介することもあるでしょう。
5:タイミングがあったとき
5つ目はカップルで実家近くに遊びに行くなど、たまたまタイミングがあったときです。もしくは、親が彼氏の家に来るから紹介するという場合もあるでしょう。
このケースは偶然という要素が強く、彼氏が主体となって行動しているわけではないため、それほど強く結婚を意識していない可能性もあります。わざわざ連れて行くほどではないけれど、軽く親に紹介しておくと安心という気持ちが強いでしょう。
4. 彼女を親に紹介したいと思われるためのポイント3つ
ある程度交際期間を経て、女性側に結婚願望が芽生えてきた場合は、早く彼氏の親に紹介してほしいと思う女性も多いでしょう。一方、男性は仕事が忙しかったり、家族から詮索されるのが面倒だったりと、積極的に親に彼女を紹介しようと思う人はあまり多くはいません。
しかし、以下で挙げる彼女の親に紹介したいと思われるための3つのポイントを押さえると、親に紹介してもらえる確率がアップする可能性があります。早速チェックしてみましょう。
1:言葉遣いやマナーに気を付ける
1つ目のポイントは言葉遣いやマナーに気を付けることです。毎日の生活の中で時と場所をわきまえた言葉遣いやマナーを心掛けていますか。
普段、友人や恋人といるときはリラックスしてくだけた言葉遣いをしたとしても、目上の人に接するときやフォーマルな場所ではきちんとした言葉遣いをしましょう。
また、マナーについても同様です。食事の際に音を立てながら食べない。また、彼氏の家に来たときに靴をきちんと揃えたり、片付けしたりするなど最低限のマナーを守ることが大事でしょう。
2:気遣いができるようになる
2つ目のポイントは気遣いができるようになることです。何かしたもらったらお礼を言ったり、労いの言葉を掛けるなど、彼氏に思いやりを持って接することができているでしょうか。
付き合いが長くなると、何かしてもらうことが当たり前になってしまって相手への気遣いを忘れてしまう場合もあります。自分への気遣いができる女性は、彼氏の親にも気遣ってくれると思い安心するでしょう。
彼氏から意外と厳しい目で見られていることもあるため、気を付けましょう。
3:家族を大切にする
3つ目のポイントは家族を大切にすることです。彼女が自分の家族と仲が良く親を大切にしている場合は、男性からみると自分の親も大事にしてくれるだろうと思うでしょう。
逆に彼女と家族との関係が希薄であると、自分との結婚後の家庭も想像しにくく、幸せな家庭のイメージが湧きにくいものです。家族を大切にする彼女は、彼の親からも好印象を得られやすいため、普段から家族とのコミュニケーションを密にしておきましょう。
5. 彼女をなかなか親に紹介しない彼氏の心理5つ
半年以上付き合いをして、お互いの関係も深まっているはずなのに、彼氏がなかなか親に紹介してくれないとやきもきしている女性もいるでしょう。
かと言って「親に紹介してほしい」などと急かすのも「結婚」を迫っているようで、彼女としては気が引けてしまうのではないでしょうか。
彼女をなかなか親に紹介しない彼氏の心理5つについて、どういう意図があるのかチェックしてみましょう。
1:恥ずかしい
1つ目の理由は恥ずかしいからです。彼氏が一人暮らしの場合や、普段あまり家族との連絡が密ではない場合、彼女を家族に紹介することが照れくさいと感じてしまっている可能性があります。
また、彼女といるときの自分を家族に見られるのが恥ずかしい、普段恋愛の話など一切していないのにいきなり彼女の話などできない、と思っていることもあるでしょう。しかしこのタイプの場合は、彼女が主体になって日程を決めるとすんなりいくこともあります。
2:親と仲が良くない
2つ目の理由は親とあまり仲が良くないからです。何らかの理由で彼氏の親子関係に問題がある場合は、必要最低限のことしか連絡を取らなかったり、音信不通だったりすることもあるでしょう。
そのため、彼女を親に紹介すること自体考えていないという可能性もあります。このような場合は、結婚の挨拶が親への久しぶりの連絡になってしまうこともあるでしょう。
3:親に口を出されるのが嫌
3つ目の理由は親に口を出されるのが嫌だからです。自分のことに対してあれこれ口出ししてくる、もしくは詮索してくるタイプの親だと、自分や彼女について余計なことを言われるのでは、と彼氏が警戒している可能性もあります。
このケースの場合、彼氏自身に問題があるのではないのなら、親への対応に関しては彼に任せてしまっても良いでしょう。
4:反対される可能性がある
4つ目の理由は反対される可能性があるからです。親がふさわしいと考えているような彼女像に当てはまらない場合だと、親に紹介しても反対される可能性があります。
また、彼女の服装が派手だったり、常識が欠けていたりするなど、何か問題がある場合は親に紹介できないと判断されてしまうこともあるでしょう。彼氏にさり気なく理由を聞いてみて、改善できそうなところは直すように努力しましょう。
5:結婚する気がない
5つ目の理由は結婚する気がないからです。彼氏に結婚願望がない場合や、彼女の見た目が派手だったり、一般常識が欠けていたりするといった問題がある場合などが考えられます。
彼女に問題がなくても、結婚する気がない男性は一定数存在します。そのため、彼女は結婚願望があるのに、付き合いが長くなっても結婚話が出ないときは一度確かめてみることをおすすめします。
親に紹介したいと思われる彼女を目指そう
付き合っている彼氏から「今度親に紹介したい」と言われたら、多くの女性が彼氏との関係が一歩前進したように感じて嬉しく思うことでしょう。一方、付き合いもある程度長いのに、なかなか紹介してもらえないと悩んでいる女性もいるでしょう。
彼氏が親に彼女を紹介するときは、紹介するにふさわしい彼女だと確信し、なおかつタイミングが必要です。結婚願望がない彼氏以外であれば、彼女の努力次第で彼との関係を進展させることが可能でしょう。
普段から自分磨きをしっかりして、親に紹介したいと思われる彼女を目指しましょう。