男性は付き合う前のデートで「女性と付き合うかどうか」を判断します。好みの女性でも付き合う前のデートが良くなければ幻滅してしまいますし、好みじゃなくてもデートが楽しければ好印象をいだきます。

ただ、「どういうデートをすれば好印象を残せるのかわからない」という女性も多いですよね。

そこで、ここでは付き合う前のデートで好印象を残すコツについて解説します。

1. 付き合う前のデートで好印象な女性の特徴

これまでデートしてきた経験や周りの友人の話などをまとめた結果、「付き合う前のデートで好印象を残せる女性」には共通点がありました。

それがこちらです。

• 笑顔が多く、明るくて前向き
• ちょっとしたことを褒めてくれる
• こちらの提案に軽くOKしてくれる

それぞれ説明します。

笑顔が多く、明るくて前向き

男性は女性の笑顔にときめくことが多いです。笑顔そのものに好印象を抱いているわけではありません。自分と同じ空間で笑顔になってくれると、「デートを楽しんでくれているんだ」とうれしくなるのです。

実際に、日本心理学会の実験で「笑顔は相手に好印象を与える」ことがわかっています。

140人を対象にしたさまざまな表情の写真を見せた結果、「笑顔の写真」がもっともポジティブなイメージを与えたのです。

ちょっとしたことを褒めてくれる

男性は女性よりも、日常生活で「褒められること」があまりありません。「かわいい」と言われることはありませんし、結果を出さなければそれまでの過程や努力は認められないのが現実です。だからこそ、多くの男性は褒められることに弱いのです。

女性からすると「単純だな」という褒め言葉でも、男性は喜びます。

たとえば、「＊＊くんってやさしいよね」「その服、センスいいよね」こういった何気ない言葉で構いません。

褒められると、男性は「この人は自分を良い気分にさせてくれる。一緒にいると楽しいかも」と思いやすくなりますよ。

こちらの提案に軽くOKしてくれる

「＊＊行こうよ」「＊＊しよう」という提案に軽くOKしてくれると、好印象を抱きやすいです。

人には「一貫性」と呼ばれる性質があり、自分を肯定してくれる人に対してはポジティブなイメージを抱くのです。

反対に、お誘いを断り続けていると「この人は何を言っても否定してくるな」と思われてしまいかねません。

女性の中には「簡単に約束するのはちょっと」と考える方もいるでしょう。

しかし、「＊＊行こうよ」「＊＊しよう」という提案は、本当に誘っているわけじゃなく女性の反応を確かめているのです。

「仕事が落ち着いたらね」などといってお茶を濁すのではなく、「そうだね、行きたいね！」と前向きに反応してみてください。

2. 付き合う前のデートで好印象を残すコツ

人によっては「好印象を与えられる女性の特徴に当てはまらない」という方もいますよね。

そこで、ここでは恋愛心理学や行動心理学をベースに、誰でも簡単に実践できる「付き合う前のデートで好印象を与えるコツ」を解説します！

返事は「バックトラッキング」を使う

恋愛の「さしすせそ」を聞いたことがある方は多いですよね。

• さ：さすがだね
• し：しらなかった！
• す：すごい！
• せ：センスいいね
• そ：そうなんだ

明言しますが、これらは科学に基づいたものではない上に、使っても好印象を与えられません。なぜなら、会話の流れに関係がないフレーズだからです。

たとえば、「昨日髪切ったんだ」という言葉に対して「センスいいね」「そうなんだ」と返してしまうと、男性は「本当に話聞いてくれてるのかな」と不安になりかねません。

「昨日髪切ったんだ」と言ってきたら、「髪切ったんだ！ どうりで雰囲気違うと思った！」と相手の言葉を繰り返してみてください。

これは「バックトラッキング」「傾聴」などとも言われ、介護など「聞く力」が必要とされる現場でもよく使われます。

身振り手振りを大きくする

これは行動心理学などで「ノンバーバルコミュニケーション」と呼ばれているものです。

プレゼンテーションを聞く場合、棒立ちで話されるよりも身振り手振りを交えながら伝えられたほうが印象に残りますよね。

それと同じで、相手に自分の気持ちを伝える場合は言葉だけじゃなくジェスチャーも加えてください。

たとえば、待ち合わせで男性を見つけたときに、「何も言わずに近寄っていく」のと「小さく手を振りながら近寄っていく」のとでは、後者のほうが男性の意識に残るのです。

そうすると、「今日のデート楽しかったな」など男性の記憶に刻み込まれやすいため、好印象を抱いてもらえる可能性がUPします。

「夢に出てきた」の報告

他人の夢は、「どうでもいい」と感じる女性も多いですよね。しかし、男性は「夢に出てきた」と言われると高確率でドキっとします。

男性心理を解説すると、「夢に出てくるくらい自分のことを考えてくれているんだな。もしかして、俺のこと好きなのだろうか」と感じるわけです。

これは「好意の返報性」といって、人は好意を持ってくれている相手に対しては好印象を抱くのです。

絶対に男性の夢を見たり覚えていたりする必要はありません。「今日＊＊くんが夢に出てきた気がする」という一言だけで、男性のハートを鷲掴みにできますよ！