これからビレイヤーもやっていく! という方はいませんか? 集めるギアのひとつでもある「グローブ」ですが、普通のグローブと何が違うのか知らない人も多いと思います。
そこでここでは、クライミング用グローブの特徴や、グローブを選ぶときの欠かせないコツについてご紹介します。
普通のグローブとクライミング用グローブ、どこが違うの?
普通のグローブとクライミング用のグローブは、何が違うのかあまり分からない人も多いでしょう。
実は、クライミング用のグローブは、普通のグローブに比べて、はるかに耐久性など、優れているのです。
ここでは、詳しく普通のグローブとクライミング用のグローブの違いについて、ご紹介します。
耐久性のある素材を採用している!
まず一番大きく違うことが、クライミング用のグローブに使われている素材です。ロープによる摩擦に強く、耐久性に優れているんですよ。
普通のグローブをビレイのときに使うと、一瞬でダメになります。というのも、摩擦を考えられて作られていないからです。
ビレイヤーになろう! そう決めている人は、きちんと最初からクライミング用のグローブを購入するようにしましょう。
使い勝手がいい! 携行しやすくなっている
クライミング用のグローブには、使いやすい仕様になっているものが多いです。
実際にどんな仕様かというと、
- 紐を通す穴が開いている
- カラビナをつけられるようになっている
上記のような仕様になっているため、ハーネスにひっかけることも可能なんですよ!
ビレイヤーはグローブを使うときにすぐに取り出せるよう、常に携行していないといけません。紐やカラビナをつけられる仕様になっている方が、使い勝手がよくとても便利です。
これらは普通のグローブにはない仕様なんです。
クライミング用グローブを選ぶコツとは?
クライミング用グローブを選ぶコツは5つあります。
「これからクライミング用のグローブを買いにいくんだけど、選び方ってあるの?」そんな人は、ぜひご参考にしてくださいね。
使い方によって、フルフィンガー or ハーフフィンガーを!
クライミング用グローブは大きく分けると、2種類あります。
「フルフィンガータイプ」という、指が全て覆われているグローブ。一見普通のグローブとも似ています。初心者におすすめのグローブタイプです。
「ハーフフィンガータイプ」は、その名の通り指の途中まで生地があるグローブで、クイックドローやロープを束ねたりするときに、とても便利なタイプです。上級者向けのタイプです。
耐久性のある革がいい!
グローブを選ぶときは、耐久性のある革製を選ぶことが大切です! ただ、グローブ全体の素材が革だと、その分値段が高くなってしまいます……。
そのため、手のひら部分や摩擦が大きい部分だけ革があてられているなど、さまざまありますので、お財布と相談しながら選ぶのもいいでしょう。
タッチパネル対応だとラクチン
最近では、スマートフォンを操作できるタッチパネル対応のグローブがあります。
タッチパネル対応だと、いちいち着脱しなくて済むのでラクチン。
スマートフォンを操作するかもしれない人は、タッチパネル対応のグローブを選ぶといいでしょう。
汗をたくさんかく人はノーズワイパー付がいい
手の甲部分に吸水性のある素材を使っているグローブがあります。これは、汗をかいたときに、さっと汗を吸収できるんですよ!
汗をかきやすい人は、ノーズワイパーがついているグローブを検討してみてもいいかもしれません。
サイズ感を確認しよう
クライミング用グローブは、サイズが一緒でもブランドが異なると、多少サイズ感が変わります。
指の長さや手のひらのフィット感など、きちんと自分の手にフィットするグローブを選ぶことが大切。
試着は必ずしましょう。
自分にあったクライミング用グローブを選ぼう!
初心者のビレイヤーには、フルフィンガータイプのグローブがおすすめです。また、革製のグローブを選ぶようにしましょう。
選んだグローブがきちんと自分の手にフィットしているのか、確認するために試着は必ずいってくださいね!あなたにピッタリなグローブが見つかりますように……!