ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか？
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました！
誰でも最初は初心者だ！ インタビュー回答者プロフィール
名前：佐野くん
年齢/職業：31歳/飲食業
ボルダリング歴：5年くらい
現在のグレード（レベル）：インドア ～2級/外岩 ～1級
ボルダリングに通っている頻度：週1回
初めて行ったボルダリングジム：秀岳荘
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか？
ん～……覚えているかな。すごく手が痛かったことと、もう少し登れると思ってた！(笑)
ボルダリングをやろうと思ったのは、山登りの延長なんだよね。もともと登山をしていて、クライミングやりたいな！ って。
札幌で登れるところを自分で調べてみたら、秀岳荘が一番金額が安くて、自宅からのアクセスが良くて、レンタルシューズが無料だったから、秀岳荘に行ったんだよね。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか？
ちょっとやっぱ自分に自信があったんだよね。(笑)
登山とかもそうだけど、身体を動かしたりしていたから、「自分にもできる」って思っていたんだ。だけど、見事に……(笑)
だけど、すげぇハマった！「これは俺が求めているスポーツだ！」って。
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか？
ボルダリングにハマったんだろうね。1回目がめちゃくちゃ楽しかったから。(笑)
あとは、登れなくてすごい悔しいって思いをしたから、「2回目に行ったときは絶対登ってやる！」って思って。
ボルダリングを続けている理由は？
続けている理由か……。ライフワークかな！ 親父になってもさ、続けられるスポーツだから。まぁ、好きだっていうのもあるし。
他のスポーツってバスケットボールとかだと、走れなくなるじゃん。ゼーハーゼーハー息切れしたりとか。(笑)
けれど、ボルダリングはそういうのがなくて。体力の衰退はあるかもしれないけれど、鍛えれば鍛えるだけ結果に繋がるから、今もやっているんだよね。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか？
ボルダリングで強くなるために、仕事中に筋トレするようになった。仕事で使う鍋とか、前腕鍛えるように持つ……みたいな。(笑)
「あー重い！ あー鍛えられてるわ！」って。(笑) デカいタッパとか、ピンチ力鍛えるために、ピンチ持ちしたりとかね。(笑)
よく行くボルダリングジムは？ そのジムに通っている理由は？
Whipper Snapper Gym（ウィップス）です。通っている理由は、家から近いってのもあるし、夜遅くまで営業しているっていうのもあるんだけど、やっぱり登っていて楽しい！
登っている人たちも課題も、全部テンションが上がるんだよね。
ボルダリングをするときの服装は？ どこで購入している？
クライミングパンツにTシャツ。俺は“どこで購入している”っていうのがないんだよね。考えていないっていうか……。(笑)
リサイクルショップにあった500円のパンツとかも履くし、クライミングパンツじゃなくても動きやすいパンツだったら「これ使おう！」ってなる。
今着用しているのは、クライマーの友人にもらった「Verve（バーブ）」。これは本当動きやすいし、生地がサラサラしているから、汗かいても身体にくっつかないし。
逆にタイトのパンツは動きにくくてダメだね。(笑)とにかく動きやすいパンツをチョイスしているよ。
クライマーならではの悩みはありますか？
クライマーならではの悩みは、指皮がない分、仕事中熱い。(笑)
ラーメンのどんぶりとかめっちゃ熱くてさ。フライパンとか握ると「めっちゃ熱い……」ってなる。(笑)
しかも指皮が成長しにくいんだよね、負の連鎖に陥ってる。登る、指皮がなくなる、仕事中熱い、指皮再生しない、そしてまた登るっていうね。(笑)
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか？
もちろん！ いや～さっきも言った通り、ライフワークだからかな。今が週1で週2になったり、月に1回になったとしても、ボルダリングをやめることはないかな。
ケガとかで、ボルダリングを諦めざる得なくなることがあるなら、やめるかもしれないけれど、今はやめることは考えていないです。
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言！
ん~……。「ボルダリングに興味があるなら、1人で行ってみなさい。」っていうかな。ボルダリングは友達とワイワイするスポーツじゃなくて、一人でやるスポーツだからさ。
まぁワイワイするのもいいんだけど、一人で登る楽しさを知ってほしいから、興味があってジムへ行くなら、まずは一人で行ってみた方がいいよ。
（インタビュー：高松未樹）
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