ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:スーさん
年齢/職業:50歳/公務員
ボルダリング歴:5年目
現在のグレード(レベル):インドア ~1級/外岩 ~初段
ボルダリングに通っている頻度:週2回
初めて行ったボルダリングジム:ボルダリング自体は個人宅の車庫にあるウォールが初めてです。初めてボルダリングジムは春香小屋です。
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
覚えています。正直に言うと、身体がバキバキのいかつい人達がたくさんいたので、そういう人たちがやるフィジカルスポーツなんだなと。(笑)
なぜやろうかと思ったのかというと、「赤岩のロッククライミングをやってみたい!」と思って実際に見に行ったんですよね。
今の身体の状態じゃ絶対に登れないと思って、どうしよう……と悩んでいたとき、知り合った人の家に小さいけれど、ボルダリングウォールがあると聞いたのでそこへ行こうと思ったのがボルダリングの始まりです。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
とても楽しかったのを覚えています。たちまちボルダリングに魅了されましたね。
春香小屋のボルダリングは曜日で行ける日が決まっていたので、春香小屋へ行くようになってからは、次の週のボルダリングをする日が待ち遠しくなっていました。
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
1回目のボルダリングがとても楽しすぎたんですよね。
1回目の次の日にはひどい筋肉痛があったんですけど、それでもボルダリングが楽しくて、通うようになりました。
ボルダリングを続けている理由は?
おっさんなんですけど、まだ上達しているのを実感できるからですね。若い人は、グングン上達するのは当たり前で。
自分は若くないけれど、それでも上達していくのを体感できて、達成感を感じられていることが続けている理由です。
また、ジムへ行くと仲間がいるので、それも楽しいんですけれど、ボルダリングは基本一つの課題と向き合うのは自分じゃないですか。
なので自分一人でも存分に楽しめることも、ボルダリングを続けている理由なんだと思いますね。
ボルダリングって、一人でも楽しめるということが、ボルダリングならではの楽しみ方ですよね。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
変ったことですか(笑)。身体的にはそこまで変わっていない気がします。
ただ、車を運転しているときとか、何か違うことをしているときでも、落とせなかった課題のことを常に考えるようになりましたね。(笑)
「どう一手を出したらいいんだろう……」「あの一手をこうした方がいいんじゃないか」など生活の中でスポーツが占める割合が多くなりました。
多分ボルダリングをやっている人なら、四六時中課題のことを考えるようになるんじゃないでしょうか。(笑)
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
Whipper Snapper Gym(通称:ウィップス)です。通っている理由は単純に楽しいからですね。
ウィップスで登る人は、「強くなろう!」っていう気持ちが目に見えるほど、一生懸命に登っているから、その姿を見ると「よし! 一生懸命頑張ろう!」って思えるからです。
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
Tシャツにクライミングパンツです。結構これでも気使っているんですよね。ジャージを着用しなかったり……。(笑)
購入する場所は秀岳荘やインターネットで購入しています。ネットサーフィンしているときに気にいったものがあればポチッとしちゃいますね。(笑)
クライマーならではの悩みはありますか?
クライマーならではの悩みとは少し違うかもしれないけど、「俺はいつまでボルダリングができるんだろう……」って不安はありますね。
もう50歳なんですけど、今現時点で「健康のために」ボルダリングをやっているわけではなくて、「上達して完登したときの達成感」が好きなんですよね。
けれど、上達していくっていうのにも身体的にも限界があるわけじゃないですか。いつまで上達を感じながらボルダリングができるんだろう……って考えちゃいますね。
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
身体が追いつく限りは、続けていきたいです!(笑)
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
俺もそうだったんですけど、「ボルダリング=怖い」と思っている人がいたら「怖くないよ!」って言いたいですね。
あとは、“ボルダリングを始める”っていう一歩を思い切って踏み出すと、意外と流れにのることができますよ!
ボルダリングをやってみて合う合わないはあると思うので、とりあえず「思い切って最初の一歩を踏み出そう!」ですかね。
(インタビュー:高松未樹)
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