ボルダリングブラシとは? 使い方や自作、おすすめブラシを紹介

ボルダリングジムでボルダリングをしていると、他のクライマーのボルダリングをつい見てしまうものです。スムーズなムーブや力強さなど参考になる部分も多くあります。

クライマーを見ていて、ブラシでゴシゴシとホールドをこすっている様子を見たことはないでしょうか。

ボルダリング初心者にとってはかっこいい行動であると同時に、どのような効果があるのか気になるシーンでもあるでしょう。

今回は、ボルダリングブラシとは何か、使い方、自作方法、おすすめブラシなどブラシについて詳しく解説していきます。

ボルダリングブラシとはどのようなアイテム?

ボルダリングブラシとは? 使い方や自作、おすすめブラシを紹介

ボルダリングブラシにはどのような役割があるのでしょうか。ボルダリングのホールドの表面はつるつるではなく、ザラザラとしていて滑りにくい構造になっています。

多くのクライマーが掴んだり、足を乗せたりすることで、表面が削られ、摩擦力が減少し、保持しにくくなってしまいます。そこでボルダリングブラシを使用します。

ゴシゴシと擦ることでホールドの摩擦力が復活し、保持しやすくなり、ボルダリングをスムーズにすることができます。

もう一つの役割は、外岩での岩のメンテナンスです。外岩でチョークを使用すると、岩の状態が変化し、ボルダリングにも影響があります。

きれいで整った岩場を保つためにもメンテナンスは必要であるため、チョークを使った後などにブラシで清掃をします。

外岩でのマナーの一つでもあり、外岩ボルダリングには欠かせないアイテムと言えます。

ボルダリングブラシの使い方を知ろう

ボルダリングブラシはただ闇雲にゴシゴシと擦るだけでは十分な効果を得ることができません。

擦るという単純な使い方ですが、コツを理解することで、ホールドをしっかりと保持できる摩擦力を得られます。

ボルダリングブラシは、強くこすりすぎずに優しく磨くことが大切です。強くこすりすぎると、摩擦力を復活させるどころか、ホールドを傷つけてしまいます。

優しく磨くことで程よく摩擦力を復活させて上で、保持しやすいホールドに仕上がります。

ブラッシングの感覚は、ホールドの掴み心地や滑りやすさで判断することができるため、ブラシを使用しながら確かめてみましょう。

おすすめボルダリングブラシ①「[マムート] Boulder Brush 7369/wood 2290-00850」

クライミンググッズを多数販売しているマムートには、ボルダリングブラシもあります。

マムートのロゴであるマンモスのデザインが可愛らしく持っているだけでも嬉しいアイテムとなっています。

安心の規格認証を受けた木材、天然剛毛を使用しているため、丈夫で長く使うことができます。

力強い毛がホールドをしっかりと捉え、クリーンにしてくれます。マムートのクライミンググッズと合わせて、ボルダリングブラシも購入して揃えてみましょう。

▶ [マムート] Boulder Brush 7369/wood 2290-00850

おすすめボルダリングブラシ②「MADROCK(マッドロック) Hedgehog Climbing Brush MDZ013」

マッドロックは、マムートと並んで、ボルダリンググッズメーカーとして有名なメーカーです。

マッドロックのヘッジホッグクライミングブラシは、カラーバリエーションが豊富に用意されています。

ホワイト、ライトブルー、オレンジ、ブラックと可愛いカラーからシンプルなカラーまで揃っています。ウェアやチョークバッグなどと合わせて、色を選んでみましょう。

ブラシの性能にも特徴があります。12000本以上の猪毛を密集させているため、ブラッシング性能がハイレベルです。

スピーディなブラッシングや耐久性を備えたボルダリングブラシと言えます。

▶ MADROCK(マッドロック) Hedgehog Climbing Brush MDZ013

ボルダリングブラシを自作しよう

ボルダリングブラシとは? 使い方や自作、おすすめブラシを紹介

外岩をクリーンに保つためのブラシを自作するクライマーが多くいます。自作のメリットはコストパフォーマンスがよく、100均など身近なお店で道具を揃えることができる点です。

100均やホームセンターで伸縮可能な棒を購入し、先端にネジでブラシを固定するだけで簡単に作ることができます。

針金や接着剤などでも固定することができ、ブラシの反対側にもう一つブラシを付けて、両側をブラシにするアレンジも便利です。

ブラシの購入に迷っている方は、節約のためにもぜひ自作してみましょう。

ボルダリングブラシを使って効率よくクライミングしよう

ボルダリングブラシをホールドの摩擦力を復活させ、ホールドを保持しやすくします。強くこすりすぎず優しくブラッシングするのが使い方のポイントです。

外岩でもブラッシングは重要で、マナーの一つとして把握しておきましょう。ブラシは自作することもできるため、コストを抑えてたい方におすすめです。

ボルダリングブラシをボルダリングに導入して、より快適なクライミングを楽しみましょう。

「ボルダリングの服装・グッズ ~ 必要な道具の解説 ~」カテゴリの最新記事