ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:ゆなちゃん さん
年齢/職業:14歳/中学生
ボルダリング歴:3年ちょっとくらい
現在のグレード(レベル):2級
ボルダリングに通っている頻度:週2回
初めて行ったボルダリングジム:「ソプラティコ」というスポーツジムに入っているロッククライミングウォールです。
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
3~4年くらい前に「ソプラティコ」行ったのを覚えています。スキー場の受付にパンフレットがあって、ママが持って帰ってきて「行ってみる?」という話になり、興味があったので行きました。
小学校1年生くらいのころから『雲梯(うんてい)』が大好きで、ボルダリングと雲梯は同じじゃないけど、身体を動かすスポーツだから、「ボルダリングやりたい!」と思いました。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
めっちゃ楽しかった!
雲梯で遊ぶのも楽しいけど、ボルダリングは「自分の力で登って挑戦できる」というのが楽しかったです。
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
やっぱり1回目に行ったときに、めちゃくちゃ楽しくて、「もう一回やりたい!」と思ったのと、最初に行ってできなかった課題を「次は絶対完登してやる!」と思ったからです。
沼にハマる感じに、ボルダリングにハマっていきました。(笑)
ボルダリングを続けている理由は?
初めて行ったとき、2回目に行ったときと同じなんですけど、やっぱり楽しかったからです!
完登できるグレードが上がって、今は全国に行けるようになったんですけど、やっぱり全国のレベルが高くて「自分のレベルじゃ足元にも及ばない」ってくやしくて。
北海道は競技人口が少ないということもあって、私は全国へ行けたけど、本州は本当に強い人たちの中から選ばれて出場しているわけで。
全国でも通用するレベルになるため、強くなるためにボルダリングを続けています。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
ボルダリングの休みの日は、全く身体を動かさなくなりました。なまけた生活っていうか。(笑)
もともとプールを習っていて、毎日泳いでいたので身体を休ませる日がなかったんですけど、ボルダリングに専念したくてプールをやめたんですよね。
そしたらボルダリングに集中できるようにはなったんですけど、ボルダリングをしない日は外出せず、家にいるようになりました。
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
Whipper Snapper Gym(ウィップス)です!!!
課題がたくさんあって、アットホームな雰囲気で登りやすいからですね。それに尽きます。
みんな仲が良いし、喋りやすいし。通い続けるにはウィップスが一番です。
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
Tシャツとハーフパンツです! 前はハーフパンツの下にスパッツを履いていたんですけど、スパッツを履かない方が登りやすくて。
コンペで違うジムに行ったときに、そのジムがめちゃくちゃ寒かったらスパッツは履くんですけど、ほとんどの場合は履かないですね。動いたら暑くなるし!
いつも履いているハーフパンツはユニクロで、Tシャツはお姉ちゃんのおさがりとか、もらいものとかが多いです。(笑)
前にハーフパンツを忘れて、クライミングブランドのパンツを借りたんですけど、めっちゃ動きやすくて、これからは、そういうクライミングブランドのハーフパンツが欲しいなって思います。
クライマーならではの悩みはありますか?
同世代のクライマーがもともと少ないっていうのもあるんですけど、同じグレードで登る人が少ないことです。ジムに行ったときに一緒に登れる人がいる方がやっぱり張り合いがあって楽しい。
あとは登るようになって肩幅が広くなって、パーカーが小さくなりました。(笑)
それと悩みではないんですけど、全国大会とか北海道外の大会に行けるのは、家族の協力があるからこそ行けることなので、もっと強くなってできるだけ期待に応えたい! という気持ちがあります。
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
もちろん思います!! 楽しいっていうのもあるし、もっと強くなりたいから。本当に全国でも通用するクライマーになりたいです!
あと周りの同世代クライマーに比べると、ボルダリング歴も少ないし、全国大会の経験も少ないので、その差をできるだけ縮められるようになりたいです。
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
とりあえず体験してみてほしいです。ボルダリングは普通のスポーツに比べるとハードかもしれないけれど、ハマったらすっごい楽しい。
ボルダリングの楽しさを知ってほしい! とりあえずボルダリングをやろう!
(インタビュー:高松 未樹)
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