ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:リキちゃん さん
年齢/職業:38歳/会社役員
ボルダリング歴:4年
現在のグレード(レベル):インドア 2~3級
ボルダリングに通っている頻度:週1~2回程度
初めて行ったボルダリングジム:スポドリ!
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
20代後半から体重が増え始め、毎年ダイエットをしようと運動はせずに食事を変えることで10㎏程度の減量に成功するものの、必ずリバウンドをしていました。
そこで、30代中盤に差し掛かってきたときに「運動しないとダメだな」と思い、アウトドアが苦手な自分でもできそうで続けられそうなスポーツとしてボルダリングを選びました。
兄が昔にやっていたこともありましたし、知り合いにもやっている人がいたので、その人に連れて行ってもらいました。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
全く登れませんでした。実際に初めて行ったジムの簡単なグレードから2番目くらいの課題も登れずでした。
腕の力だけで登ろうとしてすぐに前腕はパンパンになるし、周りで自分より力がなさそうな人たちがヒョイヒョイ登っているのを見て、自分もあれくらいできたら楽しいだろうな、と思ったことを覚えています。
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
初回の体験で全く登れなかったので、自分には向いてないスポーツかな、と思い行くのをためらったのですが、「もう一回だけ行ってダメだったら辞めよう」、と思って一度だけ行ってみたんです。
多い立ったその日に行こうと思ったので、知り合いも誘わずに初回に行った同じジムに行って登りました。そしたら前回できなかった課題が1回で結構簡単にできたんです。
それがうれしくて、本格的に始めようとその週末にボルダリングシューズを買いに行きました。
ボルダリングを続けている理由は?
単純に楽しいからです。体を動かすだけでなく、ムーブを考えるプロセスも個人的には非常に楽しくて、自分に合っていると思っています。
そして、ジムや壁、ホールドが変われば課題は無限にありますし、毎回達成感や悔しさを感じることができる、そんなスポーツはあまりないのではないかと思います。
また、ボルダリングを始めたことで知り合った友人も多く、一緒にジムに行ったり、セッションをしたりできているのもボルダリングを続けている理由になっています。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
前述していますが、ボルダリングで出会った友人とボルダリング以外でも食事に行ったりする中になったことですかね。
みんなでジム遠征に行ったりもしますし、それだけでなく自分の家でホームパーティをしたりと楽しんでいます。
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
特定のジムに行くというよりはその時の気分で決めています。
その中でも比較的多いのは銀座のグラビティリサーチか渋谷のノボロック、秋パンで、自宅や職場から近くそれぞれが違ったタイプのジムであることがメインの理由で、友人が登っているジムである、といのも理由になっています。
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
上はシーズン問わずTシャツで、下は夏場はハーフパンツ、冬場はロングパンツでデニム地のパンツをよく履きます。
特に購入するお店などは決めていないですが、ボルダリングジムでショップが併設されているところで購入することが多いように思います。
クライマーならではの悩みはありますか?
肩回りの筋肉がついたせいで、作りがシッカリしているTシャツなどを脱ぐときや着るときに、肩回りがつっかえてなかなか難儀します。
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
続けていくつもりです。ボルダリングは生涯スポーツだと思いますし、実際に私よりもだいぶ先輩の年齢の方たちもジムには多くいて、そして非常に強い人が多いので、自分も年をとってもより強くなれるように頑張っていきたいと思っています。
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
是非一度ボルダリングジムに行ってみてください。靴やチョークなどの道具はレンタル可能なので、運動ができる服装さえ持っていけば手軽にできるスポーツです。
そして個人的には自分の体験からなのですが、是非2回行ってみて欲しいです。
1回目できなかった課題ができるようになった2回目の自分と出会うとボルダリングの楽しさに気づくと思います。
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