ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:あいちゃんさん(増山隊長さんの奥様)
年齢/職業:33歳/パート
ボルダリング歴:6年
現在のグレード(レベル):インドア 2~1級/外岩 1級~初段
ボルダリングに通っている頻度:週3~4回
初めて行ったボルダリングジム:春香小屋
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
覚えています。最初スノーボード仲間から「ボルダリングができるところがあるから一緒に行こう!」と誘われたのですが、全然興味もないし乗り気じゃなくて断ったんですよね。(笑)
けれど、2回目に誘われたとき、丁度予定がなかったので、「行ってみようかな~」と軽い気持ちで足を運んでみました。(笑)
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
「割りと登れた!」っていうのが、正直な感想です。
春香小屋に通っている人と同じグレードの課題が登れて、周りに「すごいね!」って言われて、「え、ボルダリング楽しい!」って思いました。(笑)
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
1回目に行ったとき、案外登れて楽しかったからです。
もともと身体を動かすのが好きで、「意外と私にボルダリング合ってるかもしれない!」と思ったのがボルダリングを続けるキッカケになったんだと思います。
ボルダリングを続けている理由は?
やっぱり「もっと強くなりたい!」という気持ちが一番ですね。登ったときの達成感は本当気持ちが良いです。
グレードが上がるにつれて、登れない課題も出てくるんですけど、そういう課題に出会うと「次行ったときは必ず落としてやる!」っていう気持ちになります。
あとは、よく行くジムで課題ではなく、セッションをする時間もワクワクして楽しいです。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
腹筋が割れました!(笑)
今まで筋トレとか何もしてなくて、腹筋は割れていなかったんですけど、ボルダリングを始めて気付いたら腹筋が割れていました。(笑)
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
Whipper Snapper Gym(通称:ウィップス)です! 通っている理由は壁が面白いことと、ウィップスに来ているクライマーが好きだからですね。
まず北海道にはあんな美しい曲面の壁はなく、ウィップスでしかあの壁は登れないので、そういう壁の課題をトライできるというがウィップスに通っている理由です。
あと、ウィップスに通っている人たちはアットホームな人ばかりなので、とても仲が良く和気あいあいとした雰囲気なところも気に入っています。
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
クライミングパンツとTシャツです。クライミングパンツは、ロングパンツしか履きません!
理由は、足をぶつけてケガするからです。ケガして跡になるのはイヤなので……(笑)
Tシャツは買ったりはしていなくて、今まで持っていたTシャツを着用しています。ボルダリングパンツは秀岳荘やリサイクルショップで購入することが多いですね。
必ず試着をして、身体の動きにあった動きやすいパンツを選んでいます。
クライマーならではの悩みはありますか?
指の関節が痛くなることと、指が太くなったことですね。(笑)
指が太くなったからこそ、登るときに結婚指輪が取れなくなったり、登ったあとに指輪が入らなくなったりして困ります。
あとは、コンペ慣れしていないことが悩みです。
日頃からコンペを意識して登っていないので、いざコンペ当日になると “力が出し切れない” という状況になってしまいがちです……。
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
もちろん続けていきたいと思います。
今は妊娠中で登れないのですが、出産して落ち着いたら「強くなりたい!」という気持ちはあるので、ボルダリングを再開しようと思っています。
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
とりあえず興味がある人は1回やってみないと、ボルダリングが楽しいか楽しくないか分からないと思うので、やってみた方が良いと思います!
実際、ボルダリングに興味がなかった私が、ボルダリングにハマったので。(笑)また、いきなり登るのは少しハードルが高い……と感じる人は、見学だけでもジムに行っても良いと思います。
ただ、ジムの中には見学が難しいところもあると思うので、見学ができるかどうか確かめてからの方が良いと思います。
ボルダリングを始めてみて課題に苦戦したときは、クライマーのほとんどは優しい人が多いから、丁寧に教えてくれますよ。
ボルダリングに少しでも興味がある人は体験してみてください!
(インタビュー:高松 未樹)
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