ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:増山隊長さん
年齢/職業:35歳/灯油の配送業
ボルダリング歴:6年くらい
現在のグレード(レベル):インドア 1級~初段/外岩 ~2段
ボルダリングに通っている頻度:週3~4回
初めて行ったボルダリングジム:春香小屋
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
全然登れなかったという記憶があります。(笑) たまたま遊びに行った場所に、簡易的なボルダリングの壁があったんですね。そこで登ったのがキッカケでボルダリングというスポーツに興味を持ちました。
初めて登った壁はかなり簡易的な壁だったので、「きちんとしたジムでボルダリングをしたいな~」って思っていました。
その話を友人にすると、偶然ボルダリングをやっている友人だったので、「やってみたい!」と言い、ボルダリングジムへ連れて行ってもらったことがボルダリングの始まりです。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
ある程度、「自分は登れる!」と思ってジムへ行ったんですけど、実際には全然登れなくて。
そのジムで登っていた女性にも負けてしまい、「めちゃくちゃ悔しい!」という気持ちになったことを覚えています。(笑)
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
1回目に行ったときに、悔しい思いをしたので、次に行くときは「落とせなかった課題を絶対に落としてやるぞ!」という気持ちになっていたからですね。
実際に2回目に行ったときは、また新しい落とせない課題が出てくるので、「落とせない!」→「悔しい! 負けたくない!」→「落としてやる!」っていう繰り返しで。(笑)
毎週毎週ボルダリングをするようになりました。
ボルダリングを続けている理由は?
初めてボルダリングに行ったときからずっとなんですけど、登りたい課題が登れなくて、「次こそは落としてやろう!」という気持ちが続いているからですね。
トライした課題が落とせても、また新しい課題にトライして落とせない……。→「絶対に落としてやる!」っていうループになっています。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
もともと太れない体質で、いくら食べても太らない状態だったんですけど、ボルダリングで筋肉がついて体重が増加したことです。
クライミング前は47㎏だったんですけど、クライミングをするようになって53㎏にまで増えました。(笑)
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
Whipper Snapper Gym(通称:ウィップス)です。
ウィップスに通っている理由としては、ウィップスには強い人が集まること、子どもを連れて行っても受け入れてくれること、子どもが遊べるスペースがあることですかね。
決められた課題以外にも、その場にいる人たちとセッションしたりするのも楽しいので、ウィップスに通っています。
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
Tシャツにクライミングパンツかな。クライミングパンツでもロングパンツではなくてハーフパンツの方が気に入っています。
ハーフパンツだと、ロングパンツによくある「スソがバタバタしない」「ヒールとかかけるときにスソを巻き込んだりしない」からですね。
札幌にあるザノースフェイスや、秀岳荘で購入しています。
クライマーならではの悩みはありますか?
人の前腕と人を比べてしまうこと。(笑)全然知らない人でも、背中の大きさとか筋肉をよく見てしまうことですね。(笑) あとは、登っていない日が続くとめちゃくちゃ不安になります。
「周りのクライマーが登っているのに、自分が登らなくていいのかな?」っていう罪悪感に似た気持ちに勝手になってしまうことですね(笑)
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
もちろん続けていきたいです! うちの場合は、嫁もボルダリングをするので、まだ小さい子どもも含めて家族みんなでボルダリングジムに登りに行きたいですね。
そして、子どもが登れるようになったら、自分よりも強くなって欲しい! って思います。
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
興味を持っている人は、体験でもなんでも絶対やってみた方が良い!
まぁ、自分が楽しいからっていうのもあるんですけど、「ボルダリングに興味を持っている」って人が実際にやってみると、楽しい! ってなると思います。
あと、ボルダリングは個人競技だから、“誰かに迷惑をかけることがない”っていうのも、始めやすいキッカケになるんじゃないかなっと思います。
(インタビュー:高松 未樹)
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