テニスやゴルフ、ヨガとは違い、ボルダリングの服装と言われてもなかなかピンとこないということはないでしょうか?
クライミングジムのHPでも動きやすい服装であればOKと書いてあり、逆に迷ってしまう……。そんな方におすすめのクライミングパンツを紹介します。
ボルダリングを始めたら、まずは着るものだけ持っていけばOK!
ボルダリングはウェアとシューズ、チョークの3つがあればすぐにでも始められるスポーツです。
ボルダリングジムではシューズとチョークのレンタルが数百円でできますので、着るものだけ持っていけばあとは登るだけ。
室内なので日焼けや気温についてあまり気にしなくても大丈夫です。
道具が必要ないため、仕事帰りに寄りたいときも荷物が少なくて済みます。夏場サンダル派の人やパンプス派の人は、うっかり靴下を忘れてしまいがちなので、そこだけ気をつけましょう。
上はTシャツでよいけれど……。下はどんなものがよい?
動きやすい服装であれば大丈夫です! と案内されることも多いので、ボルダリングジムでは他のスポーツよりも服装の幅が広いです。
上はタンクトップやTシャツ(半袖も長袖も)が多いですが、下はショートパンツ、レギンス、レギンス+ショートパンツ、サルエルパンツ、ジャージなど様々です。
大会ではショートパンツとタンクトップという組み合わせが多い印象ですが、初めは安全に行えるという点が大事です。
ジャージやあまり伸縮性のない素材でゆるっとしたパンツの場合は、裾が絞れるタイプのものがよいでしょう。視界を遮ってしまったりホールドにひっかかってしまう可能性があるためです。
また、膝をぶつけたり擦りむいたりすることもあるため、ショートパンツ1枚よりはレギンスやタイツと合わせる方が安心です。
服装に縛りのないボルダリングですが、テニスにはテニスウェア、ゴルフにはゴルフウェアといったようにボルダリングにもボルダリングに適したクライミングパンツがあります。
これからボルダリング用のウェアを購入される方は、クライミングパンツも検討してみてはいかがでしょうか。
クライミングパンツとは? コスパ重視のおすすめブランド
クライミングパンツとは普通のボトムとはなにが違うのでしょうか?
おおまかに言ってしまうと、性能やデザイン、素材の3点でクライミングのパフォーマンスをあげるように作られています。
クライミングと一言で表しますが、外岩やリードクライミングなど種類は様々です。
冬場に外岩を登るのに薄手のショート丈では厳しいかと思いますが、室内で行うボルダリングについては、素材の厚みや丈の長さに関わらずスムーズな足さばきができるものであれば問題ないでしょう。
クライミングパンツというとアウトドア系のブランドが思い浮かびますが、ユニクロやGUのスポーツラインもおすすめです。
近頃話題になっているワークマンが展開するワークマンプラスは作業服で求められる高機能性はそのままにデザインも重視した商品が揃っています。
アディダスなどスポーツ系ブランドも速乾性や伸縮性に優れたウェアが揃い、ボルダリングにももちろん使えます。
ボルダリングにハマったら、一着は欲しいプロ仕様ウェア
少し値は張りますが、クライマーがデザインしたクライミングウェアのブランドも紹介したいと思います。
どのブランドもクライミングの時だけではなく、タウンユースとしても着られるデザイン性も兼ね備えていて、おしゃれも楽しめます!
グラミチ(GRAMICCI)
アメリカ・カリフォルニア州で生まれたブランド。ブランド名を冠した定番のグラミチパンツは、時代を選ばないシルエットで長年愛されています。
インガ(Inga)
世界的にも有名なクライマー、小山田大さんがプロデュースするブランド。日本人クライマーの体型に合わせたデザインが、日本人に合わない訳がありません!
「ingaジーンズ」は、タウンユースでもおしゃれに着こなせそうです。
ムーン(moon)
UK出身のクライマー、ベンムーンが手がけるクライミングメーカーです。
鮮やかなカラーが魅力の「samuraipants」はショート丈とロング丈が選べます。
ヘビー(heavy)
2011年にできた新しいブランドです。
お尻のポケット部分についたバッテン(×)が可愛い「iggypants」や「glowデニム」は普段着としても重宝しそうです。
大事なのは楽しむこと!!
ウェアも大事ですが、ボルダリングをはじめスポーツをやるのに一番大事なのは楽しむことです!
体型も人それぞれ、紹介したブランド以外でもたくさんいい商品はあります。クライミングウェアはデザイン性も高く、普段着のローテーションに組み込めるものも発掘できます。
是非、自分の気分が上がるウェアを探してみてください。