ボルダリングをやっているときに、だんだん手汗をかいてしまって「手の平がヌメヌメでホールドが持ちにくくなった……。」「恥ずかしいくらい手汗をかく……。」なんて人はいませんか?
手汗って意外に“恥ずかしい!”と感じる人が多いんです。
そこで今回は、なぜ手汗をかいてしまうのか、手汗を止める方法はあるのか、手の状態別にオススメのチョークをご紹介します。
手汗で悩んでいる人は必見です♪
ボルダリングのときにかく“手汗”って何?
手汗というのは、字のとおり手の平や指先にかく汗のことをいいます。
手汗をかいている状態はスローパーが持ちにくかったり、ひどい場合には絶対持てるようなホールドでもヌメって落ちてしまうことがあります。
また、手汗が落ち着いている状態と、ひどい状態では登れるグレードが1~2程度変わるともいわれているんですよ。
そこまで手汗が気にならない人もいると思いますが、中には登るたびに手の平や指先がびちゃびちゃになるほど、手汗をかいてしまう人もいるのです。
逆に手汗がない状態だと、しっかりとチョークが手に乗りますし、ホールドに対してのフリクションも良くなるのです。
手汗に悩んでいる人は、どうにか手汗を止めたい! と思う人が多いでしょう。
手汗をかくと“ヌメる”
実際によくボルダリングジムで登っている人が「めっちゃヌメる!」「ヌメりすぎて、ホールドが持てなくなった!」と話しているのを見かけたり、登っていても手汗で、ホールドが持ちにくくなったりした経験はありませんか?
この“ヌメる”というのは、その名の通り手に付けたチョークが汗に溶けてしまうことで、手のひら全体もしくは指先がヌメヌメした状態になることをいいます。
では、ヌメる状態になってしまうと、どんなことデメリットが考えられるのでしょうか。次で詳しく解説します。
ここぞというときに滑って落ちることがある
手汗によってヌメると、いつも持てている筈のホールドが持ちにくくなったり、ここぞ! っというときにホールドが持てず、滑って落ちてしまったりすることがあります。
また、手がヌメっている状態で登り続けるのは、パフォーマンス性も落としてしまうことがありますよ!
単純に恥ずかしい! と感じる
手汗が多少出るくらいだとあまり感じませんが、手汗がひどい人がホールドを持ったり、マットに手を置いたりしたときに、手汗によって手のひらや指の跡がくっきりついてしまうことがあります。
登っている人の中には “手汗がひどい”ということ自体、とても恥ずかしく思ってしまう人が多くいます。
手汗の状態でチョークを使い分ける!
手汗に悩んでいる人の多くは、“手の状態に合わせてチョークを使い分けていない”人が多いです。
ここでは手汗の状態によって、液体チョークが良いのか、粉チョークが良いのか、解説していきます。
ぜひ、ご自身の手汗状態に合わせて、ベストなチョークを使ってくださいね!
液体チョークはこんな人にオススメ!
毎回びちゃびちゃになるくらい手汗をかいてしまい悩んでいる人にオススメが液体チョークです。
ほとんどの液体チョークにはアルコールが配合しているので、手の脂を取り除いてくれます。
液体チョークの中でも、『PD9クライミング液体チョーク』がオススメ!
ボルダリングなどの競技にフォーカスした液体チョークで、手が真っ白にならない・チョークが飛び散らない・グリップ力が持続することが特徴。
また少量(2~3滴)で十分なので、コスパにも優れていると人気の液体チョークなんですよ!
手汗に悩んでいる多くの人が愛用している液体チョークです。
粉チョークはこんな人にオススメ!
難しい課題をトライしている、気温が高い、湿度が高いなど、普段は手汗があまり気にならないけれど、たまに手汗が気になるくらいという人にオススメは、粉チョークです。
粉チョークはいろいろなブランドから発売していますが、『東京粉末 ピュア』がオススメ! 東京粉末シリーズの中でも、一番ベーシックタイプ。
微粒子が手のひらはもちろん、指の指紋の隅々にまで行き渡り、手とホールドの接触面積を限界にまで増やすことで、フリクション効果をより高めてくれます。
粉チョークの場合は、1トライごとにチョークをつけるなど、こまめにつけることをオススメします。
手汗を止める方法はある?
手汗を止める方法って気になりますよね。
手汗を止める方法は、
① 病院へ行く
② 制汗剤を使う
上記の方法があります。
日常生活に支障が出るほど手汗に悩んでいる人は病院を受診した方が良いです。
ただ、ボルダリングをしているときに手汗が気になる! という人は、②の制汗剤を使うことをオススメします。
最近では、手汗を制汗する作用のあるクリームなどが発売していますよ。もし気になる人は、手汗専用の制汗剤を使ってみるのも良いでしょう。
手汗に悩まずにボルダリングを楽しもう!
手汗に悩んでいる人は、チョークを使い分けると良いでしょう。
チョークを使い分けてもそこまで手汗の状態が変わらない人は、手汗専用の制汗剤などを利用してみてはいかがでしょうか。
また手がヌメっている状態のときは、ホールドをよくブラッシングしてくださいね!
ご自身の手の状態に合わせたチョークを使って、良いパフォーマンスを引き出しましょう!