海の世界を疑似体験できたり珍しい海の生物を見たりできる水族館は、季節や天候に左右されないので家族や友人、恋人と気軽に楽しめる定番の観光スポットの一つです。
中でも賢くかわいらしいイルカやアシカなどのショーは、どの施設もレベルが高く大人気です。
そんなショーで最近特に力を入れられているのが“ふれあえる”プログラム!
今回は実際に触れたり一緒に泳いだり、イルカと触れ合えるおすすめのスポットをご紹介します。
1. 八景島シーパラダイス(神奈川)
それぞれのコンセプトを持った4つの水族館からなる八景島シーパラダイスには、ペンギンやイルカ、クジラとふれあえる施設「ふれあいラグーン」があります。
プログラムがとても充実していて、シロイルカのおでこに触れる“シロイルカのおでこにタッチ”や、バンドウイルカやシロイルカと一緒に浅いプールに入ってゴハンをあげたりサインを出して一緒にダンスしたりとトレーナー気分を味わえる“イルカ・シロイルカとあそぼう”など、イルカとコミュニケーションを図れるものばかりです。
なかでも“イルカ・シロイルカとおよごう”はウェットスーツを着てバンドウイルカやシロイルカと泳ぐことができるスペシャルなプログラムで、背びれにつかまって泳いだり、イルカの背に乗ったり、仲良くなれればハグもできたりと、イルカとの触れ合いを堪能できます。
いずれのプログラムも参加人数に制限がありますので、事前予約をしておくと安心です。
2. ドルフィン・ベェイス(和歌山)
日本で初めてイルカと遊び、泳ぐ体験ができるプログラムを実現させた「ドルフィン・ベェイス」は太平洋につながるイケスで1年中イルカと遊ぶことができます。
イルカたちはみんな人懐こくフレンドリーですし、常にトレーナーが付き添うので小さな子どもや泳ぎが苦手な人、イルカに初めて触れる人でも安心して参加できますよ。
コースはイルカとの触れ合いがメインの“ドルフィン・エンカウンター”とイルカと一緒に泳げる“ドルフィン・スイム”の2種類です。
ドルフィン・エンカウンターでは水中ステージに腰をかけてトレーナーからイルカの生態を学んだあと、イルカにゴハンをあげたり、タッチしたり、記念撮影ができます。
海には一切入らないので小さな子どもや水が苦手な人でも安心です。
ドルフィン・スイムはドルフィン・エンカウンター終了後に、実際にイケスに入り、イルカと触れ合ったりイルカの背びれにつかまってイケス内を泳いだりと自由にイルカとの時間を堪能できます。
プログラムは1日3回開催されますが、念のため事前予約しておきましょう。
3. ドルフィンファンタジー(静岡)
イルカとの触れ合いを楽しめる体験型施設の「ドルフィンファンタジー」は1年を通してイルカとふれあえるコースが多数用意されています。
5歳以下でも参加可能な“イルカ触れ合いコース”は、イケス内にいるイルカにゴハンをあげたりタッチしたり、サインを出してジャンプなどの指示をしたりとトレーナー気分を味わえますよ。
保護者同伴であれば4歳以上から参加可能な“ドルフィンスイムコース”は触れ合いコース終了後にウェットスーツを着用してイケスに入り、イルカと一緒に泳ぐことができます。
また、イルカと直接触れ合うのはちょっと怖い人向けに見学だけのコースや、ゴハンをあげるだけのコースなどもあるので、イルカと少しずつ距離を縮めたい人にはおすすめです。
サンダルや帽子などの日よけグッズ、水着やタオルなどあらかじめ用意しておく必要があります。
1日4回開催されるので参加人数に余裕があれば当日参加も可能ですが、なるべく事前予約をおすすめします。
4. 鴨川シーワールド(千葉)
日本で初めてシャチを飼育し、ダイナミックなパフォーマンスが有名な「鴨川シーワールド」ですが、イルカやベルーガにタッチできるなど、近ごろは触れ合いをメインにしたプログラムにも力を入れています。
なかでも“ラブリードルフィン”はブーツを履いて60cmの浅いプールにイルカと一緒に入り、触れ合える人気のプログラムです。
まずトレーナーからイルカとの触れ合い方の説明を受けたら、イルカにタッチしたり、水を掛け合うなどのスキンシップを堪能できます。
イルカに触れるのが初めての人でも参加できますが、膝まで水に浸かるので、身長135cm以上で小学5年生以上と参加制限があるので注意が必要です。
参加券の購入は先着順で、事前予約などはできません。
また、平日と土日祝日や夏休みなどの混雑が予想される時期では販売方法が違うので、訪れる際はあらかじめ確認しておくとスムーズです。
5. おわりに
施設によっては事前予約が必要だったり日によって参加券の購入方法が違ったりする場合があるので、お出かけの際は事前に必ず詳細を確認することをおすすめします。
今回は関東を中心に4ヶ所をご紹介しましたが、実際に触れたり一緒に泳いだり、イルカと触れ合えるスポットはまだまだたくさんあるので、ぜひ訪れてみてくださいね。
Written by 綾崎リコ