猫の鳴き声が短い、「クルル」と泣く時に「どういう気持ちなのだろう?」と困った飼い主さんは多いもの。
ゴロゴロと喉を鳴らすのとはまた違う、独特な「クルル」という鳴き声は、一体猫がどんな気持ちの時に発しているのか、猫好きの方やペットとして飼われている方なら気になるところ。
そこで今回は、猫が短く「クルル」と鳴き声をあげる時の気持ち、対応について紹介します。
【動物好き限定!】サークルで友達をつくろう ▶1. 猫が「クルル」と鳴く時の気持ちとは?
猫が短く「クルル」と泣く時は、飼い主に甘えたい、もしくは飼い主と仲良くなりたいという気持ちのあらわれ、また、喜んでいる、疑問を感じている時の気持ちをあらわしています。
基本的に機嫌のいい時が多いので、ヨシヨシしたり一緒に遊んであげたりしてみてください。
また、クルルと泣きながら首をかしげている場合は「おや?」「あれ?」と心に疑問を抱えている時や集中が途切れてしまった時という場合も。そんな時は、優しく「どうしたの?」と話しかけてあげましょう。
2. なぜ猫は「クルル」と鳴くのか
そもそも猫は、野生動物の一種でもあります。野良猫たちの間で「クルル」と鳴きあうのを見たことがある人もいることでしょう。
これは、「クルル」と鳴いて甘えたりなど、求愛行動であると言われています。
女性も、甘えたい時に「ん?」と、首をかしげながら甘えた言葉をかけることがあります。
男性は、そんな女性を見て「構ってあげたい」と気にかけるようになります。猫の「クルル」と鳴く行為は、それに近いものがあると言えます。
そう、猫はあなたに構って欲しいし、仲良くなりたいのです。
つまり、「クルル」と人間に鳴く時も一種の「仲良くなりたい」というコミュニケーションのひとつと捉えると良いでしょう。
3. 「クルル」と鳴く理由には「要求の主張」という意味も
もし猫が「クルル」と鳴きながらあなたに近づいてきた場合、もしかすると「遊んで欲しい」の合図かもしれません。
猫は、構って欲しい時に「クルル」と泣くことがあります。
そもそも、子猫は親猫を呼ぶ時に「クルル」と鳴いて呼び寄せることが多いようです。
また、その場合はお腹が空いていて、餌が欲しいという時も少なくないようです。
つまり、あなためがけて「クルル」と鳴いているということは、あなたを親猫のような目で見ている、もしくはお腹を空かせている可能性があります。
4. そもそも猫はなぜ鳴くの?
そもそも猫が鳴く時とは、何らかの要求やメッセージがある時です。
猫同士で意思疎通を図る時は、どちらかというと身体を使ってやりとりすることが多いので、求愛行為でもなければ、とくに鳴き合うということは、まずありません。
ですから、「クルルと鳴いてるから、今はそのままでも大丈夫」ではなく、猫が鳴いている場合は少しでも猫に近づいて話しかける、なでてあげる、ゆっくり近づいてあげるなど、何らかの形で構ってあげることが大切です。
こうすることで、猫が抱えるストレスや不安が解消され、飼い主との関係もますます良好になることでしょう。
5. 「クルル」と鳴く猫の対処法
猫が「クルル」と鳴く時は「構って欲しい」の合図であるケースが多いので、なるべく頭を優しくなでてあげたり、話しかけるなど遊んであげて下さい。
ただ、首をかしげながら「クルル」と鳴く場合は「心に疑問を感じている」ことのあらわれであるケースもあるので、1度猫の目を見つめて「どうしたの?」と話しかけてみましょう。
もちろん、猫なので言葉で答える訳ではありませんが、困ったような表情をみせたり、俯くような仕草を取る場合は落ち込んだり、心に不安を抱えている可能性があります。そんな時は、優しくそっと抱きしめてあげましょう。
さらに、お腹をみせてゴロゴロしながら「クルル」と鳴く場合は、より構って欲しいことの合図なので、お腹をやさしくなでてあげましょう。
6. 猫が「クルル」と鳴き声をあげるのはどんな時? 対応まとめ
猫が「クルル」と鳴き声をあげる時は、喜び、嬉しい、飼い主と仲良くなりたいなどの気持ちのあらわれです。
ただ、首をかしげながら鳴く時に限っては心の不安を抱えている可能性があるので、少し用心して様子を観察しておきましょう。
もし猫が「クルル」と鳴いて甘えるようであれば、お腹をなでたりして遊んであげましょう。
きっと、猫もあなたにより心を開き、どんどん行動や仕草であなたに気持ちを開示するようになるため、ますますコミュニケーションが取れるようになるはずです。
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Written by みくまゆたん