男性が求める理想の女性像はさまざま。人によって望む恋人の定義は違います。ある男性は、気立てが良くて優しい女性と交際したいと思うし、どちらかといえば中身よりもルックスを重視したいという単純な男性もいるものです。
しかし、どのような男性にせよ、意識していた女性の言動がちょっと違和感を覚えるようなレベルですと、どうしても恋人候補から無意識に除外してしまいます。
違和感を覚えるレベルというのは、いわゆる過剰に女らしさをアピールしたり、または異性に対する態度と同性への態度が露骨に違うというケースが代表的なのですが、意外とこうした女性は少なくないようで、改善するも何も本人が全く気が付いていないのですから、それもなかなか難しいんですよね。
そういう女性は往々にして周囲からも「ちょっと変わった子」と、ある意味では注目されるのですが、なかなか良縁には結びつきません。
そこで今回は、このような言動を繰り返すことで恋愛から遠のいてしまっている女性のパターンを例に挙げて、逆説的に男性が引くこともなく、安心して話しかけることができる女性になるためのポイントを探してみたいと思います。
誰だって親しくなった異性とはスキンシップしたいと考えるもの。
特に恋愛がご無沙汰な男性の場合は、女性から軽く触られるだけで強く意識してしまいがちです。
ただ、これもなかなか諸刃の剣でして、そういう女性は多くの男性から熱い視線を向けられる一方で、ともすれば「誰にでもいい顔をしている」という印象を持たれることも少なくありません。
併せて、これが職場だった場合、男性社員同士の不和や競争を呼ぶことにもなってしまいます。それだけではなく、周囲の女性からも「ちょっと必死でイタいかも」と思われることにもなりかねません。
スキンシップは決して無駄というわけではありませんが、くれぐれも多用は避けた方がいいでしょう。
好きな異性に自分のことを理解してもらおうとするのは普通のことですが、これも頻度を考え、適度に切り上げる必要があるのではないでしょうか。
男性は女性に比べると単純ですが、それでも延々似通った話ばかりされると辟易してしまいます。
「あたしが~」や「あたしは~」で始まる自分語りは、ちょっとだけ聞かされる分には誰も気にしませんが、常に自分のことばかり話しているのは考え物。上機嫌で自分の話ばかりをする女性に対しては、結構男性も辟易しています。
かといって「あなたも何か話して?」と切り出されると、話に詰まってしまう男性も少なくないんですけどね(笑)。
姉御肌タイプの女性はいつの時代の一部の男性にとってはストライクなタイプです。自分より年上の女性と交際する場合には、このタイプの女性を望む男性も少なくはありません。
ただ、姉御肌の女性と、自称・姉御肌の女性とではちょっぴり話が違ってきます。
自称・姉御肌女性に対する男性側の正直な感想は「無理をしてキャラを作ってそう」だとか「細かな配慮ができるんだろうか」というものばかり。基本的に女性のキャラ作りに鈍感な男性であっても、ふとした拍子に見抜いてしまうものです。
これはもう男女問わず見受けられるタイプですが、職場で自分のプライベートな出来事に由来する感情の起伏を隠し切れていない女性も、男性からすればドン引き対象ですね。
例えば大切なペットが逃げ出した、などという理由なら仕事が手に付かなくても理解は得られますが、通勤途中に誰かと言い争いになったとか、付き合っていた男性と大喧嘩したという理由で感情が昂ぶったまま出社するようでは考え物。
「この子こういう黒い部分あるんだ……人間的魅力があるなあ」と思う呑気な男性は、そう多くありません。
ちなみに、同じオフィスで働く社内恋愛中の男女が喧嘩をしてしまい、そのせいで周囲まで気分が悪くなる、なんてことは珍しいことではありませんが、これをやってしまうと普段とのギャップを周囲に見せ付けてしまうようなもの。
もしもこのまま破局でもしたら、もう社内に恋愛候補はいなくなってしまいますし、会社自体の居心地も悪くなります。
飲み会やレクリエーションなどで、気になる男性と急接近するチャンスが巡ってきた場合、話の内容にも注意をしておきたいものですね。
やっぱり明るく盛り上がれる話題を提供するに越したことはありません。そうすればきっと、男性からだけじゃなく、女性からも「素敵だなあ」と思ってもらえることでしょう。
逆にネガティブな話をするのは御法度。
男性の前で元カレの話をして「最低なヤツだったわよ」と鼻息を荒くする女性が極稀にいるのですが、そんな話をされても男性からすれば「この子と別れるとこんなこと言われるのか」と警戒したくなるだけ。
どんなに魅力的でも、これじゃあ周囲もなかなか心を許すことに抵抗を覚えてしまいます。
昨今では毒舌を売りにしたタレントさんが人気ではありますが、それでも過剰な毒舌は、例え以前の交際相手に対するものであっても控えておくに限ります。
いかがでしたか? かなり分かりやすい例ばかりをご紹介しましたので、きっとほとんどの方は1つも該当していなかったことでしょう。
しかしながら、こういう女性が大勢いることも事実です。
知らずに恋愛の機会を逃している彼女たちは、傍目には不幸にも見えますが、要はそんな彼女たちの言動と反対の態度を取れば、男性からの印象もグッと良くなること間違いなし。
反面教師として、素直に彼女たちの言動を勉強させてもらいましょう!