恋人に、「○○の元カレってどんな人だったの? 」って聞かれたことはありませんか?
嫌がることないですよ。だって過去につき合った男性のことが気になるほど、あなたを愛してるって証拠じゃないですか。
「好きだよ、誰にも渡したくない」って言われてるようなもんです。
「でも何て答えたらいいのかわからない……。」って?
「褒めるのも変だし、けなすのも何だか自分を下げるみたいで……。」
なるほど、たしかに答え方は難しいかもしれません。
まず言えることは、どんなに今カレが興味津々でも、“元カレのことを素直に話すのは絶対避けるべき”ってこと。
それじゃどうすればいいのか……?
今回は、“今カレに元カレについて聞かれたときのリアクション”についてアドバイスしましょう!
冗談でも「あなたよりやさしかった」などと、元カレ優位な発言をしてはいけません。
冗談が冗談で済まなくなり、別れに発展する危険もありますから。それくらい、“元カレ”に対して今カレは対抗心があるものです。
一切情報を与えずごまかすとしたら、「別に……普通の人よ」というような答え方かな、と思います。
が、この程度の情報(情報ともいえないですが)であったとしても、元カレが存在したのだという含みに、今カレは敏感に反応します。(自分で聞いておきながらね)
想像を膨らませ、彼女の脳内で自分と元カレが比べられているのでは?という不安を持つものです。
“普通ってどういうことだよ”言葉の曖昧さ故に深く思いを巡らせるかもしれません。
これなら元カレの情報量を一切伝えてはいませんが、「覚えてない」っていうのは……意味あり気な感じに聞こえちゃうかもしれないです。
「なんで聞くの? 」と、反対に聞き返すのも悪くはないですけど、話題は元カレにまつわることのまんま、動いていかないですね。
「なんでそんなこと聞くの? 」
「聞いたっていいじゃん。困ることでもあんの? 」
「ないけど、なんで知りたいのよ、変よ」
「お前こそ、なんでそんな意固地になるんだよ。未練でもあるの? 」
……なんとなくケンカに向かってしまう危険もありそう。
かといって、元カレの悪口を言えば安心してもらえるかというと、冒頭の彼女が「自分を下げるみたい」と言っていた通り、「悪口を言う」という行為そのものの次元の低さに幻滅される可能性は拭えません。たとえ今カレをたてる目的であっても、元カレの悪口はNGです。
世の中にはイエスと答えてもノーと答えても、相手が納得しない質問があります。
これがまさにそうなのですが、そんな質問に答えるコツは、“相手に対して共感する”ことなんです。
たとえば、
「どうして飲み会があるのに俺に教えなかったんだよ! 」
いつもいつも帰り時間を気にして口うるさい彼氏に対しては、
「私の帰り時間がそんなに気になるんだ。心配してくれてるんだね」と答えます。
そうすることで、質問した方は自分を受け入れてもらえた気持ちになるので、相手に信頼感を抱くようになります。
また、それ以上自分がした質問に関して、しつこく掘り下げようとしなくなるものです。
逆の立場で考えて、あなたが彼氏に元カノのことを聞いたときに、
「そうか、そんなに俺の元カノのことが気になるんだね」と答えられたら、なんとなく恥ずかしくなって、それ以上ツッコミにくくなりませんか?
いかがでしょうか。
元カレのことを聞かれたときは、とにもかくにも慌てて余計なことを話さないこと!元カレの情報は些細なことも洩らさないのが賢明です。
「そんなに私の元カレのことが気になるんだ」と微笑めば、それ以上追求されることは少ないでしょう。「自分は愛されてるんだ」と自信を持って、余裕のある言動を心がけてくださいね!
参考文献
「恋愛心理学」 植木理恵 青春出版社
Written by mami