恋人に依存していることを自覚してはいるけれど、どうやって変えたら良いのか分からない……。そんなときってありますよね。
連絡が来ないとすぐ不安になる、常に一緒にいないと寂しくて耐えられない、恋人と喧嘩すると仕事や人間関係、生活すべてに悪影響が及ぶなど、多くの方が経験されているのではないでしょうか。
こんな自分が嫌い、重たい女だと思われたくない、しっかりしなくちゃ、そう思えば思うほど依存心は強まるばかり……。そこで今回は、依存心を和らげて恋愛を楽しむ方法をご紹介します。
経済的自立
依存には大きく分けて2種類あります。1つ目は物理的依存。経済的なことや、食事の準備、身の回りの世話、生きていくために必要なことなどを誰かに頼る状態ですね。
そしてもう1つが精神的依存です。子どものうちは親に対し、これら両方で依存していますよね。それは当然で健全なこと。
大人になると大体のことは一人でできるようになり、物理的依存からは解放されるものです。しかし、誰かがいてくれないと困る、甘えたい、頼りたいという精神的依存は残ることが多いよう。
依存心は必ずしもいけないものではありませんが、精神的にも物理的にも相手に依存してしまうと、相手も自分も苦しめることになります。「この人がいないと私は生きていけない」という精神的依存だけではなく、経済的にも彼に頼ってしまっていたら、精神的依存心もますます高まってしまいます。
ですから、依存心を少しでも薄めるには経済的に自立していることが望ましいのです。女性であれば、経済的に男性に頼る機会が多いかと思います。割り切れるタイプの方は良いのですが、依存しやすいと自覚のある方は要注意。
もちろん、婚約していたり、事実婚状態で話し合いの結果お互いが納得した上で家庭に入る場合などは除きますが、普通にお付き合いをしている段階なら、いくら恋人と親密になっても経済的には自立している方が依存せずに付き合えるのでおすすめです。
コミュニケーション能力の向上
恋人以外の人と親しくなるのが苦手だと、孤独感から恋人への依存心や執着心が高まることが多いです。コミュニケーション能力をつけ、恋人以外にも心を開ける相手を増やすことで依存心は薄まるはずです。
「自分を良く見せたい」という意識を、「相手はどういう人なのかな?」と相手に関心を向けることができれば、本当の意味で人とコミュニケーションが取れるようになります。誰かと接するときはぜひ心がけてみてください。
自分を好きになる
自分に厳しくし過ぎたり批判的でいると、どうしても他者から自分の価値を認められたくなります。そのため、一番身近な恋人への依存心が強まるのです。
自分をもっと好きになれば、自然と依存心は薄れるはず。それには「~すべき」「絶対~」などと思い過ぎず、「まあいいか」と少し緩い気持ちを持つことが大切です。
そして「どうせ私なんて……」と思わずに、やりたいことにチャレンジしましょう! 正反対の行動に思えるかもしれませんが、その両方を積み重ねることで自分を好きになれるはずです。
気持ちを素直に表現する
素直な女性より、ヤキモチや甘えたい気持ちを上手く表現できず我慢している人の方が、実は依存心が強いケースが多いです。気持ちは抑圧することで高まるからです。
勇気を出して、強がらず素直に気持ちを表すことで、依存心は弱まることもあります。「こう見られたい」という気持ちより「こうしたい」という気持ちを優先しようと考えてみてください。
慣れないうちはすごく勇気がいるかもしれませんが、素直な気持ちを受け止めてもらえる経験が増えれば増えるほど、自然に正直な気持ちを伝えられるようになります。
いかがでしたか? 依存心を上手くコントロールして、今以上に恋愛を楽しみましょう!