一緒に住んでみないと、相手がどういう人なのか分からないから――。
そう考えて、結婚前の同棲に踏み切ろうとしている女性は多いのでは?
でも、安易な同棲は危険と言いますよね。
ある調査によると、同棲から結婚にこぎつけたカップルは約5割という結果が出ています。
彼との関係によって同棲する必要もあれば、同棲には不向きという場合も考えられるもの。
それでも彼との同棲に踏み切る場合、事前に何を踏まえておけば失敗しないのか。
今回は同棲前に彼へ確認しておくべき質問をまとめてみました。
同棲と聞くと恋愛ドラマ等の影響で、ついウキウキしてしまう女性も多いと思います。
でも、「相手のことが好きだから」「一緒に居たいから」という気持ちだけでは、彼と一緒に住むだけの同棲になってしまいます。
何のための同棲なのか、その目的をハッキリとしておきましょう。
というのも、始めは結婚するつもりで同棲を始めた男性も、いつしか彼女との結婚に消極的になってしまうケースは珍しくないと聞きます。
そのため、具体的な結婚のビジョンをきちんと話し合うことが大切です。
「結婚は2年後」という約束ができれば、同棲期間も2年という目安ができます。
同棲期間を設けることで、結婚に向けたメリハリのある生活が送れるでしょう。
家賃、食費、電気代諸々、お金の問題をお互いにどう負担するのか、しっかりと話し合いましょう。
ふたりで負担するからとはいえ、高い家賃では生活費が苦しい……という状況も十分考えられますよね。
お互いの経済状況をよく考慮したうえで、同棲時にかかるお金の問題をクリアにしましょう。
金銭的に余裕があれば、お互いにひとりになれる部屋を確保しましょう。
半同棲といったように、たまに彼のアパートに行く程度なら1Rでも問題はなさそう。
でも、交際中にケンカをするように、同棲中もケンカをしたり、仕事の残りを片付けたりと、ひとりになりたいこともあって当然だと思います。お互いのひとりの時間が持てるように、自分の部屋を確保できるといいですね。
いくら好き同士でも、生まれ育った環境が違う相手と暮らすのです。
一緒に暮らし始めて、初めて相手と違う生活習慣に驚いてしまうこともあるでしょう。
居心地のいい同棲にするためにも、ふたりの間でルールを決めましょう。
ひとり暮らしをしていても、実家で暮らしていても、その家のルールが必ずあります。
例えば料理、掃除、洗濯は誰がするのか。はたまたお風呂の準備、ゴミ出し、スーパーへの買い物など。家の仕事をどう役割分担するのか。
相手の仕事、得意不得意を考慮しながら決めていくといいかもしれません。
この辺りは一緒に住んでみて、臨機応変に対応工夫ができるといいですね。
これは相手のご家族との関係によるかもしれません。あなたが実家暮らしだったり、ひとり暮らしでも親御さんが顔を出しに来る場合は、挨拶しなければいけない可能性も出てくるでしょう。
その場合、事前にあなたから彼と付き合っていることを説明しておくと、親御さんへの挨拶はスムーズに運びそうです。
社会人としてきちんと自立できていれば、親御さんは彼との同棲を許してくれるはず。
そのうえで彼と親御さんの挨拶をどうするのか。話し合えると、結婚の話も現実的に進められるのではないでしょうか。
これらの質問を皮切りにしっかりと地に足をつけて、彼との同棲を考えられるといいですね。
Written by 柚木深つばさ