「どうして分かってくれないの?」
言葉にしなくても想いを感じ取ってほしいと願う女心。言葉にしないと分かり理解し合えるはずがないと苛立ちを隠せない男心。
大好きな人ができると、「自分だけを見てほしい」「私だけのものにしたい」などの独占欲から、知らないうちに彼を振り回してしまうことがありますよね。
でも、あなたの一言が別れの原因にってしまうことも…。
そこで今回は、男性が「かわいいなぁ」と許せるわがままと、「正直ウザすぎる」束縛のギリギリ境界線を徹底リサーチ。もしかすると、あなたの考えている“甘え”は、彼の負担になっていることがあるかもしれませんよ。早速チェックしてみましょう!
「こっちの都合も考えずに『分かってよ』『どうして理解しようとしないの?』って一方的に言われても困るし、イラッとする。何か要求があるならはっきり口にすればいいのにね」(28歳・メーカー)
相手の気持ちを考えずに「どうして?」「なんで?」と責めるのは絶対にダメ! 男性をイラッとさせるだけでなく、「もう付き合いきれない」と放置されてしまう可能性がありますよ。
「仕事終わりに『仕事終わった?』ってデートに誘われるのは嬉しいけど、あまりにも細かく行動をチェックされるとうんざりする。浮気を疑われてるような気がしてガッカリするしね」(27歳・金融)
「何してるの?」「誰といるの?」と浮気の心配をされて「俺って愛されているな」と感じるのは少数派! たいていの男性はウザイと押し返したくなるものです。たとえ彼の行動が気になっても、ぐっと我慢してスルーした方が関係を壊さずに済むのかもしれませんね。
「同期の女性と仕事の件でランチしていたとき、偶然彼女と遭遇して誤解させちゃったことがある。もちろん俺も悪いけど、そこまでネガティブになる必要ないんじゃない?(29歳・保険)
自分意外の異性と仲良く話している彼を見て、いい気分になる女性は1人もいません。でも、すぐに「浮気」「裏切り」と結び付けて恋人を責めるのは、ちょっと短絡的すぎるかも!? ふたりっきりのとき、「この前ちょっとヤキモチ焼いちゃった」とやんわりと伝えるのがベストですよ。
「終電ギリギリの時間に『もっと一緒にいたい』って甘えられると、次の日が仕事でも頑張っちゃうよね。時間を拘束された気分にならないのは、俺も一緒にいたいと思ってるからかな?」(25歳・公務員)
明日は朝から大事な会議があるから、いつもより早く出勤しないといけない…。絶対外せないスケジュールがあっても、彼女から「朝まで一緒にいたい」と誘われたら、できる限り付き合ってしまう男性が多いことがわかりました。自分の気持ちに正直に伝えながら、思いっきりかわいく甘えてみてはいかがですか?
「もっと一緒にいたい」「私だけのものにしたい」と思うのは、恋人として当然のこと。でも、うまく言持ちをコントロールして、彼に「かわいい」「守ってあげたい」と思わせるのが、オトナの恋を上手く進めるポイントです。
あなたも「かわいいわがまま」と「ウザイ束縛」の境界線を意識して、大好きな人と向き合ってみて!
(取材協力)
・20~30代独身男性
photo by Kunonguyen