生涯のパートナー選びには「価値観が合う」ことも1つですが、様々の相性も大切なポイントです。これから一生添い遂げようという相手なのに、夜の時間が楽しく過ごせなければ離婚の原因にもなりかねません。
「やってみなくちゃ体の相性なんて分かるわけない」と思っているようでは甘い! 実は「キス」で相性の良し悪しが分かってしまうのです。
歴史的観点や生物学的な側面など、キスを様々な方面から綴ったキスのバイブル『The Science of Kissing』を元に、研究により明らかになったキスの秘密に迫ります!
まずは「キスの気持ち良さ」で恋人を選んで
交際をスタートするか友達止まりなのか、線引きが難し時にはキスで判断してみるのもあり。キスが心地良いと感じたなら、その相手とは体の相性も良いことが期待できます。逆に「うわっ、無理」と感じたら、彼との相性は良くないかも。
前述の本の著者で科学者のシェリル・キルシェンバウムさんによれば「キスは最適なパートナーを本能的に選ぶ行為として進化してきた」のだと言います。キスをした時に感じる嗅覚や触覚などから無意識のうちに相手との相性の良し悪しを判断しているそう。これは「遺伝子レベルで相手との相性を確かめているとも言える」とのこと。
本書を見てみると実に女性の66%、男性の59%が「キスの相性が良くない」ことを理由に破局しているというデータがあります。それだけ、キスは繊細な行為だとも言えるのではないでしょうか?
キスの「頻度」で関係がまる分かり!
本書で紹介されている研究によると、キスの頻度は恋人との関係をはかるバロメーターでもあると言います。一日のキスの回数と二人の関係に対する満足度は比例しているとのこと。
素敵な関係が築けていれば、キスの回数も増えるというのは納得の結果です。逆に考えるとキスの回数が減っているようであれば、マンネリ気味なのかも。
みなさんは、彼や旦那さんと毎日キスをしていますか?「ここ最近キスの回数が減っている」という人は、積極的にキスをしてみましょう。ラブラブモードが戻ってくるかもしれませんよ!
【感度まで変わる】キスやニオイが重要な理由
ここでちょっと思い返してみてください。キスが気持ち良かった相手とは、体の相性も良かった経験がありませんか?
以前ANGIEで「ニオイを心地良く感じた相手とは優秀な子孫を残すことができる」ということをお伝えしました。「彼とのキスがたまらなく心地良い」「彼のニオイを嗅いだらドキドキしちゃう」などなど、本能的に刺激される相手とは遺伝子レベルで相性が良いということなのかも。
恋愛には教科書通りの答えがないものです。だからこそ、人生のパートナー選びは本当に難しいもの。考えすぎてしまう傾向にあるなら、あなたの体が彼を求めているかどうかという点にも着目してみてはいかがでしょう?
Written by ANGIE