“結婚する”ってどういうこと？疑問を抱いた時に考えたい3つのこと

結婚するにあたり、よく条件の問題が引き合いに出されることが多いもの。例えば安定した収入、性格の一致、思いやりといったものですね。でも、突き詰めて考えてみると、結婚で最も大事なのは“相手を幸せにする”という気持ちかもしれません。

というのも、「結婚する＝相手に幸せにしてもらう」というイメージを抱いている女性って意外と多いのでは？ 実際、結婚式の誓いの言葉でも「幸せにします」「幸せになります」という掛け合いがされるので、そうしたイメージが強い女性は少なくないかもしれません。

でも、「結婚＝生涯をともにする約束事」と考えた場合、お互いに相手を幸せにする気持ちが欠けてしまっては、いつかは関係が破たんしてしまいそうです。

夫婦は二人三脚であって、初めて成り立つもの。どんなにいい条件を兼ね備えていても、結婚の根本部分はやはり“お互いを愛する気持ち”があってのものだと思います。ですので、相手との結婚に悩んでしまった時は、いま一度本当に相手を幸せにすることができるのか。至らない点があるとすれば、どうすれば相手を幸せにしてあげられるのか。ふたりの一生を左右することですので、真剣に考えていきたいですよね。

結婚というと相手と家族になり、子どもが生まれれば今度は自分たちが親となって、子どもを育てていかないといけませんよね。恋愛と違って、お互いの生活が絡んでくることだけに、より現実的な付き合いを求められることが多いものです。

そうした時に大きな壁となるのが、やはり経済的な問題だと思います。結婚となると夫婦ふたりでひとつ屋根の下で生活するカップルが多いもの。また、子どもができて妊娠となれば、女性は仕事を休んで夫の給料だけで生活していくことになります。

そんな時に男性の仕事が不安定で収入も心もとない状態では、果たしてちゃんとやっていけるのか不安になってしまうのも当然ですよね。

とはいえ、昨今は先行き不透明な時代です。自分の給料だけでは子どもを育てるのは不安、という男性も多いもの。結婚後、仕事は続けるのか。子どもはいくつまでに、何人欲しいのか……。そうしたことをふたりでよく話し合いながら、結婚後の家族の形についてきちんと考える必要がありそうですね。

上記にも関連しますが、大人としての経験値も結婚するからにはきちんと兼ね備えておく必要がありそうです。それこそ子どもが生まれて自分が親となった時、今までは親御さんに頼れていたことも、今度は自分たちが親となって子どもを導いてあげなければいけませんよね。

子どもを責任持って育てあげるのは、親としてのつとめです。そのつとめをきちんと果たすためには、大人として子どもをきちんと育ててあげられるだけの度量と責任感が求められるはず。結婚するにあたり親になれる環境がきちんと整っているのか、改めてよく考えておきたいですね。

いかがでしたか。「案ずるより産むがやすし」という場合もあるかもしれません。でも、結婚後の後悔を少しでも少なくするためにも、こうしたことを頭のなかに入れておきたいもの。そうすることでより現実的に結婚について考えられるかもしれません。

Photo by 愛鸚斯坦