思わせぶりな態度で男性を翻弄する“小悪魔”。本来女性に使われることが多いですが、男性の場合はなかなかの曲者です。
もしあなたが可愛い見た目の男の子に惹かれがちで、年下も恋愛対象としてアリなら、小悪魔男子に引っかかる可能性がかなり高めかもしれません。
甘え上手で、少しでも相手に気に入られようと可愛く見せる小悪魔男子。
アプローチするつもりが、返っていいように振り回されてしまった……。そんなことにならないように、今回は彼らに出会ってしまった時の攻略方法をご紹介します。
小悪魔男子は兄弟でいうところの末っ子男子に共通している部分があるかもしれません。「●●ちゃん、すごいキレイだもんね~」「今度の週末ちょっと出かけない?」と、ほかの男性ならちょっと恥ずかしがって言えないセリフや誘いも、サラリと簡単に言えてしまうのは小悪魔男子が甘え上手だからです。
女性をグイグイと引っ張るのが苦にならない男性がいるように、小悪魔男子は人に甘えることを何気なくやってしまう男性がほとんど。女性のなかには、彼らのこうした何気ない甘えに「ひょっとして私に気がある……?」と、勘違いしてしまうこともあるかもしれません。
でも、彼らの本当の狙いはコミュニケーションの一環、あるいは相手の脈アリを探る手立てだったりします。慣れないうちは彼らの甘えに、つい気分が高揚してしまうかもしれませんが、自分だけが突っ走っていないかちょっと注意してみて。彼の様子を冷静に見てみればお世辞なのか、本音なのか少しずつ把握できるはずです。
小悪魔男子は人に甘えることで相手とコミュニケーションを取るだけではなく、甘えながらお願い事をすることが少なくありません。例えば「今晩ちょっと電話していい~?」「えー、もうちょっと遊ぼうよ」と甘えてこられると、彼のことを「可愛いな」と感じるほど、「断るのが悪いな」と思ってしまいませんか?
でも、これも彼が単に甘えているだけなのか、それとも本音なのか見極めが大事。ダメな時は「ごめん! 明日早いから、また違う日でもいい?」と、キッパリ断りましょう。ここで「まあちょっとくらいなら……」と彼を甘やかしてしまうと、彼はますます図に乗って「俺のいう事は聞いてくれる」と思い込んでしまうかも……?
彼に振り回されないためのポイントは、あなたがちょっとお姉さんになってあげることです。あまり世話を焼き過ぎず、時には「まったく甘えん坊だなぁ~」と注意することも大切です。いわば飴と鞭を使い分けながら、彼の気分をうまくコントロールしてあげて。彼が上手くそれに乗ってくれば、攻略はあともう少しです。
最後はあなた自身が彼に甘えることです。小悪魔とはいえ、相手は男性。自分のできないところを頼ったり、聞いたりすることで、小悪魔男子は多かれ少なかれプライドが満たされます。「●●って可愛いけど、実は格好いいよね」と、彼を男性として立ててあげれば、彼はあなたに対して異性を意識しやすそう。
彼の甘えたなところ、子どもっぽいところを受け入れたうえで、時にはあなたが小悪魔になって彼を翻弄してあげる……。そうすることでいつの間にか、彼らを攻略できているかもしれません。
女子並にあざとくて手強い小悪魔男子ですが、出会った際はこうしたポイントで上手く彼を手なずけてみてはいかがでしょうか?
Photo by Artur Potosi