皆さんは、「どうしても手に入れたい」と思う男性に出会った事がありますか!?
出会った時に、「どうしても手に入れたい」「自分の彼、夫にしたい」と、そんな儚い思いを描いた経験、一度ぐらいはあるかと思います。
ある日、過去のTV番組を見ていると、その「どうしても手に入れたい」と強く思った女性タレントが、手に入れるまでのエピソードを語っているのを拝見しました。その方は、誰もが知っている『2時間ドラマの帝王』を、ものの見事にゲットした松居一代さんです。
今回は、成功者に学ぶ「どうしても手に入れたい」と思う彼をゲットする方法3つ!! をご紹介いたします。
松居さんが、現在夫である船越栄一郎さんと出合った頃は、船越さんは独身貴族。船越さんは、モテたそうで、松居さんが入る隙もなかった程、彼に群がる女性はいっぱいいたそうです。
松居さんは、船越さんと出会った瞬間に「やっと出会えた、この人が夫だ!!」と感覚的に思ったそうですが、出会った当初からその道は苦難を極めました。
独り息子を抱えるシングルマザーだった松居さんに、船越さんは寄せる隙を与えなかったのです。
それでも、松居さんはめげません。「息子の為にも、どんな手を使っても……」とか「自分が思いつく全てのことをして、必ず手に入れる……」と強く思ってそれを実行していったのです。
なんとかして、船越さんの家にお邪魔することができた松居さん。
彼女はまず、「家具を味方につけよう」と思い、船越さんのお部屋を掃除するふりをしながら、家具に念力を植え付けていったのです。
松居さんは椅子を拭きながら……
「他の女性がどうか座りませんように」
「座ってもすぐに帰りたくなるように」「この椅子は私を好きになるように」
と強く思いながら家具を拭いていったそうです。
家具を味方につけるだけでは、足りません。
船越さんは、ドラマの撮影などがあると2週間不在に……。
その2週間分の衣類を洗濯したいと思った松居さん。ですが、船越さんの衣類を洗濯してあげたい思う女性は、松居さんだけではありません。しかも、船越さんの性格上、そんなことを女性にしてもらいたくないというのですから、松居さんは困りました。
でも、何度も何度も「洗濯させて」と願う松居さんに、ついに船越さんは折れました。松居さんは、ついに、2週間分の山のような洗濯物を持ち帰る事ができたのです。
そこからが松居さんの腕の見せ所!!
ただ洗濯する訳ではありません。洗濯したTシャツやトランクスの股間部分に、アイロン(高温)で……。 ジュッ!! ジュッ!!
「どうか他の女性が触りませんように」と念を込めながらアイロンがけをしていったそうです。
それだけでは飽き足りない松居さん。
男性を落とすには、やはり胃袋!!
「近くを通りかかったので……」とウソをついて、お弁当を渡しにいくこともありました。
ですが、船越さんは、そういうことを嫌がる、してほしくないと思う人。もちろん、お弁当を作って、船越さんに食べてもらいたいと思う女性は、松居さんだけではなく、そんなことをする女性はいっぱいいたとか……。
なので、松居さんはなんとか上手く言って、お弁当を持って行ってたそうです。
松居さんが、おにぎりを念じながら握ったことは、言うまでもありませんね。
松居さんの『船越さんを落とす戦い』は、一朝一夕では終わりません。
船越さんは、いつまで経っても行業しい態度のまま。常に彼女のことを「松居さん」と呼ぶ船越さんに、松居さんも、友達なのか……同業者なのか……恋人なのか……
分からないまま、なんとその戦いは5年間にも及んだのです。
そして、やっとの思いで彼を手に入れた松居さん。彼女は、その日を「終戦記念日」と呼んでいます。
実は、5年間にも及ぶ戦いにピリオドを打ったのは、松居さんの息子さんでした。
息子さんの、言葉に後押しされようやく結婚した2人。
5年間の『船越さんを落とす戦い』は、松居さんの完全勝利で幕を閉じたのでした。
松居さんの行動には彼女の本気の気持ちが伝わってきませんか!?
「藁をもすがる」という言葉がありますが、本気で手に入れたいと思った彼女は、まさにそんな気持ちだったのかもしれません。
「なんとしても手に入れる」「絶対に自分の夫にする」と思ったからこそ、家具を味方に付け、トランクスに他の女性が触らないよう、バリアを張って、思いがいっぱい詰まったお弁当で、胃袋も握ってしまうのですから。
ちょっとダメだと挫ける人や、思い通りにならないと、他人のせいにして「あーだ、こーだ」言う人は、松居さんを少しは見習った方がいいかもしれませんね。
全力を注いで、自分が出来ること全てを行う!!! 相手の気持ちを動かすのは、わがままや独り善がりの思いではなく、真心からくる『努力』なのです。恋愛も幸せも『努力』なくして得られるものはないのかもしれませんね。
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