よく「自分と似た人と付き合った方が上手くいく」と言いますよね。確かに自分とあまりに違う性格、考え方の男性と付き合うのは、相手がいくらイケメンでも難しそう……。
でも、好きな人は自分にない魅力を感じるからこそ、恋に落ちる可能性も十分あるはずです。そこで今回はちょっと見方を変えて、自分と違うタイプと付き合うメリットについて考えてみました。
「自分と違う遺伝子を持った相手に惚れやすい」と、聞いたことはありませんか? 生物学では自分と違う遺伝子を持っていることで、より優秀な子孫を残せ、厳しい生存競争に耐えられるといいます。
恋愛もこれと同じでお互いの良さ、悪さについて考えてみると、自分と違うタイプと付き合うことのメリットが見えてきそうです。
たとえばお互いの欠点を上手に補える関係は、うまく行きやすいですよね。自分と違う一面を持っていることで、相手を支えやすいからでしょうか。
男らしい男性が好きという女性も多いですが、恋愛は相手とのバランスも大切です。自分の性格を客観的に見つめたうえで、相手との相性をよく見極めてみて。一見草食系の彼もいざという時は案外頼りになるかもしれませんよ。
恋愛を通じて成長できることってたくさんありますよね。好きな人から刺激を受けて、新たな趣味を始めてみたり、タイプの違う人と付き合うことで自分の価値観が広がることは大いにありそうです。
あなたも気になる人のタイプについて考えた時、自分よりも行動がアクティブでグイグイと引っ張ってくれる……なんて男性が多いのでは?
なかには自分と同じ肉食系が好きという女性もいるかもしれませんが、そのような恋愛は友達感覚を抜けきれないことも少なくないものです。
恋愛はいい塩梅で刺激があった方がマンネリも少ないもの。たまには違うタイプの男性と付き合ってみて、自分はどんな男性が合っているのか……。恋愛経験を重ねて自分自身を見つめてみるのも良さそうです。
どんなに相性のいい男女もひとつやふたつ言い争いや喧嘩があるものです。そんな時、「やっぱり○○とは合わないな……」と思うのか、「違って当たり前」と捉えるかで、ふたりの付き合いは大きく変わってきます。
実際、ふたりの意見が衝突した時は、素直に謝ったり、譲歩する気持ちが大切ですよね。タイプが違う恋人なら、前もって「相手と自分は違うんだ」ということをよく知っているので、折れることの大切さを実感しやすいはずです。
自分の両親を見ていると、「お互いの凸凹を上手に補っている」と感じる女性も多いのでは? どこまで相手の違いを受け入れられるのか……という問題はありますが、多少の違いが関係維持につながることもあるはずです。
もしいま気になっている男性がいたなら、こうしたポイントで相手との相性を図ってみるのも悪くないかもしれませんよ。
Written by 柚木深つばさ