ちょっとした会話のテクニックで、相手に与える好感度は格段に違います。
A「あなたの職場に変わった人っている?」
B「わたしのバイト先に個性的な子がいてね…」
さて、どちらの会話が相手の気持ちをより強くつかめると思いますか?
好意の返報性という言葉があります。分かりやすくいうと、「人は相手から与えられたのと同等の好意を返す習性がある」ということ。では、どのようにすれば、相手に好意を示すことができるのでしょうか?
いろんな方法があるとは思いますが、1番簡単な方法は……「相手で始まる言葉」を話すことです!
つまり正解はAになります。ふうん…でも、なんで?
それでは詳しくご説明しましょう。
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あなたが彼氏と久し振りに会ったとして、「ひとりでさびしかった」と言われるのと、「キミに会えなくてさびしかった」と言われるのでは、どちらが嬉しいですか?後者ですよね。
人間って「自分のことを気にかけてもらえる」としっかり感じられると喜びを感じるものです。
自分に置き換えるとよく分かります。「今日、すごく忙しくてさ…」「俺の職場に面白い子がいて、」…どんなに面白いエピソードだったとしても自分主体の話ばかりされると、”いつも自分のことばっかり”と不満を感じるでしょう?ですから彼の心をつかみたいなら、積極的に「相手」を主語にした話をすることです。
だからって、自分の話をしちゃいけないってわけじゃないですよ。「面白い同僚がいてね」の後に、「あなたの周りにも、そういう人いる?」と聞けばいい。「今日私、仕事がすごく忙しくて…」と話したなら、その後に「あなたはどうだった?」、と続ければいいだけなんです。
さて、このように会話には質問がつきものですが、質問にも “閉じた質問”、”開いた質問”の2種類があるのをご存知でしょうか?
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“閉じた質問”、”開いた質問”…聞き慣れない言葉かもしれませんが、たとえば、「あなたはどうだった?」は開いた質問。「あなたも忙しかった?」は閉じた質問。といえば何となく分かるんじゃないでしょうか。
そう、イエス・ノーで答えられる聞き方が”閉じた質問”で、「何が」「どうして」というような一言で答えられないような聞き方が”開いた質問”なんです。
「私のこと好き?」は閉じた質問で、「わたしをどう思ってるの?」は開いた質問になります。彼との会話を上手く転がして心を掴むには、この2つの質問のバランスが重要です。
一般的に相手の気持ちを引き出しやすいのは開いた質問だといわれています。
答えが一言で終わらない分、会話も長く続きますから。
でもね、時と場合によっては閉じた質問によって相手の気持ちを誘導することもできるんです。
「わたしをどう思ってる?」と聞かれたら相手は迷ってしまうかもしれません。会話が途切れて気まずくなる可能性だってあります。
でも、「わたしのこと嫌い?」と聞けば、大抵は「嫌いじゃないよ」と答えてくれるんじゃないでしょうか。すかさず「良かった」と嬉しそうにすれば、相手はあなたに対してプラスの感情を向けたという気持ちになり、会話もいい方向に転がります。
普段の会話でも同じです。「今日はどうだった?」と水を向けて相手が返答に迷っているようなら、「楽しくなかったの?」と閉じた質問をすることで、少しずつ話を引き出すことが出来ます。
彼との話を広げていくためには”開いた質問”を、相手が迷っていたり、話しにくそうなら”閉じた質問”という風にバランスが重要なんです。
いかがですか?
テクニックといいましたが、自分本位にならない会話というのは、相手を思う優しさや愛のあらわれだと思います。「彼と話が弾まない」、「相手が心を開いてくれない」と不満に思う前に、彼があなたと話したくなる「ちょっとした気遣い」をしてみてはいかがでしょう。
参考文献
「恋愛心理術」 ゆうきゆう だいわ文庫
Photo by pony3295
Written by KOIGAKU