不倫は突然起こるものではなく、心の隙や関係のすれ違いが少しずつ積み重なった結果として生まれることが多いものです。ならばその積み重ねを改善していくことで、不倫そのものも未然に阻止できると言うこと。しかし夫婦関係を長く続けていると、今さら何をどうすることが正解なのかわからなくなってしまいますよね。実際、不倫防止にどんなことを意識すればいいのか? ここでは、不倫を未然に防ぐための10の具体的な方法を紹介します。
「ありがとう」「うれしい」「助かったよ」といった言葉を意識的に伝えましょう。言われた方は、「自分は大切にされている、必要とされている」と実感します。人は満たされている関係を裏切ろうとは思いません。感謝や愛情表現をこまめに続けることが、最も自然で強力な防止策になるのです。
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忙しい日々の中でも、短い時間でいいので一日一度は向き合って話す時間を作りましょう。表面的な会話ではなく、「今日はどうだった?」「最近どう感じてる?」など感情を共有することが大切です。心のつながりが強いほど、外に心を向けにくくなります。
過度な監視や詮索は、相手の心を閉ざします。自由を尊重しつつ信じている気持ちを態度で示すことで、相手に裏切れない心理が芽生えます。信頼は、裏切りに対する強力な抑止力です。
長く一緒にいると、つい外見や言葉づかいに気を抜きがちです。長年一緒にいるのだからいいだろう、という気の緩みがふ大惨事に繋がってしまうのです。だからこそ結婚何年経っても、パートナーに魅力的だと思わせる努力を欠かしてはいけません。服装や髪型、笑い方など小さな変化を意識することで、輝きは増します。「他の誰かではなく、やっぱりこの人がいい」と感じさせられるのです。
結局のところ、人が浮気に走るのは癒しや理解を求めるときです。相手の弱さを責めず、受け止める姿勢を持ちましょう。意見の違いがあっても「あなたの気持ちもわかるよ」と共感を示すことで、衝突は防げます。意見の食い違いを乗り越えたとは、信頼と安らぎが深まり外の誘惑を寄せつけにくくなるでしょう。
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不倫を防止する鍵は、安心感にもあります。家庭が安らぎの場であれば、外に逃げ道を探す必要はありません。小さな優しさ、穏やかな口調、信頼に満ちた笑顔が安心感を生み出します。それらが強い防止策となってくれること、間違いありません。やっぱり帰る場所はここ、と思える環境を作りましょう。
相手が仕事や人間関係で疲れている時、話を遮らずに最後まで耳を傾けることが信頼の基本です。人は自分を理解してくれる相手に心、を開きます。逆に「どうせ話してもわかってくれない」と思わせてしまうと、他の誰かに癒しを求める可能性が高まるので注意が必要です。
頻繁な連絡チェックやSNS監視などは、相手の自由を奪い撮ります。結果、猛烈な反発心を生み出してしまうのです。束縛しないで放置するほうが、はるかに効果的です。信頼されている人ほど、裏切ることに強い罪悪感を覚えるため結果的に抑止力になります。
相手ばかりに意識を向けすぎると、依存的に見えて魅力が下がります。自分の時間を大切にして趣味や仕事、友人との関係も楽しむことが大事。そうすればおのずと内面から輝き、相手に素敵な人だと思わせることができます。恋人が輝いているほど、他の誰かに目移りしにくくなるものです。
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長く一緒にいるほど、ときめきやドキドキは少なくなってしまいますよね。手をつなぐ、ハグをするなどのスキンシップも時間の経過とともに減りがちです。人は触れ合いによって安心ホルモンと言われているオキシトシンが分泌され、愛情を再確認できると言われています。日常的に触れ合うことを意識すれば、科学的にも心の隙間を埋めることができるのです。それにより、外の関係を求めにくくなりますね。
不倫が生まれる背景には「話を聞いてくれる人がいた」という理由が多いです。パートナーとの会話が減ると、心の空白を他者が埋めてしまう可能性が出てきます。ニュースの話題でも食事中の雑談でも、何でも構いません。毎日意識して対話を続けることが、心の距離を保つことになるでしょう。
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一緒に目指すものがある関係は強いです。たとえば旅行の計画、資格取得、ダイエットなど、共有する楽しみや目的があると、パートナーはあなたとの絆を再確認します。マンネリ打破にもつながり、他の誰かに刺激を求めたいという気持ちを抑える効果が期待できます。
パートナーに対して「どうせ分かってもらえない」と諦めてしまうと、何につけても不満ばかりが募る悪循環に陥ります。我慢は誤解と距離を生み、結果的に関係を弱めます。気持ちを素直に伝えることが、信頼関係を作るの第一歩なのです。
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不倫を防ぐということは、相手を縛ることでも疑うことでもありません。本当に大切なのは、日々の中でし確かな信頼関係や思いやりの絆を構築していくことです。感謝を伝え会話を絶やさず、互いに思いやる時間を大切にすれば信頼は揺るぎないものになります。人は誰でも心が揺らぐ瞬間を持ちますが、そのたびに「守りたいもの」を思い出すことができれば、関係は壊れません。小さな意識と行動の積み重ねが、不倫のない穏やかな日常を築く一番の近道なのです。
Written by みなみ