趣味は人形製作! どうも松本ミゾレです。
趣味を持っている方は老若男女問わず多いもんですよね。
スポーツからインドア派の細々としたものまで、趣味の幅ってとっても広いものです。
こういうジャンルって個人の嗜好でやるものですから、他人には否定されたり理解してもらえなくたって大して問題にはならないんですけど、これが恋人となると事情は変わってくるんですよね。
今回、筆者は過去に付き合っていた相手から趣味を否定されたことがあるという、悲しきホビー・モンスターたちの話を聞くことができました。
恋人から趣味を否定されまくると、男性はどうなってしまうのか。
一緒に彼らの話を聞いてみることといたしましょう。
Aさんは都内の有名企業に勤務しているさわやか系イケメン。
学生時代にはバスケットボールで県大会にも出場したほどに身体能力も優れており、とってもモテる彼ですが、その趣味はプラモデル製作。
まあ男性ならプラモデルを趣味にすることってそんなに珍しいことではないのですが、彼の場合はお小遣いの範囲で少しずつ組み立てて、色を塗って飾るなどしていました。
ところがあるとき合コンで知り合った女性と交際してこの話をすると「え? あなたのような男性にそんな趣味は似合わない。プラモデルなんてモテない男の趣味よ」と言われてしまったのだとか。
その場は笑顔で流したものの、後に彼女を自宅に招いた際に、飾ってある戦艦のプラモデルを目にした途端、鼻で笑われてしまったそうです……。
Aさんは自分の大好きなプラモデルを侮辱され、直後に別れを言い渡しましたが、心の痛みは完全に癒えることはありません。
先日筆者が知り合った編集マンのGさんもまた、趣味のことで付き合っていた彼女に心無い言葉を投げつけられた経験があるといいます。
彼はプロレスの熱烈なファンで、休日にはジムに通って体作りをしたり、アマチュアの大会に出場するほどにハマッているのですが、これに以前付き合っていた彼女が難色を示しました。
曰く「汗臭い男同士が取っ組み合うとか野蛮だ」と。
Gさんはプロレスが女性にはなかなか受け入れられないジャンルであることは把握していましたが、そもそもプロレス好きであることは、交際前から伝えていたといいます。
にも関わらずこのような発言を皮切りに、以降ことあるごとに傷つく発言を受けるようになり、やはり別れを選択してしまいました。
AさんもGさんも、共通していることは別れを自分から切り出したという点です。
これに対して交際相手はどういう反応をしたかといえば、まず彼らの人格を否定したということです。
男性側の意見だけしか聞いていないので鵜呑みにすべきではありませんが、おおむね「こんなことに時間やお金を使うなら、もっとマシな投資をして」といわれたのだとか。
まあ、費用が掛かりすぎる趣味をする方ならこれをいわれてもやむなし、という感じですがプラモデルとプロレスですから、そこまで問題はないように思えます。
ところがこういう言い方をする女性、結構筆者も見てきました。
筆者は人形を作るだけじゃなく買うのも好きなのですが、以前付き合った女性はそれらを見るたびに「邪魔だ」とか「意味がない買い物」と文句をいわれてきたもんです。
ただ、大の大人が成人しても熱中する趣味を持つ意味について考えると、その時間は現実の面倒な付き合いや漠然とした不安を忘れることができるんですよね。
男女の区別なく、趣味とはそういうものだと思います。
それがどんなジャンルであれ、否定するということは心のよりどころを破壊し、精神の安定を奪う行為であり、悪気がなくとも相手を傷つけてしまうのではないでしょうか。
もちろんこれは男性も肝に銘じておくべき注意点です。
自分のアイデンティティを維持するために、心の安定剤として趣味を保有しているというケースもあるはず。
ですので男女ともに大切な相手の趣味には、一定の寛容さを見せていく必要があるといえるでしょう。