婚活パーティーに参加してみたい人の中には「実際どんな感じなのか気になる」「本当にいい人と出会えるのか不安…」と考える人も少なくありません。
婚活パーティーに行ったことがないと、参加者の雰囲気や真剣度などもわかりにくいため、本当に自分が参加してもいいのか迷ってしまう人もいるでしょう。
そこで今回は、婚活パーティーがどんな感じで開催されているのか、参加者の雰囲気やマッチング率を上げるポイント、婚活パーティーのタイプなどを紹介します。
婚活パーティーに参加してみたい人はもちろん、これから参加する予定がある人もぜひ参考にしてください。
そもそも婚活パーティーとは、結婚相手を探したい男女が出会いを求めて集まるパーティーです。最初に数分間1対1で自己紹介をしながら会話をするパートと、自己紹介時に気になった相手のところへ行き、さらに会話を楽しむフリーパートに大きく分かれます。
パーティーには司会者がいるため、司会者の進行の元に進められていきます。その後、マッチング希望を提出し、相手も同じく希望を出していればマッチング成立です。
なお、婚活パーティーは結婚相手を探している男女が全員参加できるわけではありません。特に男性は大卒や公務員、年収500万円以上などの条件があり、参加できる人が限られている場合もあります。
初めて参加するとなると、婚活パーティーにはどんな人が参加しているのか気になるものです。
ここで、参加者の年齢層や職業、真剣度について紹介します。
・年齢層:20代~40代以上
・職業:男性は製造・メーカー、公務員、IT関連が多い。女性は企画・事務や販売・サービス関連、美容、保育、医療関連が多い
・真剣度:結婚に対して真面目に取り組む人が多い
婚活パーティーに参加する人の年齢層は、男女どちらも20~40代以上と幅広い年代が参加しています。以前まで婚活パーティーというと比較的年齢層が高めの人が中心に参加していましたが、現在は20代でも婚活パーティーに参加する人は増えました。
特に多いのは20代後半~30代前半です。平均初婚年齢に近い20代後半~30代前半の参加が多いのには理由があります。まず、友人や知り合いが次々と結婚していくことで、婚活パーティーに参加する人が増える点が挙げられます。
平均初婚年齢に近づくと、友人や知り合いなどの身近な人が続々と結婚していく、いわゆる「結婚ラッシュ」が起こります。そうすると、「自分もそろそろ結婚しようかな」と思うようになり、婚活パーティーに参加する人も増えるのです。
また、30代前後は親からも「結婚しないのか?」とプレッシャーをかけられたり、自分と同年代で子ども連れの家族を見た時に孤独を感じたりすることで、婚活パーティーに参加するケースもあります。
参加者の職業は多岐にわたりますが、男女別に多い職業は以下のとおりです。
男性に多い職業:製造・メーカー、公務員、IT関連
女性に多い職業:企画・事務、販売・サービス関連、美容、保育、医療関連
男性に多い職業として製造・メーカーや公務員、IT関連が多いのは、いずれも安定した業種であり、金銭的に余裕もあるため婚活パーティーに参加している人が多い傾向にあります。
一方、女性に多い職業は基本的に職場が女性中心になりやすく、男性と知り合うきっかけを求めて婚活パーティーに参加している人が多いようです。
婚活パーティーに参加したとしても、同じ温度感で結婚に対して前向きに考えている人と出会えなければ、結婚観のズレが起きてしまう可能性が高いです。
婚活パーティーの場合、結婚への真剣度や結婚したい時期などが一緒、または近い人が多く参加しています。
職場や友人同士で異性と知り合う機会が少ない人が婚活パーティーに参加していますが、もし知り合う機会が多かったとしても結婚に対する真剣度や意識の高さまで同じ人とはなかなか巡り会えないものです。
しかし、婚活パーティーに参加すれば結婚に対して同じくらいの熱量を持った人が集まるので、結婚につながりやすいです。
婚活パーティーに参加すると、会話をしてみて「良かった」と思える相手が見つかった場合に、うまくいけばマッチングする可能性もあります。
婚活パーティーのマッチング率は約40%で、実際にマッチングする人は参加者の半数を下回っていることがわかります。
マッチングしない理由として、自分の魅力をうまく伝えられていなかったり、理想的な条件の候補者がいなかったりするなどが挙げられます。
特に限られた人数の中で、お互いに色んな条件が合致する相手でないとマッチングできないことから、マッチング率は約40%に留まっていると言えます。
マッチング率を少しでも上げるためには、自分が当てはまる参加条件のパーティーを選ぶことが大切です。
参加条件に合う婚活パーティーなら異性のタイプに当てはまりやすくなり、最初から好感を持ってもらいやすくなります。
カジュアルに誰でも参加できるイベントもありますが、例えば年齢や職業、趣味、価値観、結婚観など、テーマに沿った婚活パーティーに参加することで、自分の印象を高めることが可能です。
また、自己紹介タイムやフリータイムの時にたくさん質問をしたり、プロフィールの項目を全部埋めて相手が聞きやすい状況を作ったりするなども効果的と言えます。
しかも婚活に対して真剣に取り組んでいると捉えられることから、相手からも良い印象を持たれやすいです。
他にも、1回マッチングしなかったからという理由で参加しなくなるのではなく、繰り返し参加した方が、異性が楽しんでくれるような話題や服装の好みなども分かってくるため、自分自身もステップアップさせていくことができます。
婚活パーティーに参加するなら、自分に合うタイプを把握することも大切です。
婚活パーティーには主に3つのタイプに大きく分けられます。
・少人数制の個室型
・大人数制の交流型
・趣味・体験型のイベント
各タイプについて詳しく紹介しましょう。
少人数制の個室型は、参加者が少ないことで一人ひとりある程度の時間をとって対話できるタイプです。
半個室になっている空間で周りを気にせず、落ち着いて相手とコミュニケーションがとれます。
料金も比較的リーズナブルな傾向があり、初めて婚活パーティーに参加するという方にもおすすめです。
また、フリータイムもないため話しかけるのが苦手な方も参加しやすいと言えます。
落ち着いて話したい方や自分から話しかけるのが苦手な人は、少人数制の個室型を選択してみましょう。
ただし、少人数制の個室型は参加人数が少ないので出会える人が限られてしまうことや、連絡先の交換はマッチングした人以外行ってはいけないルールが設けられている場合もあるのは、デメリットです。
数十名から100人規模で開催される大人数制の交流型は、会場となる飲食店などを貸切にして開催するタイプです。
一般的な婚活パーティーと比べて、フリータイムが長く設定されており、気になる人が複数人いたとしても全員に話しかけることができます。
たくさんの人と知り合うことができ、連絡先の交換も自由に行えるため、とにかく色んな人と出会いたいと思っている方にはおすすめです。
デメリットとしては、自分から積極的に動かないといつまで経っても異性と交流できなかったり、とにかくたくさんの人と出会うことになるため多すぎて覚えきれない可能性があったりすることが挙げられます。
趣味の共有や体験型のイベントは、価値観が似ている人と出会えるのが主な特徴です。
例えば一緒に料理を作ったり、バスツアーに参加して日帰り旅行を楽しんだり、ランニングなど一緒に運動を楽しみながらコミュニケーションを取ったりするなど、1つの体験を通じて自分と似た価値観を持つ人を探せます。
価値観だけでなく、趣味や共通点なども多い人が集まりやすいことから、会話も盛り上がりやすいというメリットがあります。
ただし、趣味の範囲や深さは人によって異なります。
例えばまだ始めたばかりの人に対して詳しいことをたくさん話してしまい、引かれてしまう可能性もあるでしょう。
相手の話を聞くことを念頭に置きつつ、コミュニケーションをとることが大切です。
今回は、婚活パーティーがどんな感じなのか、参加者の傾向や婚活パーティーのタイプなどを解説してきました。
婚活で相手を見つける手段は多岐にわたりますが、その中でも理想的な条件の相手を探せるのが婚活パーティーです。
様々な年齢・職業の人が参加しており、結婚に対する真剣度が高い人も少なくありません。
マッチング率を少しでも高めるためには、各パーティーの特徴を把握して自分に合ったイベントに参加するのがおすすめです。
ぜひまだ参加したことがない人も、婚活パーティーに参加してみてください。
婚活パーティーで避けたい服装は、暗い色味の服装です。
黒や暗めのグレーを使うと、顔まで暗く見えてしまい、実年齢よりも老けて見える可能性があります。
また、フォーマルすぎるビジネス用のスーツも堅すぎる印象を持たれてしまうことから、カジュアルダウンさせるようにしましょう。
ただし、あまりにカジュアルすぎる服装もNGです。
例えばオーバーサイズのTシャツとジーンズは品がないように見えてしまうので、注意してください。
Written by 早紀