結婚が決まって幸せのはずなのに、なぜか不安を感じて将来が見えなくなってしまう「マリッジブルー」。決して相手に不満を持っていなくても、誰でも起きてしまうよくある現象です。
今回は、結婚前に不安になってしまう原因をまとめてみました。不安を解消するための対処法もご紹介しているので、今まさにマリッジブルーで気に病んでいる方は要チェックです。
結婚すれば、今まで住んでいた環境がガラリと変わり、パートナーとの共同生活が始まります。同棲していた方以外であれば、一緒に暮らすことでうまくいかなかったらどうしようという不安が生まれてしまうでしょう。
別居婚や単身赴任など夫婦の形態はさまざまですが、基本的には離婚しない限り共同生活は一生続いていくので、合わないかもしれない恐怖からマリッジブルーになってしまう人は多いです。
生涯を共にすると誓う結婚だからこそ、お互い心変わりしないかどうか不安に思うこともマリッジブルーの原因に。
「パートナーが浮気したらどうしよう」「このまま良い関係のまま結婚生活が続くだろうか」などと、パートナーからの愛情を信じられなくなってしまいます。
また、自分自身が心変わりせず一途に想えるか自信がなくなり、結婚への気持ちが消極的になってしまう人も多いです。
独身のときとは異なり、結婚すると自分に使える時間は確実に減ります。
元々趣味や1人の時間を大切にしている人なら、好きなことが上手く続けられるか不安になりマリッジブルーに陥ってしまいます。
自分の時間が絶対に欲しいなら、結婚する前にきちんと話し合っておきましょう。
結婚すれば、パートナーの両親や親戚との付き合いも必要になるのも不安の種に……。
いくらパートナーとの相性が良くても、よくある嫁姑問題や親戚とのトラブルに巻き込まれると結婚生活が危ぶまれます。
結婚前に相手の家族に対して価値観の違いや少しの違和感を覚えた方は、今後の付き合いが原因でマリッジブルーにかかりやすくなります。
経済的な不安は、マリッジブルーの大きな原因となります。
どちらかの収入が安定していないカップルや低収入で悩んでいる方なら、結婚後もお金の不安がつきまとうのでは無いかと悩んでしまうでしょう。
子どものことも考えているのであれば、家族を養えるかどうか重荷に感じてしまうかもしれません。
子どもが欲しいと思っている方であれば、子どもを授かれるかどうかも結婚前不安になる原因となります。
特に女性は、年齢のことも気になり「一生できなかったらどうしよう」という不安がつきまとってしまうのです。
また、両親や親戚からの子どもに対するプレッシャーで、結婚が億劫になっている人もいます。
そもそも、パートナーとして選んだ相手が本当に自分と合っているのか不安に思いマリッジブルーにかかってしまう人も。
価値観が合わないことや小さな不満が不安の原因となり、結婚へ踏み出せなくなってしまいます。
「もっといい人がいたかもしれない」と、出会ってもいない理想で悩むのはやめましょう。
結婚前の不安は、1人で抱えるからどんどん嫌な方向へ考え込んでしまうことがほとんどです。
経済面や自由時間への不安は、事前に話し合っておけば案外スムーズに解決することがよくあります。
うやむやにしたまま入籍すると不安はつきまとってしまうので、小さなことでも気になることはパートナーと気持ちが落ち着くまで存分に話し合いましょう。
不安な問題があるのであれば、身の回りにいる既婚者に相談してみるのもおすすめです。
結婚前だから大きな問題に思えることも、意外と気にしなくてよかったなんてパターンがよくあります。
一方、既婚者や仲のいい友人たちから結婚を本気で止められるなら、一度立ち止まって将来を考え直した方がいいでしょう。
結婚という大きな決心をするときは、誰だって不安が出てくるものです。
しかし、不倫や価値観の違いなど、まだ起こってもいないことでくよくよ悩んでいても幸せになれることはありません。
最終的には、自分が今後パートナーとどうなりたいかを考えて行動しましょう。
自分の気持ちを優先すれば、マリッジブルーからはきっと抜け出せるはずです。
結婚前は、環境の変化からとにかくネガティブになりやすいものです。
1人で抱えてしまうと、どうでもいいことまで思い悩んで抜け出せなくなってしまいます。
少しでも不安に感じたことは、周りやパートナーに相談していきましょう。
結婚生活を楽しみにしていれば、きっと理想の夫婦生活が送れますよ。
Written by sumire