ウザいおじさんは、手に負えません。立場や年齢が上だったり、ものすごく頑固で聞く耳持たなかったり、周囲の迷惑を顧みず自己中だったり……。一緒にいると、ものすごくストレスがかかってしまいますね。
なるべく避けたいウザいおじさんですが、そんなおじさんはそこかしこに存在しています。ウザいと感じるなんて自分の心が狭いだけ? いえいえ、そんなことはありません。どんな人が世間で言うウザいおじさんなのか? ここではウザいおじさんについてお話ししていきます。
このセリフを常時言うおじさんは、既に時代に取り残されているでしょう。このような人は年下が思い通りに動いてくれないと、何でも若さのせいにします。
説教くさく見えて、実はおじさん自らがコミュニケーションを回避しているこの言葉。つまりは新しい出会いに丁寧に向き合えず、自分の殻に閉じこもっているような状態。全く成長ができない日々でしょう。
説教大好きなおじさん、多いですよね。その説教がためになる内容ならばまだしも、大体が理不尽なダメ出しや悪口です。本人はそうとも気づかず偉そうに「俺の言うことは正しい!」との態度全開なのですから、全員から嫌われます。
このようなおじさんと、お酒の席で一緒になりたくありませんよね。普段はおとなしいのにお酒を飲むと説教おじさんになったり、普段から説教おじさんだけれどもお酒を飲むとさらに説教が加速してしまうパターンも。
いまだに昭和の価値観を引きずっているおじさんは多くいます。令和の時代なのに、「女は男の後ろを1歩下がってついていくべき」「男は男らしくするべき」「女のくせに仕事するなんて、生意気」など。本気でこんな意識を持っているおじさんが、いるのです。
つまりは新しい価値観や、自分と違う考え方を全く受け入れられない、受け入れる気がないと言うこと。新しい時代についていけず孤立すれば、それもまた周囲のせいにしてしまうウザいおじさんです。
おじさんのイメージで、なんだかいつも怒っているというのがありませんか? 実際、威圧的な雰囲気でとげとげしいおじさんが多いのは事実です。「経験豊富で自分は何でもわかっている」と言う気持ちが、潜在的にあるのでしょう。
それが態度に出てしまって、特に年下に対して噛み付いてくるようになってしまいます。相手の全てが、受け入れられない様子。このような態度が威圧的なおじさんは、1秒でも早く離れたいくらいにウザすぎます。
今は、セクハラの定義がかなり厳しくなっています。おかげで、女性も働きやすくなりました。とは言え、昭和の価値観を引きずったままのおじさんは平気でセクハラしてきます。
「いつ結婚するの?」「子供はいつ作るの?」「太ってる」など、本人はセクハラしているつもりもなく日常会話の中で言ってくるのです。しかも、このようなおじさんは何度も何度も同じことを繰り返し言います。場合によっては、コミュニケーションのつもりで体を触ってくることも。セクハラしてくるおじさんは、最も女性からウザがられます。
人間は本能的に、慣れ親しんだ毎日の変化を嫌う傾向にあります。特に年齢を重ねるほどに、挑戦する気持ちを失い守りに入ります。単純に、新しいことが面倒なのです。
若い人たちの斬新なアイディアや、変革のための行動などを頭ごなしに否定するのは、保守的という言葉だけでは収まりきりませんね。変化を嫌う頑固なおじさんでしかないのです。
勤務先など避けられない場所にウザいおじさんがいるならば、距離を取るようにしてください。ウザ絡みされたくないからと愛想よく振る舞っていると、逆効果。余計に懐かれてしまいます。なるべく必要最低限の会話に留め、プライベートの話など踏み込んだ内容の会話はしないように。
かといって、全て無視するなど過激な対応は恨みを買いかねないので、お勧めできません。適度な距離を取り、はっきりと線引きを示すことが大切です。
精神的に適度な距離感で接することの大切さをお話ししましたが、これと同じ位大切なのが物理的な距離です。ウザいおじさんの近くにいるほどに、話しかけられたり接触する確率が高くなってしまいます。
ウザいおじさんのすぐ近くに必要なものがあったとしても、おじさんが席を立ってから取りに行くなど、なるべく近づかないように過ごすと接触の機会が減ります。セクハラなどの場合も同様で立ち向かおうと思うのではなく、物理的な距離が女性を救います。
ウザいおじさんに怒られたり説教されたりすると、こちらまでイライラしたネガティブな感情に陥ってしまいます。
例えば仕事などでウザいおじさんの話を聞かなければならないような状況になったとしても、相手の空気に飲まれず冷静さを心かけてください。何か意見があれば噛み付くのではなく、優しく穏やかに伝えましょう。ウザいおじさんですが、丁寧に対応すれば案外わかってくれることも多いです。
以上、ウザいおじさんの特徴や対処法についてお話ししました。ウザいおじさんは、おじさんの中に一定数存在しています。多くのおじさんは人生経験が豊富だからこそ器が大きかったり、年齢が離れていれば父親のように優しく接してくれるでしょう。
その分ウザいおじさんのうざさが目立ってしまうのも事実。ウザいおじさんに戦いを挑み、真っ向から立ち向かっていく必要はありません。ストレスが溜まってしまうだけ。勤め先や学校など、避けようのないところにウザいおじさんがいたらこちらの記事の対処法を参考にウザさを回避してくださいね!
Written by みなみ