恋の駆け引きを成功させるためには、タイミングと直感、そしてちょっとした”あざとさ”が不可欠。
「そんなの計算じゃん!」と思うかもしれませんが、ほんの少しのあざとさが恋を進展させるきっかけになることも多いんですよね。
そこで今回は、あざといけど効果抜群な恋愛テクニックを一挙ご紹介。モテる女子がこっそり使っているテクニック、あなたも取り入れてみませんか?
人は自分に興味を持ってくれている人に無意識に惹かれるものです。
だからこそ「目が合ったら、一秒だけそらしてまた見る」という目線の動きを使ったテクニックは、あざといけれど効果は抜群。
わざとらしく見えるんじゃ? と思われるかもしれませんが、自然にやればむしろ好印象です。
ポイントは、目線の動きをあえてゆっくりにすること。
少し間を置いて視線をそらし、もう一度そっと目を合わせることで、「気になっているけど、恥ずかしいのかな?」という絶妙なニュアンスを相手に伝えられます。
もちろん、やりすぎは禁物。あくまで自然に、恥じらいを感じさせるくらいの控えめさを意識しましょう。
日常の中に自然に取り入れると効果抜群なのが、ギャップを活かした自然なあざとさ。
恋とは、理屈ではなく感情の動き。相手の知らなかった一面に触れることで、もっと知りたいという気持ちが芽生えて、それが恋愛のきっかけとなるのです。
たとえば、「あっ! スマホ逆さに持ってた!」といった、ちょっとしたミスを演出してみるのもあり。
他にも、飲みの場などでお箸を落としてしまったり、飲み物をこぼしそうになったときに「助けて〜」と軽く甘えてみるのも効果的です。
完璧そうに見える人がドジな一面を見せると、相手の警戒心が緩み、親近感が生まれやすくなります。
もちろん、わざとらしさはNG。“無害で、笑える程度の失敗”を装うのがポイントです。
気になる相手との距離をどう縮めるかは、恋愛の悩みどころの一つですよね。
がっつきすぎは引かれるし、かといって何もしないと関係は一向に進みません。
そんな時に効果を発揮するのが、さりげないボディタッチです。
もちろん、不自然に触りすぎるのはNG。大切なのは、あくまで自然な流れでタッチすることです。
たとえば、会話の中で相手が面白いことを言った時に「えー! それ本当?」と笑いながら軽く腕に触れる程度のボディタッチが効果的。
ちょっとした共感や驚きのリアクションと一緒に触れると、相手も違和感なく受け入れてくれることが多いです。
あくまで会話の一部として、自然なテンションで取り入れることを意識しましょう。
相手との距離を自然に縮める方法として知られているのが、会話の中で相手の名前を呼ぶというシンプルなテクニックです。
人は自分の名前を呼ばれると、自然と親近感を持ちやすくなるもの。これは心理学では「ネームコーリング効果」と呼ばれており、信頼関係を築く上でとても効果的です。
やり方は簡単で、「そうなんだ、○○くんって面白いね」とか「○○ちゃんって、ほんと頑張り屋さんだよね」というように自然な流れで名前を添えるだけでOK。
ただし、毎回名前を連呼するとかえって逆効果になることも。あくまでさりげなく、ここぞという場面でしっかりと印象に残るように使うのがポイントです。
「二人だけの秘密を共有する」という方法は、心の距離を近づけるために効果的なテクニックの一つ。
もちろん、無理に大げさな秘密を作る必要はありません。大事なのは、“他の人とは共有していない”という感覚です。
たとえば、「このカフェ、実はすごく落ちつける穴場なんだよ。あんまり人に教えてないんだけど……」なんていう一言だけでも十分効果的。
相手に「自分だけが知っている特別な情報なんだ」と思わせることができれば、それだけで、二人の間に小さな絆が生まれます。
ただし、あざとくなりすぎないよう要注意。相手が引いてしまっては元も子もないので、あくまで自然体で、ちょっとした特別感を演出してみましょう。
相手に自分の存在を印象づけるためには、まずは「この人と話すの楽しいな」と思ってもらうことが大切。
そのために意識したいのが、なにげない雑談の際にリアクションを大きめにとることです。
たとえば、相手が何かを話してくれたときに「へぇ〜!」「すごいね!」と、他の人にするより少しオーバーにリアクションしてみましょう。
反応が大きいと、相手は「ちゃんと自分の話を聞いてくれている」「楽しんでくれている」と感じやすくなります。
それが居心地のよさや親近感につながり、自然とあなたに心を開いてくれるきっかけになるのです。
人の印象は、ちょっとした会話の間やポツリともらした一言でガラリと変わるもの。
一般的には、特に別れ際の印象が強く残るといわれています。
だからこそ意識したいのが、別れ際に名残惜しそうにするというテクニックです。
たとえばデートの終わりに、駅で別れる前の数分間が勝負のポイント。
「もうちょっと話したかったな……」「もうちょっと一緒にいたいな」と、名残惜しい気持ちをストレートに伝えましょう。
素直な好意が伝われば、次のデートにつながる可能性がグッと上がるはずです。
恋愛はタイミングが命。どれだけ気持ちがあっても、お互いの意思がかみ合わなければうまくいくものもうまくいきません。
大事なのは、アプローチするタイミングを見極める目と、ここぞというときに動ける勇気。
だからこそ、「あざとい」といわれるテクニックを取り入れるのは決して悪いことではありません。
大切なのはわざとらしく演じることではなく、自分の気持ちをシンプルに表現すること。あざとさを味方につけて、恋愛をもっと楽しみましょう。
Written by 糸野旬