40代になると、若い頃のようなお肌のハリツヤや体型を維持するのが難しくなるものです。
でも、だからこそ「40代になっても魅力的で愛される女性でいたい」と思う方は多いのではないでしょうか。
40代には、40代なりの美しさや魅力があります。
今回は、筆者の身近で実際に40代を生き生きと生きる人々をモデルに、40代で愛される女性の5つの特徴と、愛されるためにやるべきことをご紹介します。
はじめに、愛される40代女性の共通点を紹介します。
パートナーや家族、友人など、周りの人たちから愛されている40代女性は、みな一様に「女性らしさ」を大切にしています。
「女性らしさ」とは言っても、体型維持に努める人もいれば、お肌のケアにこだわる人、髪型や洋服などファッションにこだわる人、健康に配慮する人など、どのような形で女性らしさにこだわるかは人それぞれです。
いずれにせよ、美容や健康に気を払うことで「好きな自分でいられる工夫」をしているのかもしれません。
20代の頃のようなきゃぴきゃぴとした明るさではなくとも、表情豊かによく笑うのも彼女たちの特徴です。
特に印象的なのは、40代で愛される女性には「楽天家が多い」ということ。
年の功と言うべきでしょうか、40代ならではの落ち着きや余裕が彼女たちの魅力を引き立てているように感じます。その落ち着きが、気品や優雅さにつながるのかもしれません。
40代で愛されている女性には、聞き上手が多いのも特徴です。必ずしも話し上手でなくても、相手に興味を持って親身に話を聞くなど、自然体で人と接する姿が印象的です。
また、単に聞き上手というだけでなく、相手や周りへの配慮が行き届いていたり、さりげない気遣いが散りばめられていたりするのも特徴です。
手芸やスポーツ、料理、お菓子作りなど、40代を生き生きと生きている人ほど多趣味で、情熱を注げる趣味を持っている傾向があります。
特に、能動的にアウトプットできるような趣味を持っているのが特徴です。
たとえば映画やドラマを鑑賞したり、読書したり、美術品や芸術に触れたりするのは、インプット方向の受動的な趣味です。
しかし、愛されている人たちは、自ら価値を創出したり、クリエイティブに努めたりといった挑戦をしています。
他人の悪口や陰口を言わないのはもちろん、愛される40代女性は良好な人間関係を築いています。
たまにホームパーティーで集まれるような友人やご近所さんがいたり、いつも家族仲良くホームイベントを楽しんでいたり。
当然といえば当然ですが、愛される人の周りには自然と人が集まってくるものです。逆に言えば、人とのコミュニケーションを楽しむのは、愛されるために必要な最低条件なのかもしれません。
それでは次に、40代になっても愛される女性でいるためにやるべきことを紹介します。
愛されている40代女性で、健康や美容に無関心な人を筆者は見たことがありません。女性らしさを大切にしている人は、必ずといっていいほど健康や美容に配慮しています。
たとえば、ストレッチやヨガ、運動などを日課にしていたり、食事や生活習慣に気をつけていたり。
品質の高いコスメを使ったり、スキンケア用品を使ったりする人も少なくありません。
すべてを完璧にこなす必要はありませんが、健康や美容に対する自分なりのこだわりや課題は持っておきたいところです。
愛されている40代女性は、毎日を笑顔で楽しそうに過ごしています。
嫌なことがあって落ち込んだり、時にはコンディションが優れなかったりする日は誰にでもあるでしょう。
でも、彼女たちは不機嫌を誰かにぶつけたり、誰かに機嫌を取ってもらったりしません。
感情を管理し、自分で自分の機嫌を取ります。
つまり、精神的に自立しているのです。
いつでもご機嫌な自分でいられるように、そして自分自身を上手に管理するためにも、感情のコントロールを習慣づけましょう。
いろいろな人や物に興味を持ち、新しいことに関心を持つ人は、生き生きとして見えます。さまざまな情報を受信できるよう、日ごろからアンテナを広く張っておきましょう。
40代では、物事への解像度をいっそう高め、より高い精度で「自分らしさ」を表現できるようになりたいところ。インプットとアウトプットを習慣化できると理想的です。
情熱を注げるような趣味や、夢中になれるような趣味を持ちましょう。
実は、趣味に没頭するのは、健康や美容の維持や向上にとても健康的です。
趣味に没頭すると体内で幸福ホルモンが分泌されますが、この幸福ホルモンにはコンディションや免疫力を整える役割があるのです。
また、趣味を通してストレスから解放されることで、体内のストレスホルモンが中和されます。
「好きなものに没頭する」や「自分の時間を持つ」というのは、心身の健康を保つ上で実はとても重要なのです。
また、趣味は誰かと共感したり関係性を育んだりする上でも、とても便利なツールになります。
たくさんの人に愛される人たちは、ほとんど例外なく「人間好き」です。自らたくさんの人と関わりを持とうとしますし、人に関心を持っています。
実は、人間は基本的に「身近な人を好きになりやすい生き物」です。たとえば、毎日挨拶を交わす人に好意を持ったり、毎日接点がある人を好きになったりしやすいのです。
心理学ではこれを「単純接触効果」と呼びます。
多くの人から愛される人は、この単純接触効果をより多くの相手に対して発動している──と考えることができます。
明るい笑顔で挨拶をしたり、自ら人と積極的に関わりにいったり。意外とそういうささいな行動の積み重ねが、豊かな人間関係のベースとなっているのかもしれません。
40代になると、付き合う人や活動範囲などが固定化され、新しいことにチャレンジする機会が少なくなりがちです。
しかし、40代になってもたくさんの人に愛されている女性は、常に新しい課題や目標を持ち、毎日をハツラツと生きています。
そして何より彼女たち自身、たくさんの人に関心を持ち、感謝しながら生きているように見えます。
日々を生き生きと過ごすために整ったコンディションが必要なのは大前提ですが、もしかすると一番大切なのは、40代になっても人への感謝や真心を忘れない気持ちなのかもしれません。
Written by はるお