「子どもは天使」なんて言われますが、子どもの何気ない一言にショックを受けてしまったことはありませんか?
実は保育士経験のある筆者も、正直幾度となく経験があります。
「子どもの言うことなんだから気にする必要ないよ」
と言われても、素直な子どもだからこそ、忖度のない辛辣な言葉が時に心に刺さってしまいます……。
今回は「子どもに言われてショックだったこと」を集めてみました。
あなたは子どもの発言、どこまで許せますか?
子どに言われてショックな言葉は、外見に関すことから素朴な疑問、親であればズキっとすることまで多岐に渡ります。
突然の発言に笑って誤魔化すしかない言葉から、本気でショックを受ける言葉まで、5つ挙げていきます。
真っ白でスベスベのお肌をもつ子どもには、シミやくすみという概念などありません。
大人の顔を見て、ただ純粋に拭いたら取れる汚れだという認識になるのは自然なことなのかもしれませんが……。
大人同士の世界では人の容姿について指摘することはタブーとされているため余計に衝撃を感じます。
しかし曇りのない目で指摘されると、現実を見ないわけにはいかなくなります。
子どもは言われた相手の気持ちを考えることができず、思ったことをストレートに口に出してしまいます。
太っている人には「ブタみたいだね」髪の毛が薄い人には「なんで髪の毛ないの?」などヒヤッとすることを平気で大きな声で言ってのける場合もあります……。
言われた方としては子どもだからと笑って許せることばかりではありませんよね……。
子どもの頃はまだ知る由もないのです。結婚したいと思ったからといって自分の意思だけで簡単にできるものではないことを……。
正直、「なんで結婚してないの?」と聞かれても「そんなのこっちが聞きたいよー泣」としか言いようがありません。
「そっかー、子どもから見てもそう思うんだ……。」とつい大きく捉えてショックを受けてしまいますよね。
子どものためにこんなに一生懸命になっているのに「パパ(ママ)の方が好き」と言われたらまぁまぁショック大です。
怒った後に言われるならまだしも、普通のテンションで何気なく言われてしまうと「本心なのでは」と余計に気にしてしまうものです。
時間に追われる中一生懸命作った料理を「美味しくない」なんて言われたら、怒りを通り越してショックな時さえあります。疲れている時は特にズキっときてしまうもの。
正直な感想だとはいえ少しは作った方の気持ちも考えて欲しいですよね……。
前項は子どもだからこそ言える、なかなか辛辣な言葉のオンパレードでしたが…… 素直な子どもだからこそ、言われて嬉しかった言葉もあるはず!
こんなことを言われたら、つい全て許してしまうかもしれません。
「大きくなったらパパと結婚する!」「先生結婚しようね♡」なんて言われたら、もうたまりません。
多少イライラすることがあっても、そのかわいい発言で全てもっていかれてしまいますね。
純粋無垢な目で言われる「かわいい」「かっこいい」の褒め言葉は嬉しいものです。
子どもの憧れの対象になることは大人として誇らしいことですし、いつまでもそう思ってもらえるように…… と美容のモチベーションも上がりますね。
見返りを求めてやっているわけではなくても、子どもからの満面の笑みで、「ありがとう!」の言葉は破壊力があります!
仕事や家事で疲れていても、その一言を言われると「よし!頑張るか」と力が湧いてきます。
子どもから「大好き!」と言われてぎゅーっと抱きついてこられたら……。それだけで心のHPが満タンになって回復しそうです。
それほど子どもの持つパワーは大きいもの。普段は憎まれ口ばかりでも、この言葉に嘘はないはずですよ。
お皿を空にして「美味しい! おかわり!」と笑顔で言ってくれたら、料理の作り甲斐もありますよね。
日中元気いっぱい遊んできて、晩御飯をモリモリ食べてくれるだけで親としては嬉しいもの。
子どものご飯の進みが悪い…… と悩まれている親御さんは多いと聞きます。
「おかわり!」と元気に言ってくれることって、当たり前のようで実はとても嬉しいことなのですね。
子どもに言われてショックだったこと・嬉しかったことをそれぞれ挙げていきましたがいかがでしたか?
子どもに言われるからこそストレートに響きますし、ショックを感じてしまうことも多いですよね。子どもの無邪気さは決して天使でかわいい面だけではないのが現実です。
子どもの年齢や関係性にもよりますが、言われて傷ついたことは「その言葉は嫌な気持ちになったよ」と伝えてOK。
徐々に相手の気持ちがわかるように、成長していく子どもがほとんどです。
良くも悪くも素直な子どもと関わるのは大変なこともありますが、喜びも大きいはず!
相手は子どもとはいえ、ショックな言葉を重く受け止めすぎるとしんどいものです。うまくスルーして受け止めすぎないようにしましょう!
Written by 花山こころ